2022.10.14ブログ
おしゃれなキッチンをリフォームで実現する7つのポイント|真似したいテイスト別のアイデアを徹底解説
キッチンのリフォームをする際は、使い勝手や機能性をアップさせるだけでなく、できればおしゃれなキッチンを実現したいものです。今回は、おしゃれなキッチンをリフォームで実現するために心がけたいポイントや、キッチンをおしゃれにするためのアイデアをテイスト別に紹介していきます。
おしゃれなキッチンをリフォームで実現する7つのポイント
キッチンをおしゃれにしたいけれど、何から手をつけてよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。おしゃれなキッチンを実現するためには、次の7つのポイントを意識することが大切です。
1.部屋全体のバランスを考える
2.素材にこだわる
3.おしゃれに目隠しをする
4.コンセプトに合わせて収納を計画する
5.カウンターを設置する
6.照明にこだわる
7.インテリアにこだわる
それぞれのポイントについて、具体的に見ていきましょう。
部屋全体のバランスを考える
近年はLDK一体型の間取りが主流のため、キッチンのリフォームでは部屋全体のバランスを考えることが大切です。レイアウトから変更する場合は、まずは開放的なオープンキッチンにするか、独立したクローズキッチンにするかを決めていきます。
レイアウトごとの特徴を簡単に紹介します。
・壁付け型:壁に寄せて設置されたオープンキッチン。空間を広く使えるというメリットがあります。
・ペニンシュラ型:キッチンの片方を壁に寄せた対面キッチン。程よく隠せてオープンとクローズのバランスが取れたレイアウトです。
・アイランド型:キッチンの四方を壁から離した浮島のようなレイアウト。自由な空間設計がしやすく開放感のあるレイアウトです。
キッチンとリビングの統一感を持たせることも大切です。内装のコーディネートを決めていく前に、まずは軸となるテイストやコンセプトを明確にしておきましょう。
素材にこだわる
レイアウトが決まったら、キッチンのコンセプトに合わせて収納扉やワークトップなど素材を選びましょう。素材によってもキッチンのイメージは大きく異なります。
ワークトップ(天板)の素材は、メンテナンスのしやすいステンレスや人工大理石が一般的です。ステンレスならステイリッシュなイメージ、人工大理石ならナチュラルなイメージになります。
収納扉は面積が大きく、キッチン全体の雰囲気を大きく左右します。木材の扉を選べばナチュラルや和モダンテイストに仕上がります。ツヤ感のある塗装仕上げの扉は、アクセントとなるカラーを選べる点も魅力的で、個性の光るキッチンを実現できるでしょう。
床材はリビングとのつながりを意識して、同じ素材でそろえるのがおすすめです。最近はフローリングが主流で、特に天然木ならではの風合いが感じられる無垢材は人気があります。無垢材は水はねなどがシミになりやすいため、掃除のしやすさを重視する場合はビニール素材のフロアタイルやクッションフロアを選ぶとよいでしょう。
キッチンの壁は、アクセントにタイルを用いるとおしゃれに仕上がります。タイルは目地の掃除が大変というデメリットもありますが、メンテナンス性にすぐれたタイル材も開発されているので取り入れてみてはいかがでしょうか。
おしゃれに目隠しをする
オープンキッチンをおしゃれに見せるうえで大切なのが、程よい目隠しです。ごちゃついているキッチン周りのアイテムが丸見えだと、見栄えが悪くなってしまうからです。特にゴミ箱などは必ず隠せる場所を用意しておきましょう。目隠しとなる腰壁には、あえてアクセントになるカラーや素材を選ぶのもおすすめです。
コンセプトに合わせて収納を計画する
キッチンのごちゃつきを隠すためには、収納計画も重要です。まずは収納のコンセプトを決めましょう。すっきりシンプルに見せたい場合や無機質でクールなイメージにしたい場合は「隠す収納」がおすすめです。一方、カフェのような雰囲気を演出したい場合やあたたかみのあるカントリースタイルにしたい場合は、アイテムを工夫した「見せる収納」が適しています。
収納を計画する際は、動線を考えることも大切です。せっかく収納を作っても、使いづらくて機能していないということになってしまうと意味がありません。キッチンを常におしゃれに見せるためには物がきちんと収納され、整理整頓されていることが重要です。料理をする際の行動を実際にイメージしながら、家事動線を考慮して収納を計画しましょう。
カウンターを設置する
カウンターを設置すると、カフェやバーのようにおしゃれなイメージになります。広めのカウンターでダイニングテーブルを兼ねれば、LDKの空間を広く使えるというメリットもあります。モダンなイメージにしたい場合は樹脂製やステンレス、アンティークな雰囲気に仕上げたいならビンテージ感のある無垢材を使用するなど、素材を工夫するとよいでしょう。
照明にこだわる
取り付ける照明器具によってもおしゃれなキッチンを演出できます。キッチンでは作業する手元を明るく照らすことが重要なため、スポットライトや複数のペンダントライトを取り付けるのも効果的です。電球色によってもキッチンのイメージが変わってくるため、コンセプトに合わせて選ぶとよいでしょう。
インテリアにこだわる
キッチンのテイストに合わせて小物やインテリアにもこだわると、よりおしゃれに見せることができます。シンプルスタイルやナチュラルテイスト、カフェ風のキッチンでは、特に観葉植物をインテリアに用いると、洗練されたおしゃれな雰囲気になります。
【テイスト別】真似したいキッチンアイデア5選
続いて、おしゃれなキッチンを実現するためのアイデアをテイスト別に詳しく紹介していきます。
シンプルスタイルのキッチン
シンプルスタイルのキッチンは、とにかくすっきり見せることが大切です。徹底的に隠す収納で生活感を見せない工夫をしましょう。ワークトップや収納扉を白で統一するなどシンプルな色使いもポイントです。間接照明をアクセントにするとよりおしゃれな雰囲気になるでしょう。
カフェ風のキッチン
カフェのような雰囲気のキッチンにしたいなら、会話を楽しみながら作業ができるカウンターキッチンがおすすめです。カウンターキッチンの場合は、収納を工夫して隠すものと見せるものを計画的に分けるのもポイントです。見せるものはテイストにこだわったセンスの良い小物でまとめて、おしゃれにディスプレイしてみましょう。
和モダンスタイルのキッチン
モダンスタイルのキッチンは、シンプルで直線的なコーディネートが印象的なキッチンです。和を感じられる木材で統一するのがおすすめです。整然としたモダンな雰囲気を演出するため、生活感が出ないようしっかりした収納を計画することもポイントです。
北欧風のキッチン
白か木目調をベースに寒色系の差し色を入れると、北欧風のおしゃれな雰囲気に仕上がります。ブルーグレーなどのナチュラルで低明度の色みを入れるのがポイントです。壁にはレンガ調のタイルを使用したり、あたたかみのある電球色のペンダントライトを設置したりすれば、より北欧らしさが引き立ちます。観葉植物などのグリーンも効果的に配置しましょう。
カントリースタイルのキッチン
カントリースタイルのキッチンは、普段使いのアイテムや素朴なディスプレイなどあたたかみのある雰囲気が特徴的です。お皿や調理器具をセンス良く飾ることで、おしゃれで家庭的な温もりのあるキッチンを演出できます。
まとめ
おしゃれなキッチンをリフォームで実現するために心がけたいポイントやテイスト別のアイデアについて紹介しました。一口におしゃれなキッチンといっても、さまざまなテイストがあるため、まずは実現したいキッチンとコンセプトを明確にしておくことが大切です。リフォームを進めていく中で迷いが生じないよう、最初に方向性をしっかり決めておきましょう。
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