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物件の選ぶ際・決める際には、確認しなくてはならないことがたくさんありますよね。中古マンションの場合は、契約云々の前に、その物件自体をよく確認しておく必要があります。
そこで今回は、中古マンションをチェックする際のポイントをお話していこうと思います。



 

中古マンションポイント１：外観のチェック
外観のチェックは確認しやすいと思いますが、範囲が広範囲にわたりますので、抜け目なくしっかり見ていきたいものですね。ちょっとした亀裂や小さなキズがのちに大きな修理に繋がってしまうこともありますので、ちょっとくらいいいやというのではなく、小さな破損も見逃さないようにしてください。

・屋根：屋根材のズレや破損、塗装の剥がれ、雨樋の破損がないかの確認
・軒裏：雨の染みや亀裂、塗装の剥がれはないかの確認
・外壁：クラックがないか、目地に入った充填材が劣化していないかの確認
・基礎：クラックがないかの確認

中古マンションポイント２：小屋裏や床下はプロにお願いした方が良い
小屋裏や床下は、自分たちで確認するのは容易ではありません。そのため、仮にできたとしても、完全にはできず、結果的に、確認しきれていない状態をつくってしまうことも考えられます。また、シロアリなどプロにしかよくわからないこともありますので、ここは、やはり自己確認ではなく、プロの方にお願いするのが賢明でしょう。

・小屋裏：雨漏れなどによる腐食、木部の破損、雨漏りはないかの確認
・床下：亀裂や破損、漏水、蟻道（シロアリの通り道）、カビの臭いや湿気はないかの確認

中古マンションポイント３：屋内では、建具や窓がスムーズに機能するかとにおいのチェック
みなさん、見た目だけで判断してしまいがちですが、それでは危険です！しかりと触って動かして確認するようにしてください。
また、「におい」の確認も重要です。「何かにおう」ということは、目に見えない気づいていないトラブルが生じているということです。
侮らずにしっかり確認するようにしましょう。

・建具、窓、収納：扉や窓がスムーズに開閉できるかの確認
・クロス、壁：はがれ、浮き、ひびはないかの確認
・キッチンのシンク下：下水のにおい、漏水はないか

いかがでしたでしょうか？
以上が、中古マンションの確認ポイントになります。
何も考えずに確認に行ってしまうと、何を確認すれば良いのか忘れてしまうこともありますので、事前に確認項目をメモに書き出しておくと良いでしょう。