2022.10.14ブログ
既存のキッチンを移動するリフォームの注意点とは?チェックポイントや費用相場を千葉市のリフォーム会社が徹底解説
長年キッチンを使っていると、そろそろレイアウトを変えてより快適に使いたいというご要望もあるでしょう。
しかし、住宅のリフォームについてはあまり詳しくない方もいるかもしれません。
どのような手順を踏めばいいのか、また費用はどれくらいかかってくるのか不安な方もいると思います。
ここではキッチンリフォームをする際のポイントや費用について説明をしていきます。
既存のキッチンを移設してリフォームするメリット
リフォームというと、商品を新たなものに取り替えるイメージがあるのではないでしょうか。
今回説明するのは、設置してある既存のキッチンを、自宅の別の場所に移動させるリフォームです。
既存のキッチンを移動することによって、どのようなメリットがあるのか解説をしていきます。
リフォームをする前の予備知識として参考にしてみてください。
動線の改善ができる
まず1つ目のメリットとして挙げられるのは、家事動線の改善ができるという点です。
長い間キッチンを使っていると、調理から料理を運ぶまでの過程で不便があったり、使いにくい点も見えてくるかもしれません。
キッチンの移設をすることにより、より動線を意識した空間を作り出すことが可能です。
スムーズな動線により、今まで感じていた調理の際の不満を解消することができます。
家の中を見渡せる
2つ目のメリットは、キッチンのリフォームによって家の中を見渡せるようになるということです。
既存のキッチンが壁付けのタイプであれば、ダイニング側には背中が向いている状況になります。
そのため、調理中に周りを見渡すことがなかなかできません。
しかし、対面タイプのキッチンにレイアウトを変更できれば、家の中を見渡しながら調理することも可能です。
子どもがいるような家庭では、このような対面プランへの変更もおすすめとなっております。
費用を抑えることができる
最後に、既存のキッチンを移設することによって、リフォームの費用を抑えることができる点もメリットとして挙げられます。
やはり、リフォームというと費用面での不安があると思います。
一般的なリフォームの場合、新たに取り替える商品代と施工費用が発生してきます。
しかし、既存のキッチンを再利用することによって商品代は削ることができ、施工費用のみで対応する事が可能です。
なるべく費用を抑えてリフォームをしたいという方にはおすすめになります。
キッチン移動や移設の費用相場
リフォームのメリットについて説明しましたが、費用がどのくらいかかるのか不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
ここからはキッチンを移設した場合の費用相場を見ていきます。
キッチンのタイプや、移設の種類によって費用相場も変わってくるため、3つパターンを挙げて説明をしていきます。
リフォームの種類と費用相場は下記の通りとなっております。
それぞれどのような特徴があるのかも一緒に説明をしていきます。
リフォームの種類|費用相場
・既存のキッチン移動 30万円〜
・レイアウトの変更 70万円〜
・2階への移動 100万円〜
既存のキッチンの移動
まず1つ目は、既存のキッチンを取り外して別の場所に移動させるパターンです。
キッチンのリフォームだと高額をイメージしがちですが、こちらのパターンだと比較的安くリフォームが可能です。
キッチン本体の移動・設置に加えて、壁の補修など比較的小さい修繕で終わらせることができます。
また、給排水管や換気ダクトの工事も最小限に抑えることができるため、費用を抑えながらリフォームをすることができます。
レイアウトの変更
2つ目は、キッチンのレイアウトを変更した場合のリフォームです。
例えば、既存が壁付けのキッチンになっているものを、対面プランに付け替えるようなパターンです。
その場合少し大きな工事にはなりますが、キッチンの設置に加えて新たに対面用の壁を作るなど内装工事も必要になります。
そのため、施工業者の数も増えるため、1つ目のパターンよりは費用がかかってしまいます。
2階など上層階への移動
最後は、2階以上の上層階へキッチンを移動するパターンです。
最近ではプライバシーや眺望の関係から、上層階にリビング・ダイニングの空間を作ることも増えてきています。
そのため、キッチンの移設も必要となり、比較的大きな工事となります。
給排水の経路変更、換気ダクト経路の変更、壁・床・天井などの内装工事、のように大きな工事が必要になってきます。
そのため上記2つのパターンと比較すると費用が上がってしまいます。
また、住宅の構造によっては移設ができない場合もあるので事前の確認が必要になります。
今あるキッチンを移動できるかどうかのチェックポイント
ここまでは、キッチンを移設するメリットや、その際に発生する費用相場を見てきました。
キッチンのリフォームを前向きに検討されている方もいるかもしれませんが、その前にいくつかチェックをしておくポイントがあります。
今回は下記の4つのポイントで説明をします。
・サイズが合っているか
・レンジフードのダクト確保ができるか
・排水の勾配確保ができるか
・マンションのレイアウト変更ができるか
リフォームができるかどうか重要なポイントとなりますので、事前にチェックをしておきましょう。
サイズが合っているか
まずはじめに、基本的なことになりますがサイズが合っているかの確認が必要です。
キッチンのサイズが大きく、移動先のスペースに納まらないということであれば、やはりリフォームは大変難しいです。
また、移動したことによって周りのものとの距離が近くなりすぎていないか、スペースが狭くなりすぎていないか、という確認も必要になります。
レンジフードのダクト確保
2つ目は、レンジフードのダクト経路が確保できるかどうかです。
キッチンを移設する際にレンジフードの移動もするため、場合によってはダクトの経路変更も必要になります。
加えて、移設をする場所にもよりますが、新たに壁に排気口を設置する必要もあるかもしれません。
住宅の構造によってはダクトを通すスペースがない状況も考えられるため、事前に現場での確認が必要になります。
排水の勾配確保
次に注意をしておきたいことが、シンクから排水をする際の勾配を確保できるかどうかです。
戸建住宅の場合そこまで問題はないかもしれませんが、マンションリフォームの場合、水の流れが悪くならないよう考慮が必要です。
床下にスペースがあれば比較的移動はしやすいですが、水を流すための勾配が付けられず移設に制限がかかってくる場合もあります。
配管の詰まりなどで後に問題が発生しないためにも、リフォーム前の確認が必要となります。
マンションのレイアウト変更ができるか
4つ目のポイントとして抑えておきたいのが、マンション管理規約上の制約です。
マンションの場合、戸建と異なりリフォームができない場合もあるので注意が必要です。
住んでいる専有部分はリフォームが可能ですが、その他の共有部分はマンションの管理組合が修理を行うため、管理規約と異なるリフォームはできません。
例えば、キッチン配管が階下の天井裏を通っている場合は、配管の移設ができないため同時にキッチンの移設も難しくなります。
どのような管理規約になっているのか、またどのような構造になっているのかを事前に把握しておく必要があります。
まとめ
以上、既存キッチンを移動するうえで大切なポイントを説明してきました。
今回説明したようにキッチンのタイプや移動場所によって金額も変わってきます。
リフォームを慎重に行いたい方もいると思うので、まずは専門的な知識を持っている方への相談をおすすめします。
キッチンをリフォームして快適な生活を送ってみてはいかがでしょうか。
New Article
Archive
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年7月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年4月
- 2020年1月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月