家の外壁は、年とともに少しずつ劣化していくため、一定期間が過ぎると塗り替えが必要になります。

でも、外壁の塗装には数十万円ほどの費用がかかることも多く、なかなか工事に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、外壁塗装の費用相場や千葉市で外壁塗装に使える補助金などをご紹介します。

 

外壁塗装は何のためにするの？

 

そもそも外壁の塗装は何のためにするのでしょうか。

外壁の塗装が必要な理由について見ていきましょう。

防水性能を保つため

 

外壁には、雨水や湿気から家を守る役割があります。

外壁表面の塗膜は、時間の経過とともに劣化し、防水性能を維持できなくなります。

防水性能が維持できなくなると、壁の内側に雨水などが入り込みカビの発生や木材の腐食につながり、家の寿命を縮めてしまいます。

 

見た目にひび割れや剥がれが入っている場合はもちろんですが、そうでなくとも耐用年数を過ぎた外壁は、塗装をし直すことで防水性能を維持することができます。

 

防水性能が低下し、外壁の内側や室内に浸水してしまうと、家の資産価値を下げることにもつながってしまいます。

外壁塗装には、そこそこの費用が必要となりますが、その費用を払わずに放置してしまうと、もっと高額なリフォーム費用を支払わなければならなくなってしまいます。

必ず、必要な時期に塗り替えを行うようにしましょう。

 

外壁を保護するため

 

雨や風、サビや紫外線などから外壁を保護するために、外壁塗装はとても重要です。

外壁の塗膜によって、紫外線などから住宅を保護する役割を持っているので、塗膜が劣化すると、外壁材の内部まで傷んでしまう可能性があります。

外壁材の内部が傷んでしまうと、住宅の寿命を縮めることにつながるので、塗膜で保護することはとても重要なのです。

 

見た目をキレイに保つため

 

家の外壁材は、経年とともに劣化し、ひび割れや剥がれなどの破損が出てくることがあります。

定期的に外壁を塗り替えることで、外壁材の保護につながるため、見た目をキレイに保つことができます。

 

外壁塗装は、見た目をキレイに保つためにも重要な工事なのです。

 

外壁塗装をする目安

 

外壁塗装はどのような症状があったら、どのくらいの年数が経過したら、検討すべきなのでしょうか。

具体的に紹介します。

 

外壁塗装を検討すべき症状

 

外壁塗装を検討したほうが良い症状は、主に6点です。

 

• ひび割れ


• 色あせ


• 塗膜の剥がれ


• 手で触ると白い粉が着く


• サビが発生している


• コケや藻、カビが発生している

 

このような症状が現れたら、外壁塗装を検討する必要があります。

 

外壁に明らかなひび割れや色あせ、剥がれなどがある場合は、塗装工事を検討しましょう。

また、手で触ると白い粉が付く場合も、外壁の劣化が進んでいる可能性がとても高いです。

 

外壁の表面にサビやコケ、藻やカビなどが発生している場合、内部にまで浸水してしまっている可能性が高いので、早急に専門業者に依頼し、見てもらうようにしましょう。

 

外壁塗装を検討すべき経過年数

 

上の外壁塗装を検討すべき症状に当てはまる項目がない場合にも、10〜20年ほど経過している外壁は、塗装の塗り替えを検討しましょう。

 

一般的に、20年ほどが外壁の耐用年数と言われています。

新築直後の場合、30年程度の耐用年数の外壁材もありますので、気になる方は専門の業者に相談してみることをおすすめします。

 

外壁塗装の費用相場

外壁塗装工事は、足場を組むだけでも10万円程度の費用がかかってしまいます。

 

30坪程度の一般的な住宅の外壁塗装の場合、費用の相場は約60〜100万円ほどと言われています。ただし、住宅の大きさや外壁材、塗料の種類や塗装面積、劣化の進行具合によって費用は大きく変わります。

実際に、外壁塗装を検討している住宅でどの程度費用がかかるのかは、専門の塗装業者で見積もりを取ってみないとわかりません。

 

外壁塗装工事を検討している場合は、信頼できる専門の塗装業者に依頼し見積もりを出してもらいましょう。

 

 

千葉市周辺で使える補助金・助成金

外壁の塗装には、少なくとも数十万円の費用がかかります。

いくら必要な費用とはいえ、少しでも負担は減らしたいものです。

 

そこで活用できるのが、自治体が運営している補助金や助成金の制度です。

一定の条件を満たすことで、外壁塗装の費用を補助してもらうことができます。

補助金や助成金は、自治体によって条件や支給金額が異なるので、お住まいの自治体の情報を調べてみましょう。

 

ここでは、千葉県千葉市周辺で活用できる補助金や助成金について紹介します。

 

千葉市木造住宅耐震改修補助制度

 

千葉市では、外壁塗装に特化した補助金や助成金制度はありません。

 

しかし、千葉市木造住宅耐震改修補助制度を活用することで、外壁塗装工事でも補助金をもらえる可能性があります。

 

2000年以前の耐震基準で建てられた木造住宅が対象で、耐震診断・耐震改修費用に対して支給される補助金です。上限100万円が条件に応じて支給されます。

 

令和4年度のこちらの補助金については受付を終了しています。

令和5年度の補助金の情報に関しては、5月ごろに告示される予定となっています。

 

こちらの補助金の詳しい情報は以下の千葉市のページをご確認ください。

参考：千葉市｜千葉市木造住宅耐震改修補助制度

 

市川市あんしん住宅助成金制度

 

千葉県市川市には、市川市あんしん住宅助成金制度という助成金制度があります。

外壁塗装リフォームだけでなく、窓の断熱リフォームや屋根の軽量化リフォームなど、さまざまなリフォームに対して助成金を受け取ることができます。

 

市川市に住民票があることや、税金の滞納などが無いことが支給の条件となります。

上限が10万円で、工事費用の1/3の金額が支給されます。

 

令和4年度の助成金については受付を終了しています。

令和5年度の助成金については未定ですが、3月下旬ごろにホームページで情報を公開する予定となっています。

詳細については以下の市川市の公式ホームページをご確認ください。

参考：市川市｜市川市あんしん住宅助成金制度

 

八千代市木造住宅リフォーム助成金事業

 

千葉県八千代市には、八千代市木造住宅リフォーム助成金事業という助成金制度があります。

外壁塗装リフォームに加え、屋根の葺き替えや天井、壁の張替えなどにも活用できる助成金です。

 

上限が30万円と助成金額が大きいので、条件等に当てはまる場合にはぜひとも申請してもらいたいおすすめの助成金です。

上限30万円で工事費用の1/3の金額が支給されます。

 

令和4年度のこちらの補助金については受付を終了しています。

令和5年度の補助金の情報に関しては、5月ごろに告示される予定となっています。

 

詳しい情報は、以下の八千代市のホームページでご確認ください。

参考：八千代市｜八千代市木造住宅リフォーム助成事業

 

 

補助金・助成金制度が無い自治体は火災保険を活用しよう

補助金や助成金の制度がない自治体に関しては、火災保険を上手に活用することで、費用を抑えることができる場合があります。

現在加入している火災保険の種類や契約内容をよく確認してみましょう。

一定の条件を満たせば、外壁塗装工事で火災保険を使うことができ、お得に工事が行えます。

 

ご検討の場合は詳しい条件をよく調べたり、保険会社に問い合わせたりしてみてください。

 

千葉市で外壁塗装をお考えならアップリフォーム！

千葉県・千葉市周辺で外壁塗装をお考えなら、ぜひ一度アップリフォームにお気軽にご相談ください。

千葉市の他にも、四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市など、幅広いエリアで施工させていただいています。

 

住まいづくりのプロが、お客様お一人お一人に向き合い、補助金や助成金を活用しつつ、最適な提案をさせていただきます。

 

 

まとめ

外壁塗装の必要性や費用の相場、補助金・助成金制度について説明しました。

 

外壁塗装のリフォームには、約60〜100万円ほどの費用がかかります。

その費用を節約しようとして、劣化した外壁を放置していると、浸水によって住宅の寿命を縮めてしまうことに繋がり、結果的に修理代が高くなってしまうことも。

 

自治体が行っている補助金や助成金制度、火災保険などを上手く活用して、少しでも自己負担を少なく外壁塗装リフォームを行いましょう。