2023.04.14ブログ
コロナ後も不可欠!在宅勤務とウィルス対策のためのリフォームとは
新型コロナの問題の沈静化が見えて来て、サラリーマンの生活が以前の状態に戻りつつあります。在宅勤務者が減っているのが、その証拠と言えるでしょう。
ところで、コロナの問題が大きかった時期に在宅勤務とウィルス対策を取り入れた家がハウスメーカーなどから提案されました。そして、この動きはリフォームの領域でも見られました。
それでは、住宅のこのような動きは、昨今に見られるコロナ問題の沈静化と共に無くなってしまうのでしょうか。
ここでは、コロナ問題沈静化後の、在宅勤務とウィルス対策のためのリフォームを考えてみます。
在宅勤務は続くのか
在宅勤務者が減っている職場は多いです。
しかし、業界によっては積極的に推進しているところもあります。
在宅勤務は今後、どのような状況になって行くのでしょうか。
在宅勤務はメリットが多い
まずは在宅勤務のメリットについて挙げてみましょう。
在宅勤務は大きなメリットが会社側としても労働者側としても存在します。
会社側にとっては、コストダウンが大きなメリットと言えます。在宅勤務のためには設備が必要にはなるのですが、交通費をはじめとする多くの経費のカットが可能。事務所の規模縮小も可能になるので、固定費の削減もできます。
一方、労働者側としては通勤がなくなるので、時間と労力の節約が可能です。家族と過ごせる時間も増え、ワークライフバランスの推進も狙えるのです。
今後も続く可能性が高い
在宅勤務を推進するテクノロジーは数年前よりも充実しています。
スマートフォンはビジネスマンにとっては便利なツールなのですが、以前よりも利便性が向上しています。今では遠隔地のデバイスとの連携が可能。文書を含めたさまざまな情報のやり取りにおいても便利です。
この動きを考えるならば、在宅勤務は一時的に減るように思えるかも知れませんが、システムやデバイスの進化がある限り続く可能性が高いと考えられます。
会社側にとってのコストダウン、労働者側にとっての時間と労力の節約を、システムとデバイスの進化が後押しすれば、在宅勤務は続行され得るのです。
コロナ後もウイルス対策は必要
次に、ウィルス対策についても考えてみましょう。
衛生的な環境は必須
コロナの問題は確かに沈静化して来てはいます。
しかし、仮にコロナが沈静化したとしても、衛生面をなおざりにするべきではありません。コロナ以外にも、インフルエンザやノロウイルスなどの問題が残るからです。
衛生的な環境の維持やレベルアップは必須のものとなるでしょう。
新しい技術の応用
今の環境維持には多くの新しい技術が応用されています。
良い例として挙げられるのが、素材の抗菌・抗ウイルス処理、タッチレスで起動できる機器の進化です。
壁紙やフロア材には抗菌処理や抗ウイルス処理を施したタイプがありますし、水栓やドア錠などにはタッチレスで扱えるものも増えています。
在宅勤務とウィルス対策を狙ったリフォームの必要性
ここで、住宅のリフォームについて考えてみましょう。
在宅勤務とウィルス対策を効果的にするには、どのようなリフォームとなるのでしょうか。
古い住宅について
今の住宅は長寿命化が進み、適切なメンテナンスをしさえすれば、非常に長く利用することが可能です。実際、不動産の広告を見るならば、築40年を超えるような物件であっても現役で使われていることが分かります。
しかし、これらの物件は在宅勤務の無い時代に建てられているので、労務環境が整っているはずもありません。
また、このような物件は衛生環境が整っているとは限りません。旧態依然の設備が使われていることも多く、衛生面では今の住宅には及ばないのです。
このように、昔の住宅は在宅勤務にもウィルス対策にも不十分です。在宅勤務とウィルス対策のためのリフォームが望まれるのです。
在宅勤務のためのリフォームとは
それでは、在宅勤務のためのリフォームには、どのようなものがあるのでしょうか。
第1に挙げられるのが「スペース確保のためのリフォーム」です。
仕事を集中して行うためには専用の場所がある方がベター。家族とは一定の距離を取った方が集中力がアップします。また、人によっては家族に見せられない資料を扱う場合もあるでしょう。仕事のスペースを作ることは必要なのです。
また、「設備の設置のためのリフォーム」もあります。
職業にもよるでしょうが、複数台の大きな画面を接続するパソコンを使う仕事もあります。1台で調査をし、2台目で資料化や設計をする…というケースもあるのです。
その場合には、設備を置くためのスペースと電源やWIFIなどを設けなければいけません。
このように、在宅勤務においても独自のリフォームがあります。古い住宅のままでは不可能な場合が多く、リフォームが必要なのです。
ウィルス対策のリフォームとは
ウィルス対策のリフォームには「ウィルスの繁殖を防ぐもの」と「非接触」、そして「小まめな手洗い」が挙げられます。
ウィルスの繁殖を防ぐリフォームとしては、前述の抗菌・抗ウイルス機能の持つ内装材の使用があり、非接触にはタッチレスの水栓やタッチレスで操作できるドア錠などが挙げられます。
また、小まめな手洗いも非常に大切です。玄関部分に手洗い場を設けることもあります。
リフォームの事例
それでは、具体的なリフォームの事例にはどのようなものがあるのでしょうか。
在宅勤務のスペース確保
リビングの一角に仕事専用のスペースを作る例が代表的と言えるでしょう。
リビングに近ければ、休憩を取ることも容易になりますし、家族とも離れ過ぎずに居られるからです。
尚、リビングと仕切るためには可動のパーテーションなどもオススメです。仕事をしない時はオープンにして、仕事をする時には仕切ることが可能だから。オンとオフを使い分けるのに便利だからです。
複数の水栓の設置
ウイルス対策の手段としては、前に挙げた「小まめな手洗い」があります。そのためには複数の水栓が望まれます。玄関先などに設けると、帰宅時に手洗いが可能なので衛生的です。
ただし、水栓などのリフォームをする場合には、その場所まで水道を引かなければいけません。水道工事の規模が大きくなることもあります。
タッチレスの設備を設置
タッチレスの設備の設置も大切です。
具体的には、先に挙げたように水栓やドア錠をタッチレス化することが挙げられます。
今のキッチンの水栓はタッチレスのタイプがあって衛生的です。
尚、タッチレスの水栓には電池式のタイプがあります。電気工事の必要が無いのでコストもそれほど掛かりません。
換気システムの設置
室内の空気環境の整備も大切です。ウィルス対策には換気が必要なのです。
しかし、古い住宅の場合には換気システムが不十分なケースが多く見られます。
さて、換気のためのリフォームには窓のリフォームが挙げられます。窓を改善して空気が流れるようにすれば、室内の空気環境が改善し、換気に有利になるのです。
また、24時間換気システムの導入も効果的な換気が可能。リフォームで設置するのがベターです。
まとめ
在宅勤務とウィルス対策について、リフォームと絡めながら取り上げました。
在宅勤務は続く可能性があり、ウィルス対策も必要なことが理解できたことでしょう。
そして、古い住宅であってもリフォームによって住宅を改装することは可能。自分の仕事と環境に合わせてリフォームの計画を立てましょう。
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