2023.05.05ブログ
ここまで可能!フルリノベーションの魅力とアイデアを千葉市のリフォーム会社が解説

住宅は古くなると不便になり、外観も内装もボロボロになってしまいます。
そのようなときにオススメなのがフルリノベーションです。フルリノベーションは単なる改装ではなく、「価値を高める改装」を意味します。つまり、フルリノベーションによって住宅は利便性と価値が向上するのです。
そして、フルリノベーションは建物全体の価値を上げる改装。単なる部屋のリノベーションとは規模も違ってきます。
この記事では住宅のフルリノベーションについて、その魅力に迫り、アイデアと注意点について解説します。
フルリノベーションの魅力
まずはフルリノベーションの魅力について解説します。
家屋全体が新築同様になる
最初に挙げられるのが「家屋全体が新築同様になる」点です。
古い家屋であればモルタル壁かも知れませんし、内装のデザインも陳腐化したものでしょう。家屋の築年数にもよるのでしょうが、八畳間と六畳間を組み合わせた家屋かも知れません。
しかし、フルリノベーションによって外装から間取りまで変えるならば、現代的でスタイリッシュな住宅に生まれ変わります。
機能性の向上
住宅設備の進化は時代と共に多くの進化を遂げています。例えば、昨今においては新型コロナの問題により、衛生面でのレベルが上がりました。
さて、フルリノベーションによって住宅設備を一新すれば、住宅全体の機能性アップも可能です。
キッチンを新しいタイプに交換すればタッチレスの水栓に変わるため、より衛生的です。また、以前よりも冷めにくい浴槽が登場しているので、浴室交換により省エネ化が狙えます。
建て替えより安い
リノベーションは基本的には設備・内装・外装の交換になり、主要構造部分は基本的に変えません。そのため、建て替えと比較すると費用が大幅に削減されます。
建て替えは全体がリニューアルされますが、既存の家屋の解体から始まり、新しい家屋の設計・積算・工事が必要なので、多額の費用が必要。コスト面ではフルリノベーションに劣るのです。
リノベーションのアイデア
リノベーションでよく見られる工事には設備の交換や間取りの変更がありますが、家屋全体を改装するので「一枚上手な改装」も可能です。
そこで、ここでは「一枚上手」を狙うフルリノベーションのアイデアを挙げてみましょう。
省エネ化
省エネ化は家屋の付加価値が向上します。
フルリノベーションの主な手段は、高効率の給湯器への交換や太陽光パネルなどの設置などです。
設備が高額なものが多いので、コストが気になるかも知れません。
短期的には設備費が掛かるように思えますが、長期間の省エネを考えるならば経済的なメリットが生まれるのです。
バリアフリー化
高齢化が進む中、バリアフリー化された建物は一層の価値を持ちます。
さて、バリアフリー化の基本的な手段は段差の解消と手すりの設置です。そのため、フロアの全面交換も考えるべき。また、手すりの手触りも考えたいものです。
また、忘れがちなのが「防滑化」と「車椅子への対応」。間取りの変更なども必要かも知れませんが、将来を考えるならばオススメです。
二世帯住宅化
高齢化が進む中、二世帯住宅はますます必要になるかも知れません。
さて、住宅は間取りを変えることによって、二世帯住宅に変えることも可能です。
また、親世帯の部分はバリアフリー仕様にし、子世帯の部分は子供部屋を設ければ、より快適な家造りができるでしょう。
断熱化
断熱化のメリットは光熱費の削減だけではありません。家屋の気温が均等化するため、ヒートショックのリスクが減るのです。これはお年寄りに優しい家造りと言えるでしょう。
さて、断熱化は壁・床・天井部分の断熱材の追加や交換、窓や玄関ドアの交換などがあります。これらの工事は以前であれば大掛かりな工事が必要でした。しかし、今はカバー工法が採用されているものが多く、コストと工期の削減が可能です。
収納スペースの拡張
収納は住宅の利便性に直結する重要な部分です。
さて、古い住宅では収納は押入れがメインでした。基本的には布団や衣服をたたんで収納する考え方です。
しかし、今ではベッドの使用が多くなりました。また、衣服の収納はクローゼットが多数派です。
さて、フルリノベーションは押入れをクローゼットに一新し、利便性を向上させます。
また、天井や床の改装と同時に床下収納や天井裏収納、そしてロフトなどの設置も可能。普段使わないものを片付けるのにオススメです。
防音室の設置
音楽鑑賞を趣味にしている人には「もっと大きな音で聞きたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。
また、楽器演奏をする人にも「もっと音量を大きくしたい」と思う人は多いはずです。
さて、フルリノベーションでは家屋に防音室を設けることも十分にアリです。防音仕様の内装材は必要になりますが、家をより楽しいものへと変えてくれます。
ただ、防音室を作るノウハウは一般の家とは違います。別途に業者に相談する必要が出て来るので、リノベーションを最初に相談する段階でハッキリと伝えましょう。
フルリノベーションの注意点
フルリノベーションは「価値を上げる改装」ではあるのですが、アイデア次第では「それ以上」を狙うことも可能です。
しかし、改装は無制限に可能なのではありません。やはり注意点は存在し、許容される範囲内で行わなければいけないのです。
それでは、どのような点に気を付けなければいけないのでしょうか。
予算に気をつける
リノベーションは価値を上げる改装なので、一般のリフォーム工事よりも価格が上がってしまいます。そのため、予算管理には気を付けなければいけません。
尚、リノベーションは全部をゴージャスにするだけが良い手段とは限りません。デザインのアクセントとなる部分にゴージャスな部分を設けて、全体にメリハリを付けるのもコストダウンにも繋がる良い手段です。
また、改装には自治体の補助が付く場合があります。上手に使えば経済的になるので、良く確認して予算計画を立てましょう。
工期の計画を立てる
工期の計画を立てることは大切です。
工事の規模が大きくなり、その分だけ工期も長くなります。そして、状況によっては仮住まいが必要になり、不動産のための資金を工面しなければいけません。
また、工事は近隣の住民に迷惑を掛けることが多いので、説明することが必要です。そのためには工期の計画が必要。しっかりと事前に立てましょう。
構造部分の問題に注意
フルリノベーションで可能なことは多いです。2つの部屋の間の壁を撤去して広いスペースを造ったり、天井を高くして解放感あふれる空間を造ったりと、実にさまざまな工事が可能です。
しかし、いくらフルリノベーションでも無制限ではありません。工事には限界があるのです。
特に重要なのは柱や梁などの主要構造部分との関係。この部分は建物の強度に絡むので、下手に手を加えると危険です。計画する時には、構造部分との関係性に注意して仕様を決めましょう。
確認申請の有無をチェックする
建物の改装は、規模が大きくなったりすると確認申請をしなければいけません。
例としては、10㎡以上の増築工事、準防火地域・防火地域での増築工事、「木造2階建て以下の住宅」以外の大規模な修繕、大規模な模様替えなどです。
計画の段階で、工事の内容から確認申請の有無をチェックしましょう。
まとめ
フルリノベーションについて取り上げました。その魅力やアイデア、注意点などがイメージできたことでしょう。
また、今までの自宅の改装のイメージが、より具体的になった人もいることと思います。
マイホーム造りは一生に一度の作業にもなり得るほど重要です。「こんなはずでは無かった」ということのないように、しっかりと計画して作業に臨みましょう。
New Article
Archive
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年7月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年4月
- 2020年1月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月