2023.06.09ブログ
お風呂をキレイに快適に!浴室リフォームでできることや費用相場などを解説
「掃除しても汚れが落ちない」「冬場寒くてお風呂が辛い」など、お風呂に関するさまざまな悩みを抱えているという方も多いのではないでしょうか。
お風呂が寒いと、ヒートショックなど体への影響も心配。毎日使うお風呂だから、キレイで快適な空間にしたいものです。
そこで今回は、お風呂のリフォームでできることや、お風呂のリフォームにかかる費用の相場などについて詳しく解説します。
お風呂のリフォームには、いくつかのパターンがあります。
・在来工法からシステムバスに
・部分的なリフォーム
・バリアフリーリフォーム
・バスルームの移動や拡張
具体的にどのようなリフォームなのか、詳しく見ていきましょう。
在来工法とは、タイル張りの床や壁が特徴の昔ながらの浴室のこと。
タイルの目地の掃除がしにくかったり、経年劣化によって漏水が発生したりといったことが起こりがちです。さらに、タイル張りの浴室は冬場に寒さを感じやすいという特徴も。
在来工法のお風呂をシステムバスに取り替えるリフォームがおすすめです。
システムバスとは、床や壁、浴槽などのパーツを組み立てる浴室のことです。断熱性が高く、冬の入浴でも寒さを感じにくいのが特徴。浴槽の保温効果も高いので、光熱費の節約にも繋がります。
さらに、床や壁、排水口の掃除もしやすい作りになっているものが多く、日々のお手入れもぐんと楽になります。
システムバスに取り替えるリフォームは浴室を丸ごとリフォームすることになりますが、「そこまでしなくても...」という方には部分的なリフォームという手段も。
浴槽の交換
・壁や天井の張り替え
・床の張り替え
・浴室ドアの交換
・シャワーヘッドや水栓の取り替え
・給湯器の交換
・浴室暖房乾燥機の交換・設置
古くなった設備のみを取り替える部分的なリフォームで、費用を安く抑えることができます。
在来工法の浴室は、出入り口の段差や浴槽の高さが気になるという方も。
特に高齢者や小さなお子さんがいるご家庭では、つまずいて転倒し、ケガをしてしまうリスクがあります。
段差を解消したり、浴槽に入るための手すりを設置したりといったリフォームをすることで、リスクを最小限に。
さらに、滑りにくい床材に張り替えることで、よりバリアフリーな浴室になります。
バスルームの場所を移動させたり、空間を広く拡張させたりといったリフォームも可能です。
家自体の間取りを変更したり、洗面脱衣所の一部を浴室に取り込んだりといった、比較的大規模な工事が必要。他のリフォームに比べて費用も高額になりがちなので、本当に移動や拡張が必要かをしっかりと検討しましょう。
お風呂のリフォームでは、どのくらいの費用がかかるのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。
リフォームのパターンごとにそれぞれ詳しく紹介します。
浴室全体をシステムバスに取り替える費用は50〜200万円ほど。工事期間は3日から1週間ほどかかるケースが多いです。
元の浴室が在来工法かシステムバスかや、採用する製品のグレードや大きさなどによって費用や工事期間が変わってきます。
部分的なリフォームにかかる費用を見ていきましょう。
古い浴槽を撤去し、新しい浴槽を設置する工事。費用は10〜50万円ほどが相場です。
工事期間は1日で終わることも多いですが、1週間程度を想定しておきましょう。
浴室内の壁や天井を張り替える工事には、10〜30万円ほどの費用がかかります。
1日から2日ほどで工事が完了することがほとんどです。
滑りやすいタイルやプラスチック材などの床の張り替え工事。10〜20万円ほどが費用の相場です。
こちらも1日から2日ほどで工事が完了します。
ドアのみを交換するリフォームと、ドア枠ごと交換するリフォームがあります。
費用は5〜20万円程度。ドア枠の交換もする場合、比較的費用は高額になります。
ドアのみの交換であれば、工事は早くて数時間で終わることも。ドア枠も合わせて交換する場合は3日程度を予定しておきましょう。
古くなったシャワーヘッドや水栓の取り替え工事。2〜5万円程度で工事が可能です。
工事も数時間で完了することがほとんどです。
古くなった給湯器を新しいものに交換する工事。費用は5〜25万円ほどです。
新しく設置する給湯器の種類によって費用が変わってきます。追い焚き機能がついたものや、暖房機能がついたものなどは高額になりやすいです。
通常、1日から2日ほどで工事は完了します。
浴室暖房乾燥機の交換や設置には、5〜30万円程度の費用がかかります。
1日〜3日ほどで工事が完了します。
バリアフリーリフォームにはいくつかの種類があります。
それぞれの費用の相場を見ていきましょう。
出入り口の段差を解消する工事には、5〜10万円ほどの費用がかかります。
既存の浴室の状態によって完全にフラットにするのが難しいケースもあるので、詳しくはリフォーム業者に相談してみましょう。
手すりの設置工事は、3〜5万円ほどで行えます。
取り付け後の使用感をイメージして、どこに設置するのが効果的なのかを事前にしっかりと検討しましょう。
滑りにくい床材に交換する工事は、10〜20万円ほどの費用がかかります。
既存の床材の上に接着剤で直接貼り付けられるシート床材などもあるので、比較的お手軽にリフォームすることもできます。
移動や拡張には、70〜250万円ほどの費用が必要です。
間取りを変更する場合は、どうしても費用は高額になりがち。工事期間も長くなります。
バスルームを移動させる場合、2週間から1ヶ月ほど。拡張工事の場合、1週間から1ヶ月ほどの期間がかかります。
実際にお風呂のリフォームを検討するときには、どのような点に注意が必要なのかを紹介します。
まず、工事にはどのくらいの期間がかかるのかを業者に確認しておきましょう。
工事期間中は自宅のお風呂を使用することができないので、近くの銭湯などを利用することになります。
さらに、工事の内容によっては洗面脱衣所が使用できない可能性も。朝の支度などで洗面所が使えない可能性も出てくるので、事前に対策を考えておきましょう。
リフォーム費用の相場は、一般の方ではよくわからないことも多いもの。
業者から出された見積もりの金額が妥当なのか、判断に迷ったら「相見積もり」をとってみると良いでしょう。
相見積もりとは、2〜3社ほどの業者から見積もりを取ることです。2〜3社の見積もりを比較することで相場がわかり、安く施工してくれる業者を見つけることもできます。
リフォームの内容によっては、補助金や助成金が使える可能性があります。
お風呂リフォームで使える補助金や助成金を紹介します。
子育て世帯や若者世帯が省エネ性能の高い住宅の取得やリフォームなどを行う場合に費用の一部を補助してくれる補助金です。
お風呂リフォームの場合、断熱性能の高い浴槽や高効率給湯器の導入、子育て対応改修、バリアフリー工事などが対象です。
条件によって5〜45万円ほどの費用が補助されます。
詳しくは、こどもエコすまい支援事業の公式ホームページをご覧ください。
子育てのしやすい生活環境を整えるために、住宅性能の向上リフォームを行う場合に支給される補助金です。
ユニットバスへの交換やバリアフリー工事、増設、断熱サッシ・高効率給湯器への交換などが補助の対象になります。
条件によって100〜200万円の補助金が支給されます。
詳しくは、長期優良住宅化リフォーム推進事業の公式ホームページをご覧ください。
国が行っている補助金制度以外に、自治体が独自で行っているものも。
自治体ごとにさまざまな種類の補助金が用意されているので、お住まいの地域にはどのような制度があるか、公式ホームページなどで確認してみましょう。
バリアフリー対応の浴室にリフォームする場合、介護保険の補助金を利用できます。要支援・要介護認定を受けていて、改修を予定している住居に居住していることなどが条件です。
介護保険の補助金を利用するには、ケアマネジャーを通しての申請が必要なので、利用を検討しているのであれば、まずは担当のケアマネジャーに相談してみましょう。
お風呂は、経年によって少しずつ劣化していきます。
古いお風呂や寒いお風呂は、それだけでストレスの原因にもなりかねません。毎日使うお風呂だからこそ、いつもキレイで快適な環境に整えてリラックスできる空間にしたいですよね。
お風呂のリフォームは、高額な費用がかかるものから、数万円でできる手頃なものまで。
自宅のお風呂のリフォームには、どのような工事が最適なのかを信頼できるリフォーム業者に相談してみましょう。
お風呂が寒いと、ヒートショックなど体への影響も心配。毎日使うお風呂だから、キレイで快適な空間にしたいものです。
そこで今回は、お風呂のリフォームでできることや、お風呂のリフォームにかかる費用の相場などについて詳しく解説します。
お風呂リフォームでできること
お風呂のリフォームには、いくつかのパターンがあります。
・在来工法からシステムバスに
・部分的なリフォーム
・バリアフリーリフォーム
・バスルームの移動や拡張
具体的にどのようなリフォームなのか、詳しく見ていきましょう。
在来工法からシステムバスに
在来工法とは、タイル張りの床や壁が特徴の昔ながらの浴室のこと。
タイルの目地の掃除がしにくかったり、経年劣化によって漏水が発生したりといったことが起こりがちです。さらに、タイル張りの浴室は冬場に寒さを感じやすいという特徴も。
在来工法のお風呂をシステムバスに取り替えるリフォームがおすすめです。
システムバスとは、床や壁、浴槽などのパーツを組み立てる浴室のことです。断熱性が高く、冬の入浴でも寒さを感じにくいのが特徴。浴槽の保温効果も高いので、光熱費の節約にも繋がります。
さらに、床や壁、排水口の掃除もしやすい作りになっているものが多く、日々のお手入れもぐんと楽になります。
部分的なリフォーム
システムバスに取り替えるリフォームは浴室を丸ごとリフォームすることになりますが、「そこまでしなくても...」という方には部分的なリフォームという手段も。
浴槽の交換
・壁や天井の張り替え
・床の張り替え
・浴室ドアの交換
・シャワーヘッドや水栓の取り替え
・給湯器の交換
・浴室暖房乾燥機の交換・設置
古くなった設備のみを取り替える部分的なリフォームで、費用を安く抑えることができます。
バリアフリーリフォーム
在来工法の浴室は、出入り口の段差や浴槽の高さが気になるという方も。
特に高齢者や小さなお子さんがいるご家庭では、つまずいて転倒し、ケガをしてしまうリスクがあります。
段差を解消したり、浴槽に入るための手すりを設置したりといったリフォームをすることで、リスクを最小限に。
さらに、滑りにくい床材に張り替えることで、よりバリアフリーな浴室になります。
バスルームの移動や拡張
バスルームの場所を移動させたり、空間を広く拡張させたりといったリフォームも可能です。
家自体の間取りを変更したり、洗面脱衣所の一部を浴室に取り込んだりといった、比較的大規模な工事が必要。他のリフォームに比べて費用も高額になりがちなので、本当に移動や拡張が必要かをしっかりと検討しましょう。
お風呂リフォームの費用相場
お風呂のリフォームでは、どのくらいの費用がかかるのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。
リフォームのパターンごとにそれぞれ詳しく紹介します。
システムバスに取り替える費用
浴室全体をシステムバスに取り替える費用は50〜200万円ほど。工事期間は3日から1週間ほどかかるケースが多いです。
元の浴室が在来工法かシステムバスかや、採用する製品のグレードや大きさなどによって費用や工事期間が変わってきます。
部分的なリフォームにかかる費用
部分的なリフォームにかかる費用を見ていきましょう。
浴槽の交換
古い浴槽を撤去し、新しい浴槽を設置する工事。費用は10〜50万円ほどが相場です。
工事期間は1日で終わることも多いですが、1週間程度を想定しておきましょう。
壁や天井の張り替え
浴室内の壁や天井を張り替える工事には、10〜30万円ほどの費用がかかります。
1日から2日ほどで工事が完了することがほとんどです。
床の張り替え
滑りやすいタイルやプラスチック材などの床の張り替え工事。10〜20万円ほどが費用の相場です。
こちらも1日から2日ほどで工事が完了します。
浴室ドアの交換
ドアのみを交換するリフォームと、ドア枠ごと交換するリフォームがあります。
費用は5〜20万円程度。ドア枠の交換もする場合、比較的費用は高額になります。
ドアのみの交換であれば、工事は早くて数時間で終わることも。ドア枠も合わせて交換する場合は3日程度を予定しておきましょう。
シャワーヘッドや水栓の取り替え
古くなったシャワーヘッドや水栓の取り替え工事。2〜5万円程度で工事が可能です。
工事も数時間で完了することがほとんどです。
給湯器の交換
古くなった給湯器を新しいものに交換する工事。費用は5〜25万円ほどです。
新しく設置する給湯器の種類によって費用が変わってきます。追い焚き機能がついたものや、暖房機能がついたものなどは高額になりやすいです。
通常、1日から2日ほどで工事は完了します。
浴室暖房乾燥機の交換・設置
浴室暖房乾燥機の交換や設置には、5〜30万円程度の費用がかかります。
1日〜3日ほどで工事が完了します。
バリアフリーリフォームにかかる費用
バリアフリーリフォームにはいくつかの種類があります。
それぞれの費用の相場を見ていきましょう。
出入り口の段差の解消
出入り口の段差を解消する工事には、5〜10万円ほどの費用がかかります。
既存の浴室の状態によって完全にフラットにするのが難しいケースもあるので、詳しくはリフォーム業者に相談してみましょう。
手すりの設置
手すりの設置工事は、3〜5万円ほどで行えます。
取り付け後の使用感をイメージして、どこに設置するのが効果的なのかを事前にしっかりと検討しましょう。
滑りにくい床材に交換
滑りにくい床材に交換する工事は、10〜20万円ほどの費用がかかります。
既存の床材の上に接着剤で直接貼り付けられるシート床材などもあるので、比較的お手軽にリフォームすることもできます。
バスルームの移動や拡張にかかる費用
移動や拡張には、70〜250万円ほどの費用が必要です。
間取りを変更する場合は、どうしても費用は高額になりがち。工事期間も長くなります。
バスルームを移動させる場合、2週間から1ヶ月ほど。拡張工事の場合、1週間から1ヶ月ほどの期間がかかります。
お風呂リフォームを検討するときの注意点
実際にお風呂のリフォームを検討するときには、どのような点に注意が必要なのかを紹介します。
工事にどれくらいの期間がかかるのかを確認しておく
まず、工事にはどのくらいの期間がかかるのかを業者に確認しておきましょう。
工事期間中は自宅のお風呂を使用することができないので、近くの銭湯などを利用することになります。
さらに、工事の内容によっては洗面脱衣所が使用できない可能性も。朝の支度などで洗面所が使えない可能性も出てくるので、事前に対策を考えておきましょう。
費用はどれくらいかかるのかを相見積もりで比較する
リフォーム費用の相場は、一般の方ではよくわからないことも多いもの。
業者から出された見積もりの金額が妥当なのか、判断に迷ったら「相見積もり」をとってみると良いでしょう。
相見積もりとは、2〜3社ほどの業者から見積もりを取ることです。2〜3社の見積もりを比較することで相場がわかり、安く施工してくれる業者を見つけることもできます。
お風呂リフォームで使える補助金・助成金
リフォームの内容によっては、補助金や助成金が使える可能性があります。
お風呂リフォームで使える補助金や助成金を紹介します。
こどもエコすまい支援事業
子育て世帯や若者世帯が省エネ性能の高い住宅の取得やリフォームなどを行う場合に費用の一部を補助してくれる補助金です。
お風呂リフォームの場合、断熱性能の高い浴槽や高効率給湯器の導入、子育て対応改修、バリアフリー工事などが対象です。
条件によって5〜45万円ほどの費用が補助されます。
詳しくは、こどもエコすまい支援事業の公式ホームページをご覧ください。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
子育てのしやすい生活環境を整えるために、住宅性能の向上リフォームを行う場合に支給される補助金です。
ユニットバスへの交換やバリアフリー工事、増設、断熱サッシ・高効率給湯器への交換などが補助の対象になります。
条件によって100〜200万円の補助金が支給されます。
詳しくは、長期優良住宅化リフォーム推進事業の公式ホームページをご覧ください。
自治体ごとの補助金制度
国が行っている補助金制度以外に、自治体が独自で行っているものも。
自治体ごとにさまざまな種類の補助金が用意されているので、お住まいの地域にはどのような制度があるか、公式ホームページなどで確認してみましょう。
介護保険の補助金
バリアフリー対応の浴室にリフォームする場合、介護保険の補助金を利用できます。要支援・要介護認定を受けていて、改修を予定している住居に居住していることなどが条件です。
介護保険の補助金を利用するには、ケアマネジャーを通しての申請が必要なので、利用を検討しているのであれば、まずは担当のケアマネジャーに相談してみましょう。
まとめ
お風呂は、経年によって少しずつ劣化していきます。
古いお風呂や寒いお風呂は、それだけでストレスの原因にもなりかねません。毎日使うお風呂だからこそ、いつもキレイで快適な環境に整えてリラックスできる空間にしたいですよね。
お風呂のリフォームは、高額な費用がかかるものから、数万円でできる手頃なものまで。
自宅のお風呂のリフォームには、どのような工事が最適なのかを信頼できるリフォーム業者に相談してみましょう。
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