2023.08.18ブログ
敷き込みカーペットの張り替えの方法や費用相場は?カーペットの選び方や注意点も千葉市にあるリフォーム会社が解説!
戸建て住宅やマンションの洋室、事務所や施設のお部屋などに敷き込まれているカーペット。
新築時にはとてもきれいだったのに、使っているうちに黒ずんできたり、シミや汚れが目立ってきたり、メンテナンスに苦労していませんか。
なかには、「そろそろリフォームしたい!」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回、古くなったカーペットをリフォームしたいという方に、カーペットの種類や張り替え方法、費用相場など張り替えにまつわる全てを詳しく解説します。
カーペットを新しくして、新たな空間へとリフォームしましょう。
カーペットはどんな素材から出来ている?
まずは、カーペットはどんな素材からできているのか、ご紹介します。
リフォームとなった際に、カーペットの素材や機能を事前に知っておくと、理想のカーペット探しがぐっと楽になります。
ナイロンなどの化学繊維
ナイロン素材からできたカーペットのほか、ポリプロピレン・アクリル・ポリエステル素材の商品もあります。
これらの化学繊維は他の素材と比べて耐久性に最も優れ、耐水性もある点が大きなポイントです。個人の住まいのほか、オフィスやホテルなどのフロア、人が多く集まる場所でよく選ばれています。
ウール
天然のウールは表面に被膜があるため、水をはじきます。そのため汚れがつきにくく、細菌が発生しにくいというメリットがあります。湿気を吸ってくれたり、ホコリが吸着したりと、体に良い空気にしてくれる力も備えています。
また家具を置き続けた際にできる跡も、スチームアイロンの蒸気や霧吹きなどを使って乾かし、元に戻すことができます。
他の素材と比較すると、ウールは燃えにくい素材であり、防音効果もあるため、個人宅の洋室のほか、ホテルやブティック、飛行機内の絨毯としても採用されています。
ナイロンなどの化学繊維のカーペットと比較すると、金額は高めです。
敷き込みカーペットの種類は?
ナイロンやウールで作り出される敷き込みカーペットには、どのような種類があると思いますか。
ここでは、カーペットの種類について解説します。
敷き込みカーペットで使用されるカーペットの種類は、大きく分けて3種類あり、それぞれの違いについてご説明します。
新しいカーペットを選ぶ際の参考にしてください。
織物カーペット
織物カーペットとは、1枚でつながるカーペットのことで、リビングなどの広範囲にわたる場所で使用されるほか、旅館やホテルでも採用されています。
平織り・コブラン織り・ウィルトン織りなど多くの種類がありますが、敷き込みカーペットとしてよく使用されているのが「タフテッドカーペット」です。
メーカーのショールームやインテリアショップを訪れた際、丸めて立てかけてある絨毯を見かけたことがあると思います。それらはたいてい、タフテッドカーペットです。
ちなみにウィルトンカーペットとは、部屋の中央にアクセントとして置く、幾何学模様などの柄の織り込まれたカーペットのことを指します。
タイルカーペット
タイルカーペットとは、一般的には60㎝角の正方形をしており、それをお部屋の大きさに合わせて何枚も敷き詰めていくスタイルです。正方形だけでなく、長方形や六角形といったデザイン性溢れるものもあります。
オフィスなどで採用されることが多く、汚れや傷が付いてしまった部分だけを取り外して新しいものと交換できるというメリットがあります。
パンチカーペット
パンチカーペットとは、圧縮してフェルト状にしたカーペットで、色の種類も豊富に揃っています。
パンチカーペットと聞いて「どのようなカーペットかよく分からない」と思う方が多いかもしれませんが、イベントの際のレッドカーペットやバージンロードとして使われているカーペットなのです。
イベントの際だけでなく、住宅でもさまざまな使い方ができ、床の冷え防止やフローリングの傷つき防止のほか、廊下や階段、玄関や洗面所に敷くことで転倒防止にも役立ちます。
カーペットを張り替える理由は?
「カーペットを新しくしたい!」と考えるきっかけは人によってさまざまですが、具体的にはどのような悩みや不満があるのでしょうか。
その一例をご紹介します。
弾力がなくなってきた
長年利用していると、徐々に弾力が低下して、ふんわり感がなくなってきます。
新品当初は、ふんわりとして立ち上がっていた毛足が、踏まれ続けたことにより、硬くなっているかもしれません。
足でカーペットの上を歩いたときに、弾力を感じないようならば、張り替えを検討する時期が来ているのかもしれません。
全体的に色褪せたとき
直射日光や経年劣化により色褪せてしまったカーペットの見た目が気になってしまうという方もいらっしゃるでしょう。劣化によって素材が硬くなってしまい、踏み心地が悪くなっているかもしれません。
使用開始から年数が経っているならば、全体的にリフォームすることで、部屋全体の印象を変えることもおすすめです。
落ちない汚れや傷がある
敷き込み式カーペットは、タイルカーペットのように汚れた部分だけを手入れすることができないため、大きなシミや汚れが付着したまま使い続けていることも多いはずです。
狭い範囲でしたら使い続けている方も多いでしょうが、シミや汚れが数カ所あり、年数も経過してるならば、全体的なリフォームのいいタイミングかもしれません。
家具を置いていた跡が気になる
タンスやチェストなど重さのある家具をカーペットの上に長年置き続けていたため、毛足が押さえつけられ凹んでしまったような跡が残ってしまうこともあります。模様替えをしたときに初めて気づく方も多いでしょう。
インターネット上では、スチームアイロンやドライヤーで家具跡のメンテナンス方法が紹介されていますが、広範囲になると元のように直せない可能性が高くなります。
そのようなときも、全体的なカーペットリフォームの検討をおすすめします。
カーペットにも寿命がある!
部屋の印象を大きく左右するカーペットですが、寿命は一体どれくらいだと考えていますか?
敷き込み式カーペットですと簡単に取り替えることができないため、汚れがあっても使い続ける方が多いはずです。使用環境にもよりますが、一般的には、5年~10年と言われています。
カーペットは踏まれ続けることで、毛足が徐々にすり切れていきます。それでも使い続けると毛が全くなくなり、下地が見えてくることになります。
ただ、「リフォームのタイミングがいつか?」はご家庭によりさまざま。
汚れやシミの箇所が増えてきた、毛足がすり切れてしまったなどカーペットの傷みが気になるようになったら、リフォームの検討時期だと言えます。
カーペットの張替え工事の方法を解説
見た目が美しく、高級感を感じる敷き込みカーペットですが、どのような施工されているのかを詳しく知っている方は少ないかもしれません。
リフォームを決断する前に、張り替え工事の施工内容について解説します。
フェルトグリッパー方法
カーペットは踏み心地がやさしく足触りもいいものですが、より快適な踏み心地を実現するために床とカーペットの間に下地(クッション材)を入れて施工する方法をご紹介します。
詳しくみていきましょう。
①部屋の端に沿って針を設置する
部屋の端にぐるりと一周、針山を床に打ち込みます。壁と針山の距離は5mmほどで、最終工程でこのすき間にカーペットを織り込みます。
カーペットを床に固定するための針山のことを「グリッパー」と呼びます。
②クッション材を敷き詰める
グリッパーの内側にクッション材を敷き詰めていきます。クッション材にはいくつかの種類があり、防音性や弾力性、耐久性、断熱性、防カビ性など、さまざま特徴を持つ商品が販売されています。
人気があるクッション材は、「ハイクッション」という商品で、前述の特徴を全て持ち合わせています。
このクッション材を木工用糊で床に貼り付けていきます。
③カーペットを必要なサイズに切る
いよいよカーペットを部屋全体に広げていき、必要な広さを決めていきます。
部屋の形に合わせて、余分な部分を切り取り、必要なサイズにします。
④グリッパーに固定後、敷き込み
この作業が終われば、最初に設置したグリッパーという針山にカーペットをひっかけていき、最後はカーペットの端をすき間に収めて、完成です。
折込工法
接着剤を極力使用せず、またグリッパーを床に打ち付けることもしません。
床の上にアンダーフェルトを敷き、周囲を約5㎝ほど折り込んでカーペットを設置します。
グリッパーを床に打ち付けないため、床を傷つけず、工事の際の騒音がありません。
賃貸住宅などでよく行われる施工です。
全面接着工法
カーペットに接着剤をつけて、直接下地に貼っていく工法です。
タルミが発生しないため、キャスター付きの家具や椅子などが多用されるオフィスや大面積にカーペットを敷く際に採用される工法で、高い安全性・耐久性があります。
カーペット張り替えの費用相場とは
カーペットの張り替えを検討しているけれども、「かなり費用がかかるかも?」と不安に思う方がいらっしゃるかもしれません。
カーペットのリフォームでは、「既存のカーペットを剥がす費用」、「カーペットを敷き込む費用」、「カーペット本体価格と人件費・材料等の諸経費」などの支出があります。
不安なくリフォームを検討してもらえるよう、カーペット張り替えの費用相場や注意点をご紹介します。
工事価格はカーペットの種類により変動
カーペットのグレードにもよりますが、お手頃な価格のカーペットですと工賃込みで、2400円/㎡〜が料金の相場だとお考えください。
グレードの高いカーペットでは、4300円/㎡〜となることもあります。
タイルカーペットでは、1㎡あたり5000円~、パンチカーペットでは1㎡あたり4000円~が一般的な相場となっています。
一般的な費用相場
戸建て住宅(6畳 約10㎡)を例に、工事内容ごとに費用をご紹介します。
1.既存のカーペット剥がし 約3万円~4万5千円
2.新規カーペットの敷き込み 約2万8千円~4万3千円
3.カーペットの処分費用 約8千円~1万円
※ 家具の移動費用等が必要な場合は、約2万〜3万円、別にかかることがあります。
施工日数
カーペットの張り替えは時間がかかると思われるかもしれませんが、6畳の場合は1日~2日程度で済む工事となります。
詳しい説明や見積もり、サービス内容については、お近くのリフォーム会社に気軽に相談してみましょう。
またサイト上で、無料で見積もりを提供してくれる業者もあります。
マンションでの張り替えで注意したいこと
賃貸では大家さんに確認が必要なことはもちろんですが、分譲住宅に住んでいる場合も利用規約を確認することが重要です。
床の張り替えについての規約を必ず確認しましょう。
また騒音トラブルにも配慮しなければいけません。
自宅マンションでトラブルになるような事例は避けたいものです。
事前に管理組合に工事日程などの情報を伝えておくことや、両隣にも声をかけておくことなど、出来るだけ周囲への対応を欠かさないことをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、敷き込みカーペットの施工方法や費用の目安、カーペットの選び方などをご紹介しました。
敷き込みカーペットのリフォームは、「予想していたよりも、手軽に頼めそう」と感じていただけたでしょうか。
カーペットと一口に言っても、素材や種類はさまざまです。
お気に入りのカーペットを選び、快適で心地よい部屋で充実した生活を手にしましょう。
きっと「リフォームしてよかった」と実感していただけるはずです。
敷き込みカーペットの張り替えの方法や費用相場は?カーペットの選び方や注意点も千葉市にあるリフォーム会社が解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
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当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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