2023.08.28ブログ
【オフィス】居抜き物件で開業するときの工事の流れやポイント・注意点まで徹底解説!
この記事にたどり着いた皆さんは、オフィス開業に向けて日々、情報収集に忙しいと思います。
さまざまな情報に触れるなか、「居抜き物件」という言葉をよく見かけませんか?
今回、オフィスの設備や備品、家具などを残したままの「居抜き物件」で開業する際の工事の流れやポイント、注意点を解説します。
居抜き工事のメリット・デメリットをしっかりと理解して、夢の実現に向けて着実に進んでいきましょう。
居抜き工事について詳しく調べたり、パソコンで検索したりすると、「居抜き物件」と「スケルトン物件」という言葉に出会うと思います。
まず、この二つの言葉の意味や違いについて解説します。
<居抜き物件>
オフィスや飲食店や美容室など、物件の内部設備を残したまま売りに出されている物件のことを指します。
例えば、オフィスですと、机や椅子、キャビネットなどのオフィス家具やブラインド、ホワイトボードなどの備品などをそのまま使える物件もあります。
オフィスの設備を一から揃えることなく、早期に開業ができるため、初期費用を抑えることができます。
<スケルトン物件>
スケルトンとは不動産用語で、内装設備がない状態のことを指します。
つまり、建物としての骨組みはありますが、内装はすでに撤去されている物件のことです。
なるべく費用を抑えてオフィススペースを手に入れたいなら、すでに設備がある居抜き物件を選ぶと大きなメリットがあります。
居抜き物件にはどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
居抜き物件の最大のメリットは、初期費用を抑えられることです。
オフィスの居抜き物件はすでに設備や内装が備わっていますので、契約から日を待たずに事業を開始することも可能です。
例えば従業員が10人ほどで、20~30坪のオフィスへと移転する場合、通常の物件であればどのくらいのコストがかかるかご存じでしょうか。
以下の詳細をご覧ください。
新規にオフィスを構えると、かなりの費用がかかると実感していただけたと思います。
反面、居抜き物件ですと引越し費用と原状回復費用以外をかなり抑えることができます。それだけでもかなりの費用を抑えることになります。
オフィス家具や機器などを使用できる居抜き物件を活用することで、大切な資金を違った面に費やすことが可能になります。
居抜き物件のオフィスを選ぶことの二つ目のメリットは、短期間で移転ができるということです。
手狭になったオフィスから、広いオフィスに転居したいと思いながらこの記事を読んでいる方もいらっしゃるでしょう。
転居先にすでにオフィス家具や設備がある居抜き物件ですと、簡単な手直しやクリーニングだけで早期に開業できる可能性があります。
メリットの多さが魅力の居抜き物件ですが、契約の際に注意してほしいポイントがあります。
せっかく割安の物件に出会えたとしても、トラブルに巻き込まれてはスムーズな移転につながりません。
よく発生するトラブルの事例などもご紹介しながら解説します。
以前に使用されていた机や椅子、キャビネットなどがそのまま使用できるところが居抜き物件のメリットですが、机にガタつきがある、キャビネットの鍵がかかったままで開かないなど、トラブルが発生することがあります。
また機器のリース契約が残ったままであるために、リース料金の請求書が送付されてきたり、レンタル契約の満期が来て回収されてしまったり、といった思いもよらない事例が発生することがあります。
トラブルを未然に防ぐためには、契約書にサインする前にオフィス家具や設備の状態を目でしっかり確認するほか、契約書を入念に確認するようにしましょう。
契約する際に、引き受ける備品の状態を一つ一つ目で確認できるならいいですが、写真や口頭だけでの確認ですと、想像よりも状態が悪いということも予想されます。
汚れや傷など備品の状態が悪いと、補修費用が必要となる場合もあります。
契約に至る前までに備品の状態について口頭の説明だけでなく、コンディションについて詳しい説明を受けることをおすすめします。
また契約書にも備品や機器の数量、コンディションなどを確実に記載し、トラブルにならないよう気を付けましょう。
必要のないものが残されている!
必要な設備や家具だけが残されていると思ったら、不要な備品や什器までが残されていたというケースもあります。
そのような場合には、撤去を求めるほか、処分にかかった費用を請求するという方法もあります。
放置していても時間が経つばかりで、解決にはつながりませんので、必ず連絡して撤去してもらいましょう。
オフィス移転の際の注意点とは?
初めてオフィスの移転を計画しているけれども、どのようなスケジュールで進めていくのかが分からないという方がいらっしゃるかもしれません。
ここからはオフィス移転の注意点について解説します。
規模にもよりますが、オフィス移転を決めてから完了まで、1年近くかかることもあります。
内装工事をする必要がありますが、初めての移転する方にとっては「リフォーム会社の選び方が分からない」ということも予測できます。
リフォーム会社や運送会社などの選定から始まり、レイアウト設計、内装工事などさまざまな関係者が関わる工事となりますので、不測の事態なども想定して、余裕を持たせたスケジュールを立てましょう。
どのような契約でも同じですが、オフィスの賃貸借契約の内容をよく読んで、ミスがないようにしましょう。
オフィスの賃貸借契約は、一般的には2年契約ですが、解約する際には、解約日の6ヶ月以上前の通知が必要となっています。まだ先のことだと考えずに、頭に入れておきましょう。
契約によっては賃貸期間の満了時まで解約できない、解約の際には違約金がいるといった契約になっていることもあります。
のちのトラブルを避けるためにも、契約書をしっかりと読んで内容を正確に把握しましょう。
オフィスのレイアウトは仕事の作業能率にも影響するため、慎重に決めることが重要です。
オフィスですとレイアウト決定後に、再び変更することは難しいものです。
レイアウトを担当するリフォーム会社や内装業者と綿密な打ち合わせを重ねてください。
動きやすいレイアウトや開放感のあるレイアウトにすることによって、社員同士のコミュニケーションがよくなり、社内に明るい雰囲気が漂うことにもつながります。
従業員の意見なども取り入れながら、リフォーム会社と理想のレイアウトを作り上げましょう。
ここからは、工事内容についてより詳しくご説明します。
以前の設備や家具が残されたままの居抜き物件ですが、どのように内装工事を進めていくのか分からない方も多いでしょう。
居抜き物件の内装に必要な工事を解説します。
<クロス張り替え>
清潔感のある室内は、気持ちよく仕事を進めるための大きなポイントです。開業を前に新しく張り替えたいと考える方は多いでしょう。
新しいオフィスのイメージにあう壁紙を選ぶことは最も大切ですが、仕事が忙しくなるとメンテナンスにかける時間がなくなってしまいがちです。
防汚・消臭効果の高い壁紙を選ぶ、汚れやホコリの付きにくい塗装を選ぶなど、工夫することで常に清潔な空間をキープでき、掃除の手間も省けます。
<床の張り替え>
多くの人が出入りするオフィスでは、何よりも安全性が求められます。滑りにくさやつまずきにくさなど、慎重に確認することが重要です。
また汚れがつきにくく、火や水に強いといった機能も欠かせません。
さまざまな可能性を考慮して床材を選びましょう。
<トイレ・洗面台のリフォーム>
トイレや洗面台が設置されている居抜き物件では、トイレなどのリフォームを検討する必要があるかもしれません。
オフィスだけに限られたものではありませんが、トイレや洗面台は清潔感が求められ、新品にリフォームすることで従業員のやる気アップにつながる可能性にもつながります。
最近のトイレ設備は抗菌・防汚機能にすぐれ、掃除の手間を省くことができる製品が多くなっています。
リフォームすることでオフィスの雰囲気がよくなるほか、掃除の負担も軽くなるでしょう。
<電気設備などの増設工事>
オフィスによって使用するインターネット環境や電話設備など、必要となるものが違ってくるため、追加工事が必要な場合もあります。
打ち合わせの段階で、使用する設備についてリフォーム会社としっかり確認し合い、開業後に思わぬトラブルが発生しないようにしましょう。
居抜き物件を比較検討する際のポイントや注意点について、ご理解いただけましたでしょうか。
初めて物件を探す方にとっては、難しく感じることもあるかもしれません。
トラブルなく計画が進むよう、多くの物件に出会い、理想のオフィスを見つけてください。
【オフィス】居抜き物件で開業するときの工事の流れやポイント・注意点まで徹底解説しました。より詳しいご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市など多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
さまざまな情報に触れるなか、「居抜き物件」という言葉をよく見かけませんか?
今回、オフィスの設備や備品、家具などを残したままの「居抜き物件」で開業する際の工事の流れやポイント、注意点を解説します。
居抜き工事のメリット・デメリットをしっかりと理解して、夢の実現に向けて着実に進んでいきましょう。
居抜き物件とスケルトン物件の違いとは?
居抜き工事について詳しく調べたり、パソコンで検索したりすると、「居抜き物件」と「スケルトン物件」という言葉に出会うと思います。
まず、この二つの言葉の意味や違いについて解説します。
<居抜き物件>
オフィスや飲食店や美容室など、物件の内部設備を残したまま売りに出されている物件のことを指します。
例えば、オフィスですと、机や椅子、キャビネットなどのオフィス家具やブラインド、ホワイトボードなどの備品などをそのまま使える物件もあります。
オフィスの設備を一から揃えることなく、早期に開業ができるため、初期費用を抑えることができます。
<スケルトン物件>
スケルトンとは不動産用語で、内装設備がない状態のことを指します。
つまり、建物としての骨組みはありますが、内装はすでに撤去されている物件のことです。
居抜き物件のメリットは?
なるべく費用を抑えてオフィススペースを手に入れたいなら、すでに設備がある居抜き物件を選ぶと大きなメリットがあります。
居抜き物件にはどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
初期費用を抑えられる
居抜き物件の最大のメリットは、初期費用を抑えられることです。
オフィスの居抜き物件はすでに設備や内装が備わっていますので、契約から日を待たずに事業を開始することも可能です。
例えば従業員が10人ほどで、20~30坪のオフィスへと移転する場合、通常の物件であればどのくらいのコストがかかるかご存じでしょうか。
以下の詳細をご覧ください。
- 引っ越し費用:30万円程度(3月の繁忙期ですとさらにコストアップ)
- 原状回復費用:60~90万円程度(退去するオフィスを借りた状態に戻す)
- レイアウト設計費用:30~60万円程度(広さにより変動)
- 内装工事費:100~500万円程度(壁や天井、床などの改装工事)
- インフラ工事費:100~150万円程度(電話やネットワークなどの設備工事)
新規にオフィスを構えると、かなりの費用がかかると実感していただけたと思います。
反面、居抜き物件ですと引越し費用と原状回復費用以外をかなり抑えることができます。それだけでもかなりの費用を抑えることになります。
オフィス家具や機器などを使用できる居抜き物件を活用することで、大切な資金を違った面に費やすことが可能になります。
短期間で移転できる
居抜き物件のオフィスを選ぶことの二つ目のメリットは、短期間で移転ができるということです。
手狭になったオフィスから、広いオフィスに転居したいと思いながらこの記事を読んでいる方もいらっしゃるでしょう。
転居先にすでにオフィス家具や設備がある居抜き物件ですと、簡単な手直しやクリーニングだけで早期に開業できる可能性があります。
居抜き物件で注意したいこと!
メリットの多さが魅力の居抜き物件ですが、契約の際に注意してほしいポイントがあります。
せっかく割安の物件に出会えたとしても、トラブルに巻き込まれてはスムーズな移転につながりません。
よく発生するトラブルの事例などもご紹介しながら解説します。
設備が故障・不具合で使えない!
以前に使用されていた机や椅子、キャビネットなどがそのまま使用できるところが居抜き物件のメリットですが、机にガタつきがある、キャビネットの鍵がかかったままで開かないなど、トラブルが発生することがあります。
また機器のリース契約が残ったままであるために、リース料金の請求書が送付されてきたり、レンタル契約の満期が来て回収されてしまったり、といった思いもよらない事例が発生することがあります。
トラブルを未然に防ぐためには、契約書にサインする前にオフィス家具や設備の状態を目でしっかり確認するほか、契約書を入念に確認するようにしましょう。
備品の状態がよくない!足りない!
契約する際に、引き受ける備品の状態を一つ一つ目で確認できるならいいですが、写真や口頭だけでの確認ですと、想像よりも状態が悪いということも予想されます。
汚れや傷など備品の状態が悪いと、補修費用が必要となる場合もあります。
契約に至る前までに備品の状態について口頭の説明だけでなく、コンディションについて詳しい説明を受けることをおすすめします。
また契約書にも備品や機器の数量、コンディションなどを確実に記載し、トラブルにならないよう気を付けましょう。
必要のないものが残されている!
必要な設備や家具だけが残されていると思ったら、不要な備品や什器までが残されていたというケースもあります。
そのような場合には、撤去を求めるほか、処分にかかった費用を請求するという方法もあります。
放置していても時間が経つばかりで、解決にはつながりませんので、必ず連絡して撤去してもらいましょう。
オフィス移転の際の注意点とは?
初めてオフィスの移転を計画しているけれども、どのようなスケジュールで進めていくのかが分からないという方がいらっしゃるかもしれません。
ここからはオフィス移転の注意点について解説します。
スケジュールに余裕を
規模にもよりますが、オフィス移転を決めてから完了まで、1年近くかかることもあります。
内装工事をする必要がありますが、初めての移転する方にとっては「リフォーム会社の選び方が分からない」ということも予測できます。
リフォーム会社や運送会社などの選定から始まり、レイアウト設計、内装工事などさまざまな関係者が関わる工事となりますので、不測の事態なども想定して、余裕を持たせたスケジュールを立てましょう。
契約内容をよく確認する
どのような契約でも同じですが、オフィスの賃貸借契約の内容をよく読んで、ミスがないようにしましょう。
オフィスの賃貸借契約は、一般的には2年契約ですが、解約する際には、解約日の6ヶ月以上前の通知が必要となっています。まだ先のことだと考えずに、頭に入れておきましょう。
契約によっては賃貸期間の満了時まで解約できない、解約の際には違約金がいるといった契約になっていることもあります。
のちのトラブルを避けるためにも、契約書をしっかりと読んで内容を正確に把握しましょう。
リフォーム会社と綿密に打ち合わせる
オフィスのレイアウトは仕事の作業能率にも影響するため、慎重に決めることが重要です。
オフィスですとレイアウト決定後に、再び変更することは難しいものです。
レイアウトを担当するリフォーム会社や内装業者と綿密な打ち合わせを重ねてください。
動きやすいレイアウトや開放感のあるレイアウトにすることによって、社員同士のコミュニケーションがよくなり、社内に明るい雰囲気が漂うことにもつながります。
従業員の意見なども取り入れながら、リフォーム会社と理想のレイアウトを作り上げましょう。
居抜き物件の工事内容とは?
ここからは、工事内容についてより詳しくご説明します。
以前の設備や家具が残されたままの居抜き物件ですが、どのように内装工事を進めていくのか分からない方も多いでしょう。
居抜き物件の内装に必要な工事を解説します。
<クロス張り替え>
清潔感のある室内は、気持ちよく仕事を進めるための大きなポイントです。開業を前に新しく張り替えたいと考える方は多いでしょう。
新しいオフィスのイメージにあう壁紙を選ぶことは最も大切ですが、仕事が忙しくなるとメンテナンスにかける時間がなくなってしまいがちです。
防汚・消臭効果の高い壁紙を選ぶ、汚れやホコリの付きにくい塗装を選ぶなど、工夫することで常に清潔な空間をキープでき、掃除の手間も省けます。
<床の張り替え>
多くの人が出入りするオフィスでは、何よりも安全性が求められます。滑りにくさやつまずきにくさなど、慎重に確認することが重要です。
また汚れがつきにくく、火や水に強いといった機能も欠かせません。
さまざまな可能性を考慮して床材を選びましょう。
<トイレ・洗面台のリフォーム>
トイレや洗面台が設置されている居抜き物件では、トイレなどのリフォームを検討する必要があるかもしれません。
オフィスだけに限られたものではありませんが、トイレや洗面台は清潔感が求められ、新品にリフォームすることで従業員のやる気アップにつながる可能性にもつながります。
最近のトイレ設備は抗菌・防汚機能にすぐれ、掃除の手間を省くことができる製品が多くなっています。
リフォームすることでオフィスの雰囲気がよくなるほか、掃除の負担も軽くなるでしょう。
<電気設備などの増設工事>
オフィスによって使用するインターネット環境や電話設備など、必要となるものが違ってくるため、追加工事が必要な場合もあります。
打ち合わせの段階で、使用する設備についてリフォーム会社としっかり確認し合い、開業後に思わぬトラブルが発生しないようにしましょう。
まとめ
居抜き物件を比較検討する際のポイントや注意点について、ご理解いただけましたでしょうか。
初めて物件を探す方にとっては、難しく感じることもあるかもしれません。
トラブルなく計画が進むよう、多くの物件に出会い、理想のオフィスを見つけてください。
【オフィス】居抜き物件で開業するときの工事の流れやポイント・注意点まで徹底解説しました。より詳しいご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市など多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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