2023.09.08ブログ
【浴室リフォーム】古い浴槽を交換する時期や事例・費用相場やポイントなどを千葉のリフォーム会社が徹底解説!
毎日のように使用するお風呂ですが、長年使い続けてきた浴槽の劣化が気になっていませんか。
この記事では、浴槽のリフォーム工事にあたり、浴槽の種類や価格、工事の費用相場について解説し、「浴槽を交換したい!」という皆さまに参考となる情報を千葉のリフォーム会社がご紹介します。
浴槽は時間の経過とともに色が褪せる、ツヤがなくなる、汚れがこびりつくなどさまざまな劣化が現れるようになります。
お風呂は体を癒す大切な場所です。
新しいタイプの浴槽にリフォームして、体だけでなく心もリラックスしましょう。
「浴槽をリフォームしたい!」と思うきっかけはどのようなものでしょうか。
浴槽にまつわる悩みを具体的にご紹介します。
長年使い続けてきたステンレス浴槽の劣化がリフォームのきっかけになることがあります。
塗装が剥げてしまうと、サビが発生してしまう上に、ステンレスのひび割れを起こし、水漏れの原因となります。
また、表面の傷や凹みが目立ち始めたなど気になる原因があれば、リフォームのタイミングかもしれません。
長年使い続けていると塗装が剥がれ、そこに汚れが付着して見た目の美しさが損なわれてしまいます。
普段の清掃では完全に落としきれず、一時的な補修ではきれいになりません。経年劣化が進んでいる場合は、新しい浴槽へ買い換える時期かもしれません。
昔ながらの浴槽には深さがあり、高齢者や幼いお子さんにとって安全とは言えません。
事故などが起きる前に安全性の高い浴槽へのリフォームをおすすめします。
高齢者の住まいのリフォームでは補助金が活用できる場合がありますので、後ほどご説明します。
浴槽のリフォームを検討する前に、浴室のつくりについての知識を得ておくと、リフォームの成功につながります。
浴室には、昔ながらのタイル貼りである「在来工法」と「ユニットバス」の2種類があります。
まずはそれぞれについて、解説します。
昭和の時代に主流だったタイル貼りの浴室で、築年数の長い住宅では現在でも家庭で使用されています。
在来工法は、浴室に防水加工を施し、コンクリートで壁や床をつくり、モルタルとタイルで仕上げる昔ながらの工法です。
浴室の広さに合わせて浴槽のサイズや洗い場のスペースを決定できるという大きなメリットがあります。
ただし床が滑りやすく、冬場は寒さが気になるなどの欠点があり、高齢者にとってはヒートショックの可能性もあるため、高機能のユニットバスへのリフォームを検討するご家庭も多くあります。
ユニットバスとは、浴槽や壁、床、天井などをパーツごとに製造しておき、現場で組み立てることで完成する浴室のことを指します。
現在設置されている浴室は、ほとんどがユニットバスです。そのため、各メーカーごとに魅力的な製品が豊富に発売されています。
在来工法のように浴室に防水加工を施し、タイルを貼りつけていくという作業がないため、3日〜5日の工期で完成します。
浴室や壁などのパーツが一体化しているため、防水性に優れ、掃除に手間取るカビの発生や汚れの付着を抑えられます。
また浴室全体の気密性が高くなりますので、寒い冬場でもお湯が冷めにくく、床が滑りにくいので高齢者や幼児でも安心といったメリットもあります。
またユニットバスと聞くと、浴室とトイレ、洗面所が一緒と想像される方もいらっしゃいますが、浴室とトイレは別になっています。
「浴槽ってどのくらいで交換が必要?」と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。
一般的には、浴槽の耐用年数は10年〜15年と言われていますが、使用する環境や日ごろのメンテナンスにより、材質の耐用年数は変化します。
水が壁と浴槽の間から入り込み、気づかないうちに内部が腐食していたというケースもあります。
長年丁寧に掃除を続けていても、浴槽のツヤがなくなる、細かなキズに汚れが溜まる、黄ばみが取れないなどの劣化が発生します。
劣化が目に見えるようになれば、リフォームの検討時期かもしれません。
浴槽にはいくつかの種類と設置方法があります。
自宅に設置された浴槽がどんなタイプであるか、即答できる方は少ないかもしれません。
リフォームを決定する前に、浴室の種類と設置方法について確認しておきましょう。
一般的な浴槽のスタイルとして、多くの住宅に採用されてきたタイプです。和式とも言えるスタイルで、基本サイズは幅が80cm〜120cm、深さが60cm程度。狭い浴室にも設置できるため、人気があります。
深めのデザインですので、「肩までお湯につかりたい!」という方にとって最適です。
ただし肩までしっかりとお湯につかることで、体に負担がかかりますので持病がある方や高齢者の方が入浴する場合には、注意が必要です。
直線的でシャープなデザインが魅力的です。
浴槽のデザインに丸みを持たせ、柔らかい印象を持つものをラウンドラインと呼びます。
浴槽上部に広がりがあるのが特徴で、ゆったりとした体勢で入浴ができます。
浴槽の基本サイズは、長さ120cm〜180cm、深さは45cm程度。浅くて長めのデザインが特徴です。
入浴の際には身体を思い切り伸ばすことができ、寝た姿勢も保てるので、身体に無理な負担がかかりません。ストレートラインよりも水圧の影響を受けにくくなります。
ただストレートラインよりもサイズは大きくなりますので、浴室のサイズに注意が必要です。
いろいろな入浴スタイルを楽しみたいという方には、Sラインをおすすめします。
名前の通り、浴槽内にS字型の段差が設けられており、その部分に足をのせたり、腰かけたりすることができます。
また段差があることで少ない湯量でお湯につかることができます。半身浴を楽しみたい方に最適であるほか、節水効果もあります。
小さなお子さんのいるご家庭に向けた、ワイドタイプの浴槽もおすすめします。通常タイプよりも横に広くなったデザインで場所は取りますが、お子さんが浴槽内で座れるよう、ベンチが設けられているタイプもあります。
お子さんが一人で入浴するようになったあとでも一人でゆったりと入浴できるほか、ベンチに座れば半身浴も楽しめます。
広さがある分、価格は高額になりますが、親子で一緒に過ごす時間は貴重なものになるはずです。
文字通り、浴槽本体を浴室の床にそのまま据え置きする方法で、工事費用が安く難しい設置工事も必要ありません。
旅館にあるような木製のヒノキ風呂や、ホテルにある猫足付きバスタブのようなイメージです。
浴室をおしゃれに見せたい方にオススメのスタイルです。
埋め込み型浴槽は、浴槽と床の高さが同じ程度になるように調整し設置されます。
これにより、浴室全体が広く見えるだけでなく、浴槽への入りやすさも向上します。
しかし、洗い場での泡が浴槽に入りやすいというデメリットもあります。また、浴槽から上がる際には段差があるため、高齢者の場合は手すりがあると安全です。
据え置き型と埋め込み型のメリットを兼ね備えた設置方法です。
半埋め込み型では、浴槽全体の高さの約3分の1が、床面よりも下に埋め込まれて設置されます。
3種類ある設置方法のうち、もっとも浴槽に出入りしやすいデザインで、多くのご家庭で採用されています。
「浴槽って一体何からできているの?」と今まであまり考えたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは浴槽選びに役立つ、浴槽の素材や選び方のポイントについて解説します。
多くのご家庭で採用されている素材は、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)で、軽量な樹脂素材です。
浴槽で採用されている素材のなかで本体価格が約5万円から35万円まであり、最も販売されているもので約20万円台というリーズナブルな金額になっています。
frp素材の浴槽は、各メーカーの主力製品として数多くの種類が販売され、さまざまな工夫を凝らした製品が揃っています。
お手入れ方法は、浴室用中性洗剤でやさしく水洗いするとほどんどの汚れは落とせます。
研磨剤入りのクレンザーをつけてこすり洗いをすると、表面の加工が剥がれてしまう可能性がありますが、傷つきにくい加工がされた製品もあります。
人造大理石の浴槽も人気があり、まるで天然大理石のような雰囲気を楽しむことができます。
素材は、アクリル系樹脂とポリエステル系樹脂の2つがあります。
アクリル系樹脂の人造大理石は光沢や透明感があり、人気の商品です。また浴槽内部に汚れが染み込みにくいという特徴があり、黒ずみや黄ばみなどの汚れがつきにくいため、掃除が簡単という大きなメリットがあります。
ポリエステル系樹脂はアクリル系樹脂ほどの耐久性はありませんが、比較的リーズナブルな価格が特徴です。
アクリル系樹脂ですと30万円〜120万円台の価格帯となりますが、ポリエステル系樹脂ですと10万円〜40万円台で手に入ります。
ホーローは鉄やアルミを下地として使い、表面にはガラス質の加工が施されています。
そのため、耐久性や保温性があるほか、ガラス加工によりさびにくい耐食性、すり減りにくい耐摩耗性、臭いがつきにくい非吸着性があります。
多くのメリットを備えたホーロー浴槽は、FRP浴槽や人工大理石の浴槽と比べますと高価になります。
それでも肌触りの心地よさや見た目の美しさから、一旦ホーロー浴槽にしてしまうと手放せなくなるほどの魅力があると言われています。
浴槽をリフォームしたいと考えても、前もって知っておきたい注意点があります。
浴槽交換時に考えておきたい注意点について、3点解説します。
リフォームの専門業者と打ち合わせを重ねて進めていきましょう。
お気に入りの浴槽が見つかったとしても、自宅内の浴室に入れるための経路に無理があれば、設置することはできません。
特にマンションなどの集合住宅の場合は、エレベーターや玄関ドアから搬入が可能か、階段の折り返しが通過できるか、などを確認する必要があります。
特別な搬入経路が必要な場合は、予想外の費用がかかる場合もあります。
リフォーム検討の際には信頼できるリフォーム会社に出会い、浴槽選びの段階から検討を重ねることが重要です。
浴槽リフォームの成功のためには、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが大切です。
大手ハウスメーカー系列の施工会社ですと費用が割高になりがちですが、その分大きな安心感があります。
一方、地元密着のリフォーム会社ですと費用に割安感があると同時に、浴室のリフォームに長けたプロ職人に直接会い要望を伝えることができますので、対応が早いというメリットがあります。
ただし、初めて業者を探す場合は「どの会社が良いのか、分からない」「工事費用はいくらかかるの?」という悩みもあるかもしれません。
そのようなときはホームページの施工事例やお客様の声、実績などを参考にし、メールや電話で気軽に問い合わせてみることをおすすめします。無料で見積もりをサービスしてくれる業者がほとんどでしょう。
浴槽工事をする際に「どのくらいお風呂に入れなくなるの?」と疑問に感じる方は多いでしょう。
ここでは、在来工法からユニットバスへの浴槽リフォームの工事の流れや工事日数を解説します。
工事日数の目安は、4〜8日間で、古い浴槽の解体時には大きな音が出る工事も伴います。
おおまかな工事の流れは以下の通りです。
1.養生
玄関から浴室までの通り道を調査。工事中にお客様宅が傷つくのを防ぐため、通り道の養生を実施
2.解体
古い浴槽やタイル壁、床などの解体・撤去
3.給排水工事
新しい浴槽に適した給水・排水管や電気配線の工事を実施
4.土間基礎工事
ユニットバスをしっかりと据えるため、コンクリートの土間を構築
5.浴槽の搬入・組み立て
ユニットバスの搬入を行い、浴室で組み立て。その後、新しい換気扇や照明器具の電気配線を実施
6.内装工事
浴室のドア周辺の壁を作り直し、壁紙などを張り替え
7.完成
お客様立ち会いのもと、使用説明をして引き渡し
2023年、千葉県にて浴槽交換を行う際に、補助金を利用できる場合があります。
実際の工事内容に補助金が利用可能かどうかは、リフォーム会社などの担当者にお問い合わせとなりますが、一般的な例についてご説明します。
利用できるのは、「こどもエコすまい支援事業」です。利用に際してはいくつかの条件がありますので、その一部をご紹介します。
(こどもエコすまい支援事業は、補助金申請額が予算上限に達したため、2023年9月28日交付申請(予約含む)の受付を終了しています。後継事業である、子育てエコホーム支援事業などをご検討ください)
1.エコ住宅設備の設置として、高断熱浴槽を選択した場合に利用可能
2.リフォーム工事の着工が、令和4(2022)年11月8日以降であること
3.リフォーム工事の完了が、工事請負契約後かつ令和5年12月31日までであること
(工事完了後の申請しか認めないため)
4.・申請する補助額の合計が5万円以上であること
利用に際しては、浴槽の交換だけでは補助金が申請できないケースがありますので、注意が必要です。
給湯器の交換や浴室換気乾燥暖房機の取り付けなどの関連工事を追加するなど、浴室全体のリフォームを検討すると、補助金を使える可能性が広がります。
今回の記事では、千葉にて浴槽のリフォームをご検討中の皆さまに、浴槽の選び方や交換時期、リフォーム工事の情報について解説しました。
新しい浴槽にリフォームする際の不安や心配ごとは解決したでしょうか。
浴槽が新しくなると、毎日の入浴タイムがより楽しくなるはずです。
新しい浴室でゆったりリラックスして、快適な毎日を過ごしましょう。
【浴室リフォーム】古い浴槽を交換する時期や事例・費用相場やポイントなどを千葉のリフォーム会社が徹底解説しました。ご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などのエリアから多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
この記事では、浴槽のリフォーム工事にあたり、浴槽の種類や価格、工事の費用相場について解説し、「浴槽を交換したい!」という皆さまに参考となる情報を千葉のリフォーム会社がご紹介します。
浴槽は時間の経過とともに色が褪せる、ツヤがなくなる、汚れがこびりつくなどさまざまな劣化が現れるようになります。
お風呂は体を癒す大切な場所です。
新しいタイプの浴槽にリフォームして、体だけでなく心もリラックスしましょう。
浴槽の悩みとは?
「浴槽をリフォームしたい!」と思うきっかけはどのようなものでしょうか。
浴槽にまつわる悩みを具体的にご紹介します。
ステンレス浴槽の傷や凹み
長年使い続けてきたステンレス浴槽の劣化がリフォームのきっかけになることがあります。
塗装が剥げてしまうと、サビが発生してしまう上に、ステンレスのひび割れを起こし、水漏れの原因となります。
また、表面の傷や凹みが目立ち始めたなど気になる原因があれば、リフォームのタイミングかもしれません。
塗装の剥がれや黄ばみ
長年使い続けていると塗装が剥がれ、そこに汚れが付着して見た目の美しさが損なわれてしまいます。
普段の清掃では完全に落としきれず、一時的な補修ではきれいになりません。経年劣化が進んでいる場合は、新しい浴槽へ買い換える時期かもしれません。
浴槽が深すぎる
昔ながらの浴槽には深さがあり、高齢者や幼いお子さんにとって安全とは言えません。
事故などが起きる前に安全性の高い浴槽へのリフォームをおすすめします。
高齢者の住まいのリフォームでは補助金が活用できる場合がありますので、後ほどご説明します。
浴室のタイプは2種類!
浴槽のリフォームを検討する前に、浴室のつくりについての知識を得ておくと、リフォームの成功につながります。
浴室には、昔ながらのタイル貼りである「在来工法」と「ユニットバス」の2種類があります。
まずはそれぞれについて、解説します。
在来工法
昭和の時代に主流だったタイル貼りの浴室で、築年数の長い住宅では現在でも家庭で使用されています。
在来工法は、浴室に防水加工を施し、コンクリートで壁や床をつくり、モルタルとタイルで仕上げる昔ながらの工法です。
浴室の広さに合わせて浴槽のサイズや洗い場のスペースを決定できるという大きなメリットがあります。
ただし床が滑りやすく、冬場は寒さが気になるなどの欠点があり、高齢者にとってはヒートショックの可能性もあるため、高機能のユニットバスへのリフォームを検討するご家庭も多くあります。
ユニットバス
ユニットバスとは、浴槽や壁、床、天井などをパーツごとに製造しておき、現場で組み立てることで完成する浴室のことを指します。
現在設置されている浴室は、ほとんどがユニットバスです。そのため、各メーカーごとに魅力的な製品が豊富に発売されています。
在来工法のように浴室に防水加工を施し、タイルを貼りつけていくという作業がないため、3日〜5日の工期で完成します。
浴室や壁などのパーツが一体化しているため、防水性に優れ、掃除に手間取るカビの発生や汚れの付着を抑えられます。
また浴室全体の気密性が高くなりますので、寒い冬場でもお湯が冷めにくく、床が滑りにくいので高齢者や幼児でも安心といったメリットもあります。
またユニットバスと聞くと、浴室とトイレ、洗面所が一緒と想像される方もいらっしゃいますが、浴室とトイレは別になっています。
浴槽の耐用年数とは?
「浴槽ってどのくらいで交換が必要?」と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。
一般的には、浴槽の耐用年数は10年〜15年と言われていますが、使用する環境や日ごろのメンテナンスにより、材質の耐用年数は変化します。
水が壁と浴槽の間から入り込み、気づかないうちに内部が腐食していたというケースもあります。
長年丁寧に掃除を続けていても、浴槽のツヤがなくなる、細かなキズに汚れが溜まる、黄ばみが取れないなどの劣化が発生します。
劣化が目に見えるようになれば、リフォームの検討時期かもしれません。
浴槽にはどんな種類がある?
浴槽にはいくつかの種類と設置方法があります。
自宅に設置された浴槽がどんなタイプであるか、即答できる方は少ないかもしれません。
リフォームを決定する前に、浴室の種類と設置方法について確認しておきましょう。
<浴室の種類>
ストレートライン
一般的な浴槽のスタイルとして、多くの住宅に採用されてきたタイプです。和式とも言えるスタイルで、基本サイズは幅が80cm〜120cm、深さが60cm程度。狭い浴室にも設置できるため、人気があります。
深めのデザインですので、「肩までお湯につかりたい!」という方にとって最適です。
ただし肩までしっかりとお湯につかることで、体に負担がかかりますので持病がある方や高齢者の方が入浴する場合には、注意が必要です。
直線的でシャープなデザインが魅力的です。
ラウンドライン
浴槽のデザインに丸みを持たせ、柔らかい印象を持つものをラウンドラインと呼びます。
浴槽上部に広がりがあるのが特徴で、ゆったりとした体勢で入浴ができます。
浴槽の基本サイズは、長さ120cm〜180cm、深さは45cm程度。浅くて長めのデザインが特徴です。
入浴の際には身体を思い切り伸ばすことができ、寝た姿勢も保てるので、身体に無理な負担がかかりません。ストレートラインよりも水圧の影響を受けにくくなります。
ただストレートラインよりもサイズは大きくなりますので、浴室のサイズに注意が必要です。
Sライン
いろいろな入浴スタイルを楽しみたいという方には、Sラインをおすすめします。
名前の通り、浴槽内にS字型の段差が設けられており、その部分に足をのせたり、腰かけたりすることができます。
また段差があることで少ない湯量でお湯につかることができます。半身浴を楽しみたい方に最適であるほか、節水効果もあります。
ワイド
小さなお子さんのいるご家庭に向けた、ワイドタイプの浴槽もおすすめします。通常タイプよりも横に広くなったデザインで場所は取りますが、お子さんが浴槽内で座れるよう、ベンチが設けられているタイプもあります。
お子さんが一人で入浴するようになったあとでも一人でゆったりと入浴できるほか、ベンチに座れば半身浴も楽しめます。
広さがある分、価格は高額になりますが、親子で一緒に過ごす時間は貴重なものになるはずです。
<設置方法>
据え置き型
文字通り、浴槽本体を浴室の床にそのまま据え置きする方法で、工事費用が安く難しい設置工事も必要ありません。
旅館にあるような木製のヒノキ風呂や、ホテルにある猫足付きバスタブのようなイメージです。
浴室をおしゃれに見せたい方にオススメのスタイルです。
埋め込み型
埋め込み型浴槽は、浴槽と床の高さが同じ程度になるように調整し設置されます。
これにより、浴室全体が広く見えるだけでなく、浴槽への入りやすさも向上します。
しかし、洗い場での泡が浴槽に入りやすいというデメリットもあります。また、浴槽から上がる際には段差があるため、高齢者の場合は手すりがあると安全です。
半埋め込み型
据え置き型と埋め込み型のメリットを兼ね備えた設置方法です。
半埋め込み型では、浴槽全体の高さの約3分の1が、床面よりも下に埋め込まれて設置されます。
3種類ある設置方法のうち、もっとも浴槽に出入りしやすいデザインで、多くのご家庭で採用されています。
浴槽って何からできている?
「浴槽って一体何からできているの?」と今まであまり考えたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは浴槽選びに役立つ、浴槽の素材や選び方のポイントについて解説します。
<浴槽の素材>
ガラス繊維強化プラスチック(FRP)
多くのご家庭で採用されている素材は、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)で、軽量な樹脂素材です。
浴槽で採用されている素材のなかで本体価格が約5万円から35万円まであり、最も販売されているもので約20万円台というリーズナブルな金額になっています。
frp素材の浴槽は、各メーカーの主力製品として数多くの種類が販売され、さまざまな工夫を凝らした製品が揃っています。
お手入れ方法は、浴室用中性洗剤でやさしく水洗いするとほどんどの汚れは落とせます。
研磨剤入りのクレンザーをつけてこすり洗いをすると、表面の加工が剥がれてしまう可能性がありますが、傷つきにくい加工がされた製品もあります。
人造大理石
人造大理石の浴槽も人気があり、まるで天然大理石のような雰囲気を楽しむことができます。
素材は、アクリル系樹脂とポリエステル系樹脂の2つがあります。
アクリル系樹脂の人造大理石は光沢や透明感があり、人気の商品です。また浴槽内部に汚れが染み込みにくいという特徴があり、黒ずみや黄ばみなどの汚れがつきにくいため、掃除が簡単という大きなメリットがあります。
ポリエステル系樹脂はアクリル系樹脂ほどの耐久性はありませんが、比較的リーズナブルな価格が特徴です。
アクリル系樹脂ですと30万円〜120万円台の価格帯となりますが、ポリエステル系樹脂ですと10万円〜40万円台で手に入ります。
ホーロー
ホーローは鉄やアルミを下地として使い、表面にはガラス質の加工が施されています。
そのため、耐久性や保温性があるほか、ガラス加工によりさびにくい耐食性、すり減りにくい耐摩耗性、臭いがつきにくい非吸着性があります。
多くのメリットを備えたホーロー浴槽は、FRP浴槽や人工大理石の浴槽と比べますと高価になります。
それでも肌触りの心地よさや見た目の美しさから、一旦ホーロー浴槽にしてしまうと手放せなくなるほどの魅力があると言われています。
浴槽交換で注意すべきポイント!
浴槽をリフォームしたいと考えても、前もって知っておきたい注意点があります。
浴槽交換時に考えておきたい注意点について、3点解説します。
リフォームの専門業者と打ち合わせを重ねて進めていきましょう。
浴室に浴槽が搬入可能か
お気に入りの浴槽が見つかったとしても、自宅内の浴室に入れるための経路に無理があれば、設置することはできません。
特にマンションなどの集合住宅の場合は、エレベーターや玄関ドアから搬入が可能か、階段の折り返しが通過できるか、などを確認する必要があります。
特別な搬入経路が必要な場合は、予想外の費用がかかる場合もあります。
リフォーム検討の際には信頼できるリフォーム会社に出会い、浴槽選びの段階から検討を重ねることが重要です。
専門のリフォーム会社がおすすめ
浴槽リフォームの成功のためには、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが大切です。
大手ハウスメーカー系列の施工会社ですと費用が割高になりがちですが、その分大きな安心感があります。
一方、地元密着のリフォーム会社ですと費用に割安感があると同時に、浴室のリフォームに長けたプロ職人に直接会い要望を伝えることができますので、対応が早いというメリットがあります。
ただし、初めて業者を探す場合は「どの会社が良いのか、分からない」「工事費用はいくらかかるの?」という悩みもあるかもしれません。
そのようなときはホームページの施工事例やお客様の声、実績などを参考にし、メールや電話で気軽に問い合わせてみることをおすすめします。無料で見積もりをサービスしてくれる業者がほとんどでしょう。
浴槽リフォームの工事手順とは?
浴槽工事をする際に「どのくらいお風呂に入れなくなるの?」と疑問に感じる方は多いでしょう。
ここでは、在来工法からユニットバスへの浴槽リフォームの工事の流れや工事日数を解説します。
工事日数の目安は、4〜8日間で、古い浴槽の解体時には大きな音が出る工事も伴います。
おおまかな工事の流れは以下の通りです。
1.養生
玄関から浴室までの通り道を調査。工事中にお客様宅が傷つくのを防ぐため、通り道の養生を実施
2.解体
古い浴槽やタイル壁、床などの解体・撤去
3.給排水工事
新しい浴槽に適した給水・排水管や電気配線の工事を実施
4.土間基礎工事
ユニットバスをしっかりと据えるため、コンクリートの土間を構築
5.浴槽の搬入・組み立て
ユニットバスの搬入を行い、浴室で組み立て。その後、新しい換気扇や照明器具の電気配線を実施
6.内装工事
浴室のドア周辺の壁を作り直し、壁紙などを張り替え
7.完成
お客様立ち会いのもと、使用説明をして引き渡し
浴室リフォームには補助金の利用も
2023年、千葉県にて浴槽交換を行う際に、補助金を利用できる場合があります。
実際の工事内容に補助金が利用可能かどうかは、リフォーム会社などの担当者にお問い合わせとなりますが、一般的な例についてご説明します。
利用できるのは、「こどもエコすまい支援事業」です。利用に際してはいくつかの条件がありますので、その一部をご紹介します。
(こどもエコすまい支援事業は、補助金申請額が予算上限に達したため、2023年9月28日交付申請(予約含む)の受付を終了しています。後継事業である、子育てエコホーム支援事業などをご検討ください)
1.エコ住宅設備の設置として、高断熱浴槽を選択した場合に利用可能
2.リフォーム工事の着工が、令和4(2022)年11月8日以降であること
3.リフォーム工事の完了が、工事請負契約後かつ令和5年12月31日までであること
(工事完了後の申請しか認めないため)
4.・申請する補助額の合計が5万円以上であること
利用に際しては、浴槽の交換だけでは補助金が申請できないケースがありますので、注意が必要です。
給湯器の交換や浴室換気乾燥暖房機の取り付けなどの関連工事を追加するなど、浴室全体のリフォームを検討すると、補助金を使える可能性が広がります。
まとめ
今回の記事では、千葉にて浴槽のリフォームをご検討中の皆さまに、浴槽の選び方や交換時期、リフォーム工事の情報について解説しました。
新しい浴槽にリフォームする際の不安や心配ごとは解決したでしょうか。
浴槽が新しくなると、毎日の入浴タイムがより楽しくなるはずです。
新しい浴室でゆったりリラックスして、快適な毎日を過ごしましょう。
【浴室リフォーム】古い浴槽を交換する時期や事例・費用相場やポイントなどを千葉のリフォーム会社が徹底解説しました。ご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などのエリアから多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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