2023.11.10ブログ
おしゃれなミニキッチンの種類や設置方法から費用相場まで千葉市のリフォーム会社が詳しくご紹介!
小さなスペースでも設置できるミニキッチン。オフィスや自宅で使ってみたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、リフォームでコンパクトなミニサイズのキッチンを設置したいと検討中の方に、ミニキッチンの種類や特徴などを紹介するほか、「どこに設置できるの?」「費用はいくらかかる?」といった不安や疑問にお答えします。
ほっと一息つきたいときやリラックスしたいときに便利なミニキッチンを設置して、オフィスや住まいをより快適な空間へとグレードアップしましょう。
ミニキッチンとは?
ミニキッチンはコンパクトキッチンとも呼ばれ、メインのシステムキッチンとは異なり非常にコンパクトなサイズで、軽食や飲み物を作りたいといったときに便利です。
賃貸の単身者用マンションやアパートに設置されているキッチンを想像すると分かりやすいかもしれません。
横幅は90cmから、広くても150cmのサイズですので、ちょっとしたスペースを有効に使えます。サイズは小さくてもコンロや冷蔵庫なども備え付けることができますので、機能性が高く人気の商品です。
【ミニキッチン】どんなときに便利?
小さくてコンパクトなミニキッチンは、主にどのようなところで使われているのでしょうか。
ミニキッチンの便利さを活かした実例を具体的にご紹介します。
オフィスでの給湯スペースに
仕事での休憩中やちょっと疲れたときに温かい飲み物や軽食を作って気分転換したいという方もいらっしゃるでしょう。
また、来客時に丁寧に入れたお茶でもてなしたいというご希望もあるでしょう。
そんなときにあると便利なのが、ミニキッチンです。
飲み物だけでなく、昼食やおやつを作ることができますのでオフィスで過ごす方にとっては外に買いに行く手間が省けるほか、温かいものを口にすることができます。
またオフィスで働く人同士のコミュニケーションの場としてもミニキッチンは役に立ち、偶然居合わせた人との交流が生まれることもあるでしょう。
ちょっとした調理スペースもミニキッチンにはありますので、簡単なものでしたら手作りの食事を準備できます。
オフィスの休憩ルームに設置しても、喜ばれるでしょう。
二世帯住宅の2階で
二世帯住宅でのミニキッチンの需要は高いものがあります。特に2階に高齢の親御さんが暮らしている場合、設置の希望は多くなります。
高齢になると、温かいお茶をゆっくり飲むことも楽しみの一つです。「お茶を飲もうかな」と思っても、階段を降りて下まで行くのはおっくうに感じてしまう年配の方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは、ミニキッチンが大活躍です。IHヒーターにすることで、思わぬ事故を防ぐこともでき、安心です。
また高齢の親世帯が1階に同居している場合、「親が就寝中にキッチンの電気を付けたくない」という方もいらっしゃいます。
そのような場合にも、好きなときに使えるミニキッチンが近くにあると便利です。
生活スタイルに違いがあるご家庭に
一つ屋根の下に暮らしていても、家族の生活スタイルが違うと、余計な気を使ってしまったり、ストレスを感じてしまったりすることがあります。
寝室とキッチンが近くにあると、夜遅く帰ってきた人にとっては、家族を起こしてしまうのではと気を使うことになります。
そんな時、2階で自由に使えるミニキッチンがあると、気兼ねなく調理することができます。
また、2階で在宅の仕事をしているときなど、わざわざ下の階に行くことが面倒に感じることもあるでしょう。そのような場合もミニキッチンは大活躍です。
ミニキッチンのサイズについて
ミニキッチンのサイズは一般的なキッチンの1/2〜1/3ほどのサイズになります。
一般的なサイズは間口【90㎝、105㎝、120㎝、150㎝】の4種類、奥行きは【50cm〜60cm】となっており、スペースに合わせて最適なサイズを選びましょう。
メーカーによっては、15cm刻みでサイズ調整が可能な製品もあり、ぴったりサイズのミニキッチンをできるようになっています。
また、小さいスペースにミニキッチンを置きたいときは、使用するときの使い勝手も考えておきましょう。せっかく設置したものの、使いにくいとなれば、十分に活用できず、もったいないことになってしまいます。
ミニキッチンの種類や機能とは?
一般的にはシンクと一口コンロがあり、上下部に収納が付いたフルユニットというタイプが基本ですが、オプションを付けることで、機能性の高いミニキッチンを選ぶこともできます。
各メーカーから、用途や設置場所に合わせ、自由にカスタマイズできる製品が発売されています。
ミニキッチンはどのような種類があるのでしょうか。以下、詳しくご紹介します。
スタンダードタイプ
まずはミニキッチンのスタンダードなタイプから説明します。
例としてご紹介するのは、LIXIL ミニキッチン(スダンダード 扉タイプ フルユニット)です。
間口は【90cm、120cm、150cm】の3種類です。
フルユニットの仕様は、上部に水切棚とLED照明、下部は扉付きの豊富な収納スペース、IHヒーターとなっています。
シンクから天板にかけては、ステンレスになっており、汚れが付きにくく熱に強いといったメリットがあります。
キッチン回りの調理用品や小物類を扉付きの収納スペースに入れることができますので、生活感を隠すことができ、すっきりと見せることができる点に魅力があります。
お部屋のインテリアとの調和が心配という方には、扉付きをおすすめします。
冷蔵庫付きタイプ
一般的なシンクとコンロのスタイルに、40Lサイズの冷蔵庫が付いたタイプで、冷蔵庫はコンロ下に設置されています。
ワンルームの賃貸マンションなどで見たことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
軽食など、ちょっとした調理もしたいという願いを叶えてくれるミニキッチンです。
電気温水器付きタイプ
コンロ下のスペースに、飲料用の熱湯や洗い物用の適温のお湯が出る電気温水器を設置することができます。
ガス工事をすることなく、お湯が使えるようになりますので、大変便利です。
ミニキッチンで調理をしたい方や、多くの人が利用するオフィスでの利用にもおすすめのタイプです。
オープンタイプ
シンクやコンロ下部分に収納スペースや冷蔵庫などがないオープンタイプもあります。
こちらのタイプは、車椅子に座ったまま使用することができるため、高齢者向け住宅などでよく採用されています。
収納場所が他にあるときは、オープンタイプでコストを抑えることができます。
コンロ無しタイプ
コンロがなく、シンクや作業スペースのみのシンプルなタイプです。
コンロがないため、天板を広く使えるので作業がしやすいというだけでなく、換気扇のダクト工事やガス工事が不要なため、コストを抑えることができます。
温めは電子レンジを使う、電気ポットがあるなど、火を使わなくていい方には、おすすめの製品です。
ハーフユニットタイプ
ハーフユニットタイプは、シンクとコンロ、作業台のみのシンプルな作りで、上部に棚や照明が付いていません。
ミニキッチンで料理はしないけれども、最低限の設備は欲しいといったお客様におすすめです。
シンプルな見た目で、どのような雰囲気のインテリアにも違和感なく馴染むデザインです。
ただし、収納スペースを他に確保する必要がありますし、時間によっては手元が暗くなってしまうこともあります。
ミニキッチンの設置場所を決めるには
ミニキッチンは、お客様の望む場所に設置することが最も重要ですが、場所によっては複雑な追加工事が必要となり、費用がかなり高額になる場合があります。
ミニキッチンのリフォームを決心したら、複数のリフォーム会社に見積りをお願いして、納得のいくプランを決定しましょう。見積りは無料で行う業者がほとんどです。
設置場所決定にあたっては、リフォーム会社の担当者がまず部屋の間取りをチェックします。
その後
・電気の確認
・給水の確認
・壁の確認
・広さの確認
以上のような確認を行い、複雑な工事を実施することなく設置できるレイアウトを提案し、お客様と最適な場所を決めることになります。
多くの場合は、既存の配管とのつなぎやすさから、一階のキッチンの真上や近い距離にある場所が設置候補場所となります。
ミニキッチン設置の費用相場は?
ちょっとした調理に便利なミニキッチンですが、費用が気になるという方も多いでしょう。
設置にあたってどのくらいの予算を考えておけばいいのでしょうか。気になる費用相場をお伝えします。
ミニキッチンの本体価格
ミニキッチンの本体価格の相場は、グレードによりさまざまですが、10〜30万円が目安とお考えください。
冷蔵庫や電気温水器、水栓の変更などを行うと、さらに費用が加算されます。
ミニキッチンの設置工事費
施工にかかる工事費用は戸建て・マンションなど、お客様の家の状況によりさまざまですが、平均的な工事費用についてご紹介します。
搬入組立費:3〜7万円
給排水工事:3〜5万円
電気工事:3~4万円
ガス工事:3~4万円
内装工事:3~4万円
排気ダクト工事:3~5万円
新しく取り付ける場合は配管や電源の増設、給湯器取り付けのための工事が発生しますので、工事費用は20〜80万円程度が相場となります。
施工例)
■コンロ無しのミニキッチン
・搬入組立費用)約5万円
・給排水工事費用)約3万円~
給排水工事は、設置位置により価格が大きく変動しますので、リフォーム会社からしっかりと工事内容の説明を受けましょう。
■コンロ+換気扇つきミニキッチン
・搬入組立費用) 約5万円
・給排水工事費用)約3万円~
・電気工事費用) 約3万円
・ガス工事費用) 約3万円(ガスコンロ)
・排気ダクト工事費用) 約3万円~
工事プランにより、費用に大きな差が出ます。見積もりを複数社から取り、じっくりと比較して、失敗のないよう慎重に決定しましょう。
【メーカー別】ミニキッチンのラインナップ
先ほど、LIXILのミニキッチンについてご紹介しましたが、ミニキッチンを発売しているメーカーは他にもあります。
種類も豊富にありますので、迷う方も多いかと思います。お近くにショールームがある場合は、足を運んで、各メーカーのこだわりや使い勝手を体験してみることをおすすめします。
【クリナップ】
日本で初めてシステムキッチンを開発したメーカーがクリナップで、ミニキッチンは「コルティ」と「HIROMA」の2つのラインナップがあります。
「コルティ」は、レイアウトやデザインが豊富にあり、好みに合わせて自由に組み合わせることができます。カラーバリエーションにも多くの選択肢があり、扉面は全部で19色あり、光沢のあるものやつや消しタイプなどもあります。
ワークトップ(天板)はステンレスと人工代理製の2種類から選ぶことができます。
「HIROMA」シリーズは、クリナップと飛騨産業株式会社がコラボレーションした商品で、ミニキッチンには珍しい天然木をふんだんに利用しているという特徴があります。
【Panasonic】
Panasonicのミニキッチンには、「MKV」シリーズがあります。
「MKV」はスタンダードなフルユニットタイプから、ハーフユニット、オープンユニットなどの商品が揃っており、LIXILと同じく、オプションをつけてカスタマイズすることができます。
色はホワイト一色のみですが、シンプルで飽きのこないデザインでまとめられています。
【サンワカンパニー】
サンワカンパニーは、住宅設備機器や建築資材などを扱う企業で、ミニキッチンの種類が他メーカーより多く、オフィス専用、二世帯住宅や狭小住宅用のミニキッチンを探している方におすすめです。
加熱機器や水栓、レンジフードのタイプからウォールキャビネットの有無まで、好みに合わせて多くの選択肢の中から選んでミニキッチンをデザインできる、という大きな特徴があります。
「プレーンKプティ」「ミニモラス」「メタロ」など、用途に合わせてさまざまなラインナップがありますので、サイトにて実例をご覧ください。いろいろなアイデアが浮かんでくるでしょう。
ミニキッチン設置時の注意点
本体価格はそれほど高額でないにも関わらず、工事費用を含めると高額となり、予算をオーバーしてしまうケースがあるため、注意が必要です。
ミニキッチン検討の際は、まず予算を立て、詳細な計画を立てましょう。
また設置した後の保証対応についても、確認を忘れないようにしてください。
ミニキッチンの用途を明確に
ミニキッチンの用途やこだわりたいポイントを、事前によくイメージしてから購入しましょう。
例えば熱いお茶を入れたり、レトルト食品を温めたりする簡単な作業であれば、コンロと小さなシンクがあれば十分です。
温めには電子レンジを使うのであれば、コンロは不要かもしれません。
一方、まな板や包丁を使ってちょっとした調理もする場合は、コンロとシンクの間に作業スペースが必要です。間口90〜105cmとコンパクトなミニキッチンでは作業スペースが狭いかもしれません。
調理もしたい場合は、120〜150cmの少し広めのコンパクトキッチンを選ぶと、ストレスなく調理できるでしょう。
オプションを付けすぎない
本体価格が手ごろな製品を選んでも、冷蔵庫や温水給湯器などのオプションを付けると、思いのほか費用がかさむものです。
また本体の色はホワイトが多く販売されていますが、オプションで扉のカラーを木目調に交換することや、持ち手のデザインを変えることができる製品もあります。
予算内でどのようなミニキッチンが設置できるのか、事前にリフォーム会社とよく相談することが、リフォーム成功のポイントです。
給湯器と近い場所がベスト
ミニキッチンでお湯を使用するには、給湯器が必要です。既存の給湯器が離れた場所にある場合、蛇口からお湯が出るまで時間がかかり、水も無駄になってしまいます。
また、給湯器の容量を確認する必要があります。容量が小さいままキッチンを増設してしまうと、室内の他の場所でお湯が出なくなる可能性があります。
さらに、給排水管の位置も重要です。既存の給排水管の位置近くに設置することで、延長工事費を抑えることができます。
工事費が高くならないよう、リフォーム会社と設置場所をよく検討しましょう。
床材にも注意
ミニキッチンを設置する床の素材にも注意が必要です。
カーペットの上にも設置できますが、跡がついてしまったり、汚れがついてしまったりと掃除が大変になってしまいます。
フローリングやクッションフロア上への設置をおすすめします。
外壁に接した場所に
換気扇を取り付ける場合は、外壁に接した場所に設置することが求められます。
もし外壁に接していない場所に設置する場合、換気扇の種類などによりダクトを外壁まで引く工事が必要となり、工事費用が増すことになります。
限られた予算内で収まるよう、設置場所は慎重に検討しましょう。
施工事例
※LIXIL ミニキッチン スタンダード 扉タイプ フルユニット 間口120cm
その他の写真はこちら
まとめ
今回の記事では、ちょっとした調理の際や休憩したいときに便利なミニキッチンの種類や特徴、費用相場などについて解説しました。
どこに設置できるか、予算内でできるかなど選び方について参考になる情報は見つかったでしょうか。
ミニキッチンが備わると、オフィスや住まいの雰囲気もおしゃれに変身します。
おしゃれなミニキッチンは、皆さまの毎日をさらに充実したものにしてくれるでしょう。
おしゃれなミニキッチンの種類や設置方法から費用相場まで千葉県千葉市のリフォーム会社が詳しくご紹介しました。
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