2023.11.24ブログ
【実例あり】お風呂と洗面所の同時リフォームのメリットとは?浴室リフォームのポイントや費用相場、施工事例を千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
新築で購入以来まだリフォームを経験していないというご家庭も多いかと思いますが、浴室や洗面所の劣化が目立ち始めていませんか?
または、小さな不具合に気づいているけれども、「まだ大丈夫かな…」と修繕やリフォームを後回しにしているという方がいらっしゃるかもしれません。
築年数が経つにつれ、お風呂や洗面所といった水回りは、カビや黒ずみ、腐食など小さな傷みが目立ち始め、やがて大きな不具合へと発展してしまいます。
浴室や洗面所のリフォームや大規模な修繕は別々に行うよりも、同時に行う方が手間や時間がかからないほか、費用も抑えることができます。
そこで今回の記事では、浴室と洗面所のリフォームを一緒に行う際のメリットや費用相場などを解説していきます。
お風呂と洗面所を一緒にリフォームすべき理由とは
まずはじめに、お風呂と洗面所を一緒にリフォームするメリットからご紹介します。
今はまだ、浴室や洗面所の1箇所だけのリフォームをお考えの方も、同時リフォームをするメリットを検討してみませんか。
費用が安くなる
同時リフォームの最大のメリットは、工事費用を抑えられることですが、主な費用削減ポイントは、壁紙と床です。
■壁紙
まず壁紙(クロス)からご紹介します。
例えば、床がタイル張りで浴槽が床に設置されている在来工法の浴室からユニットバスへとリフォームする場合をご紹介しましょう。
在来工法からユニットバスにリフォームするケースでは、入り口の壁を壊さなければいけない場合が多くあります。
壁を壊した場合、壁紙も貼り直すことになりますが、その際、洗面所の壁紙が古くなっているなら、壁紙交換の際に洗面台を移動させ、洗面所全体の壁紙を貼り替えます。
その際、洗面台が接していた壁の部分や洗面台自体にも劣化や不具合が発生していることが多く、古いタイプのものですと、修理をしたくても部品がないといったことも発生します。
洗面台を移動させ、洗面所全体の壁紙を張り替えたほうが、浴室入り口だけの張り替える方法と比べて、手間・費用ともに大きな差はなく、効率よくリフォームすることが可能です。
■床
入り口を広げてユニットバスを搬入すると、床材の張り替えが必要な場合も出てきます。
こちらも壁紙と同じような理由から、劣化などが見られるなら、同時にリフォームするほうが、手間をかけることなく、新しい床材へとリフォームすることができます。
浴室・洗面所と別々にリフォームする場合、壁紙や床を2度張り替えるための費用、洗面台の不具合で修繕が必要になった場合の費用などを考えますと、同時リフォームで一時的に出費は大きくなりますが、将来的にはまとめてリフォームした方がお得になるかもしれません。
多くのリフォーム会社では、水回り2点セットと銘打ってお得なセットプランを取り扱っていることもありますので、サイト上などで検索してみませんか。業者によっては、2点セット以外にも、キッチン・トイレも含めて、4点セットのプランなどもあります。
また、洗面台・浴室のリフォームを単体で行う場合とセットで行う場合の見積もりを無料で行ってもらい、見積書を比較すると、割安感を実感できるかもしれません。
同じ時期に寿命が来る
浴室や脱衣所などの水回りは湿気が原因でカビや汚れが発生しやすく、床下の腐食も起きやすい場所であるため、住まいの中で劣化が進みやすい場所です。
そのため、浴室と洗面所が同じタイミングで劣化が進んでいる可能性があり、両方同時に交換といったリフォームも珍しくありません。
浴室や洗面所の一般的な耐用年数は、約10年から15年だと言われています。
使い方や環境により劣化の具合はさまざまですが、浴室の不具合が見つかったら、洗面所にも劣化などがないか、確認してみることも大切です。
浴室・洗面所の雰囲気を統一できる
浴室と洗面所を同時にリフォームする際、新しく設置する浴室内の設備と洗面化粧台のデザインを合わせると、オリジナリティーのある空間を作ることができます。
「そこまでこだわらない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、浴室や洗面所は一旦リフォームすると、10年、20年と長く使用する場所です。
統一感を持たせることで、満足度の高いリフォームを実現することができ、きっと毎日の入浴タイムがより充実したものになるでしょう。
打ち合わせなどの手間を省くことができる
理想のリフォームを実現するためには、リフォーム会社と綿密な打ち合わせを行い、意志の疎通を図ることが重要です。
何度も打ち合わせを重ねることになりますが、仕事や家の都合などのスケジュールを調整して、担当者と時間の予約などをしなくてはならず、大変手間がかかります。
またリフォーム中も不在にするわけにはいきません。住みながらリフォームが可能とはいえ、担当者や職人とのやりとりなどもあり、短期間かつ少ない回数で済ませられるようにしたいものです。
同時リフォームの場合は、見積りを取ったり、契約書を交わしたりといった手続きも一度で済ませることができます。
リフォームをする際のポイントや注意点
同時リフォームに限ったことではありませんが、リフォームをする上で抑えておきたいポイントや注意点がありますので、ご紹介します。
ショールーム見学に行こう
インターネット上でたくさんの写真やカタログを見ることができますが、やはり実物を見ることが何よりも大切です。
ネット上での買い物などの際にも、「イメージしたよりも、かなり大きかった!」「届いた商品がイメージと違う」という経験をされた方は多いでしょう。
浴槽の質感や色味、床の足触りなどはショールームで実感してみませんか。
ショールームに足を運べば、専門の知識を備えたスタッフが製品選びをサポートしてくれるので、気軽に相談や見積書の依頼ができます。
必要な機能を見極める
同時リフォームがお得だといっても、不必要なオプションなどを付けてしまうと、費用がかさんでしまい、同時リフォームのお得感がなくなってしまうほか、後々のメンテナンス費用が発生することもあるので、注意が必要です。
最近の浴槽にはさまざまな便利な機能をオプションとして付けることができます。自動お湯張り機能は多くの浴槽で設置されていますが、その他にもジェットバス機能や節水機能、水流の切り替えのできる多機能シャワーなどがあります。
また、仕事や子育てに忙しいご家庭にうれしい、掃除の負担を軽減してくれる機能など、特徴のある製品も多く販売されています。
洗面化粧台も多機能で高級感あふれるタイプが、各メーカーからさまざま販売され、特に最新タイプの製品は魅力的なものが多く取り揃えられています。
「オプションで付けたけれども、あまり使わない」といったことがおきないよう、リフォームの際には、家族構成やライフスタイルに合わせて、本当に必要なものを見極め、ご家庭にぴったりなものを選びましょう。
高齢になったときのことも考えて
浴室や洗面所は耐用年数の長い場所ですので、10〜20年先のことも考えてリフォームすることも重要です。
例えば、近い将来、子どもが独立して夫婦二人だけになる予定でしたら、浴槽のサイズは広めよりも小さめで浅く、安全性のより高い商品が安心かもしれません。
滑りにくく、ひんやりとした冷たさを軽減してくれる床材を使用する、浴室ドアを引き戸にするなどのバリアフリー化も一緒に考えてみることもおすすめします。
浴室は高齢者にとって危険な場所でもありますので、リフォームの際に必要な対策も検討してみましょう。
水回り工事の得意な業者を選んで
初めてのリフォームでは、「工事をどこに依頼したらいいのか分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
住宅のリフォーム内容は多岐にわたり、それぞれの会社が強みや得意分野を持っているため、浴室などの水回りの工事を得意とするリフォーム会社や工務店を選ぶことが大切です。
現在では多くの会社がホームページを開設しており、サイトを通じて情報収集を行うと思いますが、施工事例は必ずチェックしてください。
これから依頼する工事内容において、施工事例が豊富にあること、経験や実績、問い合わせの際の対応の良さなどを見極め、依頼する1社を決めましょう。
【お風呂と洗面所】同時リフォームの流れ
ここからは、浴室と洗面所の同時リフォームを実施する際の大まかな流れについて解説していきます。
■お風呂+洗面所リフォームの流れと期間
リフォーム初日 <解体・撤去工事>
初日は、お客様宅の家財や床、壁を傷つけないよう、養生することからスタートします。マンションなどの集合住宅の場合は、エレベーター内や通路などの共用部分もしっかりと保護します。
次に既存の浴室を解体していきます。また解体作業と同時に、給排水管などの水道工事、照明や換気扇などの電気工事も行い、新製品の設置に備えます。
洗面道具などは、早めに移動しておきましょう。解体中はホコリが多く発生するほか、非常に大きな騒音もします。
2日 目 <浴室組み立て>
浴槽や壁、天井、床などユニットバスを現場で組み立て、照明や換気扇などの設備の取り付けなども行います。
3日目 <大工工事・給排水接続工事>
大工工事では、入り口の枠工事を行います。リフォームにより、入り口の段差が低くなる場合が多くあります。
浴室内の給排水接続工事を行い、浴室で給排水が使えるよう、接続していきます。
4日目 <洗面所内装・洗面台取付工事>
洗面所の壁紙や床などの内装工事を行ったあと、洗面台、トールキャビネットを設置します。
上記のスケジュールは、最短のものをご紹介しました。お使いの浴室などの状況により、さらに追加工事や工期の延長が必要な場合もありますので、見積りの際にしっかりと確認しましょう。
<主な工事内容>
1.解体工事
2:床コンクリート基礎工事
3:木工事
4:設備機器搬入・組み立て
5:給排水設備工事
6:電気工事
7:給湯器取付け工事
浴室と洗面台リフォームの費用相場
※LIXIL リノビオVシリーズ
工事価格は、浴室や洗面所の状態や設置する設備の価格により、大きな差があり、一概には言えませんが、費用相場の目安をご紹介します。
当社施工事例
■浴室+洗面所 同時リフォーム(マンション)
※LIXIL ピアラ
浴室取替、洗面台取替、クロスCF貼替(リノビオVシリーズ、ピアラ)
費用)122万円
日数)6日
その他の写真はこちら
(参考)
■ユニットバスからユニットバスへの交換 50万~150万円
ユニットバス本体価格(スタンダード) 20万~40万円
■在来工法からユニットバスへの交換 60万~120万円
■洗面台取り替え工事 10万~20万円
洗面化粧台 本体価格(スタンダード) 5万~15万円
補助金の活用も検討を
国や自治体独自の補助金制度を利用して、お得にリフォームすることもできますので、ご紹介します。
住宅省エネ2024キャンペーン
2050年までに温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させるカーボンニュートラルの実現に向け、2023年に引き続き、2024年もさまざまな省エネリフォームに対して、国から助成を受けることができます。
もちろん、浴室の断熱リフォームが補助金の対象となっており、例えば、「子育てエコホーム支援事業」という補助金制度を利用して、高断熱浴槽にリフォームすることができます。
高い断熱効果を持つ浴槽へのリフォームと同時に、浴室乾燥機を設置することで補助金が支給される制度もあります。
高効率給湯器や節湯水栓などのエコ住宅設備の設置に対しても支給されますので、詳細については、環境省や国土交通省のホームページをご確認ください。
自治体の補助金もチェック
自治体が独自に補助金を設けている場合があります。
例えば千葉県内では市町村ごとの支援制度を
・高齢者
・若年・子育て世帯
・障害者
・3世代同居、隣居・近居
・移住・定住
・空き家
・環境対策
と、7つの項目に分類したものを一覧にして表示し、分かりやすく整理しています。
お住まいの市町村のホームページや広報誌などで確かめてみましょう。
まとめ
今回の記事では、浴室と洗面所の同時リフォームのメリットについてお届けしましたが、お役立ち情報は見つかったでしょうか。
水回りは特に不具合が生じやすく、定期的な修繕やリフォームが欠かせません。
リフォームは手間も時間もかかるものですが、一度に済ませることで負担を軽減することができます。
特に、設置から10年以上経過しているご家庭では、この機会に設備点検などを実施していただき、快適で安全な入浴タイムのためにも、同時リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
きっと今まで以上にリラックスできる入浴タイムになるはずです。
【実例あり】お風呂と洗面所の同時リフォームのメリットとは?浴室リフォームのポイントや費用相場、施工事例を千葉県千葉市のリフォーム会社が徹底解説しました。
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