2023.12.22ブログ
【施工事例あり】水回りリフォームの費用相場や期間・失敗しないための注意点などを千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
浴室や洗面所、トイレやキッチンといった水回りは住宅リフォームの中で依頼が多い箇所であり、「どのくらいの費用がかかるの?」「ベストなタイミングはいつ?」などさまざまな疑問や不安を抱える方も多いものです。
今回の記事では、初めて水回りリフォームを検討されるお客様の不安や疑問にお答えするため、水回りリフォームの費用相場や工事期間、さまざまな注意点などについて解説します。
水回りはカビや雑菌が発生しやすく、住宅の他の場所に比べて、劣化が早いと言われています。水回りを清潔な空間に保つことで毎日快適な生活を送ることができるだけでなく、築年数の古い住宅でも、リフォームすることで、長く大切に使うこともできます。
適切な時期にリフォームを実施して、より快適で心地よい住まいを手に入れましょう。
水回りリフォームの最適なタイミングとは?
水回りのリフォームは目に見えるような不具合が起きていなくても、10年を過ぎたことからリフォームを意識し始めると良い、と言われています。
その理由としては、水回りのトラブルは突然発生するように思われがちですが、普段目に見えない構造部分の腐食や劣化が進んでいる可能性が高いからです。
タイル貼りでできた昔ながらのお風呂を例にあげましょう。
以前のお風呂は在来工法で作られていましたが、使用するうちに床や壁などに小さなヒビ割れが起きてしまいます。
また排水 管 は約20年を超えると劣化が始まると言われ、不具合の発生した場所から水がしみこんで内部が腐食し、水漏れやシロアリが発生し、ある日突然お風呂が使えなくなったという事例もあります。
配管や設備の劣化が進んでしまうと、大掛かりなリフォームが必要となり費用も高額になってしまうことがあります。
問題がないように見えても、知らないうちに劣化が始まっていることがあるため、まずはリフォーム会社に点検を依頼することから始めることをおすすめします。
また、家族構成やライフスタイルの変化に合わせてリフォームするご家庭もあります。
子どもが生まれたり、高齢者の方の介護が必要となったりといったタイミングを利用してリフォームすることもおすすめです。
水回りの設備の耐用年数は、一般的には10年から20年に設定されています。家の他の場所と異なり、水回りは湿気が多く、カビや腐食が発生しやすい場所です。突然のトラブルに悩
まされることのないよう、余裕を持ってリフォームを検討しましょう。
【場所別】水回りリフォームの費用相場と工期について
リフォームを計画するにあたり、最も気になる点が費用相場と工事期間だと思います。
水回りのリフォーム費用は大きく分けて、設備費用と工事費用、諸経費の3つになります。キッチンやユニットバスなど、本体価格のグレードによりリフォーム費用は大きく変動しますが、一般的な工事価格や工事期間についてご説明します。
【浴室】
浴室の工法としては、築年数の古いお住まいですとタイル貼りの在来工法と、ユニットバスがあります。
在来工法はお客様の浴室に合わせて設備などを設計し、壁や床をモルタルとタイルで仕上げる昔ながらの工法です。
ユニットバスは、工場で製造された壁や床、浴槽などをお客様の浴室で組み立てます。
戸建て住宅でユニットバスの交換であれば【50〜150万円程度】が費用相場であり、在来工法からシステムバスへの変更となると相場はもう少し高くなります。
また、工事期間の目安は、【2〜6日間】です。
浴槽だけの交換といった部分的なリフォームのみであれば、【1日】で対応できるケースもあります。
ただし、在来 工法の浴室からユニットバスへのリフォームや、在来工法の浴室のリフォームでは【5日〜1週間】程度の日数がかかる場合もあります。
【トイレ】
トイレリフォームの費用相場は、戸建ての場合は【10万円〜50万円】、マンションの場合は【10万円〜35万円】が目安です。
リフォームにかかる費用は、設置する便器や便座の本体価格、オプションの有無などによって大きく変わります。
便器本体の交換やウォシュレット(温水洗浄便座)の設置、便座の交換などであれば、それほど費用はかさみません。
トイレリフォームの工期の目安は、【1〜3日間】です。
便器本体の交換や、壁や床の張り替えのみといった工事では、一般的に【半日~1日程度】で作業が修了する場合もあります。
ただし、和式トイレから洋式トイレへのリフォームするといった大規模な工事の場合は、【3日以上】かかる可能性があります。
【洗面所】
洗面所のリフォーム費用は、戸建て住宅の場合は【10万円〜40万円】、マンションの場合も【10万円〜40万円】と、戸建て住宅とマンションに大きな差はないケースが多くみられます。
こちらも、工事の内容や設備のグレードによって費用に差が発生します。
例えば、既存の洗面化粧台を移動したり、新たに設置したりするケースでは、配管工事や電気配線工事が必要となるため、費用がかかる傾向にあります。
また、洗面所も湿気が多い場所になるため、洗面化粧台裏の壁紙(クロス)にカビや腐食が発生していることも珍しくなく、壁紙や床材の張り替えで追加費用が発生する可能性もあります。
洗面所リフォームの工事期間の目安は、【1〜4日間】です。
複雑な工事がなく、洗面化粧台の交換のみであれば、【半日~1日程度】で終わる場合もあります。
反対に、洗面所の壁や床の張り替える、既存の洗面化粧台の位置を移動させるといった大掛かりな工事を行う場合は、【2〜3日程度】かかることもあります。
【キッチン】
キッチンのリフォーム費用の相場は、戸建て住宅の場合は【50万円〜150万円】、マンションの場合は【30万円〜150万円】程度を目安としてお考えください。
キッチンのリフォームでは、ガスコンロからIHヒーターに変える・レンジフードを新しくするといった簡単な工事から、シンク台のみを交換する工事、壁付けキッチンを対面型のシステムキッチンへ変更するといった大掛かりなレイアウト変更など、工事内容が多岐にわたり、リフォーム内容によって金額が大きく変わってきます。
キッチンリフォームの工期の目安としては、【2〜6日間】です。
ただし、ガスコンロや水栓の交換などの工事ですと、【数時間〜半日】で済むことが多く、キッチンの入れ替えのみの場合【2日~1週間】、キッチンの入れ替えと同時に床の張り替えなどの内装工事も行う場合は、【5日~10日】と通常よりも工事期間が長くかかりやすいといえます。
さらに、キッチン移動を含めたレイアウト変更を含む場合は、工事期間が長くなり【2〜3週間】、さらに複雑なリフォームですと1か月かかる場合もあります。
リフォームを失敗しないための注意点やポイント
初めてのリフォームですと、どのような点に注意したらいいのかや気を付けたいポイントなどが分からず、不安を感じることもあるかと思います。
失敗しないためにも、リフォーム前に知っておきたい注意点やポイントをご紹介します。
定期的なチェックを忘れずに
住み始めて10年を過ぎたころに、水回りの設備について総点検することを忘れないようにしましょう。
早い段階で不具合に気づくことで、トラブルに見舞われることを避けることができるほか、補修にかかる費用を抑え ることもできます。
水回りリフォームは10年過ぎたころから意識し始めることが大切だと言われますが、10年ほどでは、見た目がきれいなことが多く、不具合を見落としてしまうことも珍しくありません。
排水口や配管など、普段見ることのない部分から劣化や腐食のサインが見られるので、耐用年数を超えていなくても、定期的なチェックをおすすめします。
普段の掃除では見過ごしてしまう場所を確認してみましょう。「どこを見たらいいのか分からない」という方は、リフォーム会社に相談し、水回り全体の点検をお願いすることもできます。
大きな被害が発生する前に、耐用年数と照らし合わせて各設備の状況をしっかり把握して、リフォームを検討してみましょう。
同時リフォームもおすすめ
水回りの劣化は同時に進むこともあり、浴室と脱衣所、浴室とトイレなど似通った工事をまとめたセットプランとして販売されているプランを使用すると、費用を 抑えることができ、お得にリフォームすることができます。
例えば、戸建て住宅になりますが、浴室+トイレの2点セットで【50万円〜100万円】、キッチン+浴室のセットで【70万円~210万円】といったプランや、浴室+洗面所+トイレ+キッチンの4点まとめて【200万円~】といったパックプランも販売されています。
なぜお得にリフォームできるかというと、水回り工事では共通の専門業者が担当していることが多く、共通する資材をまとめて仕入れ ることで仕入れ値が安くなる、人件費や養生費などのコストを抑えることができるといった点をあげることができます。
またユニットバスとトイレ、ユニットバスと洗面化粧台など複数箇所を新しくする場合、同じメーカーで揃えると割引が受けられることもあります。
ただし、セットプランには設備の種類やグレードが限られている、オプションが選べないといった条件もありますので、注意が必要です。
まとめてリフォームすると工事費用を抑えることができるだけでなく、お客様の手間や時間を削減することもできます。
まずは、リフォーム会社に相談をして、しっかりと確認をしましょう。
ショールームに足を運ぼう
リフォームした後に、「使い勝手が悪い」「希望していた色味と違う」といった失敗を避けるため、必ずショールームで実物に触れ、使い心地を確かめることが大切です。
ショールームでは、設置する商品を自由に操作できることで使い勝手や機能を体感できるほか、専門家からアドバイ
例えばユニットバスを選ぶ際に確認してほしいポイントとしては、
・ユニットバスに実際に入ってみる
・浴槽の素材の質感を確かめる
・壁や浴槽、床の組み合わせデザインをシミュレーションしてもらう
・床の柔らかさや肌触りなどを実感する
・掃除しやすいかを確認
・収納スペースもチェック
・自動洗浄などオプションの機能を試してみる
など、浴室だけでもたくさんのチェック項目があります。
さらにトイレの見学では
・実際に水を流して、水量や水流を見る
・汚れの落ち方をサンプルを利用して体験できる
といった体験も可能です。
商品の特徴やメリット・デメリットはカタログを見るだけでは分からないことも多くありますので、実物を見て納得のいく商品を選びましょう。
また、要望を叶えつつも予算内で収めるためにはどうしたらいいか、などお客様に合わせたプランを無料で見積もりをしてくれるサービスもあります。
施工事例
当社では浴室とトイレ、浴室と洗面所などの同時リフォームも承ってきました。
以下、その一例をご紹介します。
①千葉市若葉区 (工事内容)ユニットバス交換、洗面台交換、洗面室内装貼り替え、洗面室用換気乾燥暖房機新設、給湯器交換、分電盤交換、
(ユニットバス)LIXILリデア Cタイプ
(洗面化粧台)ピアラ
②千葉県千葉市(ユニットバス取替・トイレ取替)
(ユニットバス)toto シンラHKシリーズDタイプ
(トイレ)LIXIL サティスSタイプリトイレ
③東京都墨田区 (工事内容)水廻り設備一式取替
(ユニットバス)LIXIL リノビオVシリーズ Eタイプ
(洗面化粧台)LIXIL クレヴィ
(トイレ)LIXIL アメージュ
(キッチン)LIXIL ノクト
(給湯器)パロマ ブライツSシリーズ
その他の施工事例はこちら
商品を選ぶ際のポイントは
リフォームの際には、ユニットバスや便器、洗面化粧台などを購入することになりますが、おしゃれで機能性も高い商品が豊富に揃う中、「どれを選んだらいいのか、迷ってしまう」といった声も多く聞かれます。
最新の設備は、自動洗浄機能付きユニットバスがあったり、商品ごとに選ぶ際のポイントを一覧にまとめました。たくさんある商品の違いを比較しながら、後悔のないよう製品を選びましょう。
■浴室
さまざまなオプションは、本当に必要かどうかをしっかりと考えましょう。
最新のユニットバスには便利で魅力的なオプションが豊富にあり、つい欲しくなってしまうこともあるはずです。
自動洗浄機能付きのユニットバスやジェットバス、ミストサウナなど、浴室だけを例にとってもさまざまな機能があります。欲しいものを欲しいままに選択していくと、いつの間にか費用が高額になっていた、ということもあります。
また、浴室カウンターもたくさん付けてみたものの、「そんなに置くものがなかった」といったケースもあります。
さまざまなオプションは、本当に必要かどうかをよく考えることが重要です。
■洗面所
洗面所は収納するものが多いため、洗面台の大きさや収納サイズ、使い勝手などもショールームであらかじめ体験してから選びましょう。
収納したいものがどのくらいあるのかを事前に確かめておくことをおすすめします。
また毎日使用する洗面所は、浴室やトイレ同様、汚れがたまりやすい場所です。洗面ボウルなど、汚れがつきにくく、簡単な手入れで済む素材を選ぶことがコツです。
■トイレ
トイレの便器を選ぶ際には、掃除のしやすさを第一に考えることをおすすめします。
汚れが付きにくいタイプの便器を選ぶと同時に、尿はねなどで汚れやすく、臭いも気になる壁紙や床材は、簡単な水拭き掃除で済むものに張り替えると、掃除の手間を大幅に省くことができます。
また最近では水道代の節約にもつながる、節水タイプの便器も人気があります。従来の便器では1回の洗浄で約10L〜13Lの水が使われていましたが、現在では約半分の6ℓ〜8ℓで流せるものが主流となっています。
またトイレは狭いため、既存のトイレよりも大型のものにならないよう、同程度のものか省スペースのものを選ぶことをおすすめします。
■キッチン
お気に入りのシステムキッチンを選んだとしても、収納場所も含めた家事動線を考えることが重要です。
特に、既存のキッチンとは違う場所や向きに移動したい場合には、リフォーム会社と打ち合わせを重ね、確認し合いましょう。
例えば、壁付きキッチンを対面型キッチンにリフォームする際には、ダイニングやリビングが狭くなるケースがほとんどです。特にマンションでは、管理規約で場所変更自体が禁止されていることもありますので、事前の確認が必要です。
間取りの変更をともなうキッチンリフォームは、リフォーム会社に事前調査を依頼して、相談しながら計画を立てましょう。
リフォーム価格を抑えるためのコツは
複数箇所をまとめてリフォームすると割安にはなりますが、それでも高額な費用がかかってしまうため、費用を抑えるためのよい方法はないかと考える方も多くいらっしゃるでしょう。
少しでも費用を抑える方法をご紹介します。
水回りリフォームに実績が豊富な業者を選ぼう
リフォーム会社は多くありますが、それぞれに得意分野があり、外壁塗装が専門の業者に水回りの工事をお願いしても満足いく結果にならないかもしれません。
理想のリフォームを実現するには、水回り関連の工事実績が豊富な業者を選びましょう。専門知識の豊富な職人が工事をスムースに進めますので、人件費などのコストを抑えることができます。
水回り製品を扱うメーカーとの繋がりが強く、人気のある設備や新しい製品を安価に仕入れてもらえる可能性もあります。
同じメーカー製品で揃える
同じメーカーの製品で揃えることで、割引率が高くなるケースがあり、コストを抑えることができます。
また浴室や洗面所などを同じメーカーで揃えることで、統一感のある雰囲気を実現できるという良さがあります。
おすすめの製品に決める
工事を依頼するリフォーム会社に製品選びをお任せすることで費用を抑えることもできます。
特にこだわりがなく、シンプルで基本的 な機能があれば大丈夫、という希望を伝えることで、リーズナブルな価格の見積を期待できることもあります。
補助金の活用ができる場合も
2023年9月に上限に達した「こどもエコすまい支援事業」の後継事業として、「子育てエコホーム支援事業」が政府により発表され、新築住宅だけでなくリフォームの際にも引き続き補助金が利用できるようになりました。
「子育てエコホーム支援事業」を使用した対象工事は、高断熱浴槽や節水型トイレ、節湯水栓、高効率給湯器などですが、上記の工事を行う場合に限り、ビルトイン食洗機や掃除しやすいレンジフードなど家事負担の軽減に資する住宅設備を設置・防犯性を高めるための玄関ドア交換・バリアフリー改修として廊下・階段への手すりの設置なども補助金で工事することができます。
また、水回りのリフォームだけでなく、外壁や屋根、天井や床などの断熱改修のために利用することもできます。
さまざまなリフォームに活用できる補助金制度ですが、概要や申請方法、手続きの流れなどの詳細については、リフォーム会社にお問い合わせください。
まとめ
今回の記事では、住宅購入後に初めてリフォームを検討される方に、リフォームを考えるタイミングや費用相場に加え、リフォームを決定するまでのポイントや注意点についてお伝えしました。
参考になる情報は見つかったでしょうか。
リフォームのタイミングを間違ってしまうと、トラブルが大きくなってしまったり、不具合が続いてしまったりする可能性もあります。
適切な時期にリフォームプランを作成し、トラブルのない住まいづくりを成功させ、安心で快適な暮らしを維持していきましょう。
【施工事例あり】水回りリフォームの費用相場や期間・失敗しないための注意点などを千葉市のリフォーム会社が徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
New Article
Archive
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年7月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年4月
- 2020年1月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月