2024.02.16ブログ
【キッチンリフォーム】タイル貼りの美しいキッチンにするには?費用相場や施工方法などを千葉市のリフォーム会社が施工事例も交えて徹底解説!
キッチンの壁の素材には、キッチンパネルとタイル貼りなどの種類がありますが、どちらも人気があり、「どちらを選んだらいいのか、迷う」といった声を聞くこともあります。
今回の記事では、弊社が実際にリフォームを手がけたタイル貼りのキッチン壁のリフォームを紹介し、キッチンタイルの取り入れ方やメリット・デメリット、費用相場、掃除方法などについて、施工事例を交えて解説します。
コンロ周りは耐火性がマスト
キッチンは火を使う場所であるため、特にコンロ周りは、熱に強い耐火性のある素材が必須であるだけでなく、油汚れへの耐汚性も求められます。
現在の新築では、金属や不燃化粧板、ホーローなどの素材で製造されたキッチンパネルの設置が主流になっており、使用しているご家庭も多いかと思います。
ただ最近では、キッチンパネルよりもオリジナリティを出すことができる「キッチンタイル」にも注目が集まっています。
例 えば、「サブウェイスタイル」をご存じでしょうか。
サブウェイスタイルは、1900年代初めニューヨークの地下鉄の駅構内で初めて取り入れられたスタイルで、アメリカの住宅ではキッチンや浴室で使われているデザインで、クールでスタイリッシュな印象があります。
他にも、レトロ感の漂う「ブルックリンスタイル」もあり、タイルでオリジナルな空間を演出してみませんか。
キッチンタイルとは?
まずは、キッチンタイルについて解説します。
タイルは建物の外壁や内装の床などによく使用されますが、粘土や石材などを原料とした焼き物で、熱に強く、耐久性のある素材です。
また、キッチンをおしゃれで個性的な場所にしたいと願う方にとって、最適な素材です。
タイルの多くは、長方形や正方形ですが、最近では三角形や六角形などバラエティ豊かな形があり、サイズやカラーも豊富です。
タイルの組み合わせは幾通りもあり、キッチンをお気に入りのテイストに仕上げたい方に大変人気があります。
【キッチンタイル】どこに取り入れると効果的?
「タイルの良さは分かったけど、どこに使ったらいいの?」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
一般的には、キッチンの壁や腰壁によく使用されるほか、天板や床に施すケースもあります。
キッチンタイルの効果的な 使い方を具体的に解説します。
キッチンの壁
耐熱性・耐水性のあるタイルは、油汚れが付着するコンロ周りや水はねが気になる蛇口周辺に施すことをおすすめします。
特にコンロ周辺では、気づかないうちに汚れが飛び散っていることも珍しくありません。
タイルは汚れが染み込むことがないため、汚れを簡単に落とすことができます。
また毎日のように目にする場所でもあります。お気に入りのタイルで仕上げることで、料理の楽しみも格段にアップするでしょう。
キッチンの腰壁
対面式キッチンの場合、キッチンとリビング・ダイニングの間に腰壁が設けられます。
腰壁とは、床から人の腰くらいの高さまである壁のことで、キッチンとリビング・ダイニングの間に取り付ける、造作壁のことを指します。
腰壁には壁紙やタイルなどを施すことができるほか、小さな収納スペースを設けているご家庭もあります。
腰壁にLDKの雰囲気とマッチするタイルを選ぶと、部屋全体に統一感が生まれ、ワンランクアップ上のおしゃれな空間を演出できます。
キッチンの床
キッチンの床は、クッションフロアやフローリングのご家庭が多いですが、メンテナンスが簡単で耐久性があり、硬いものを落としても傷が付きにくいタイルもおすすめです。
またデザインにこだわりたい方にも最適です。
ただし、多くの方がご想像するように、冬は足が冷たくなるため、キッチンマットやスリッパなどの寒さ対策が欠かせません。
キッチンの天板
こだわりのキッチンにしたいなら、タイル製の天板はいかがでしょうか。
おしゃれなカフェを思わせるようなデザインを実現することができます。
タイルは焼き物なので、熱に強いことはもちろん、耐久性もあり、キッチンを「今までと違った雰囲気にしたい!」と願う方におすすめです。
キッチンにタイルを取り入れるメリット・デメリット
キッチンタイルの特徴についてご紹介してきましたが、この章では、タイルのメリット・デメリットについて解説します。
キッチンタイルのメリット
■耐久性・耐火性が高い
高温で焼いて成形されるタイルは耐火性があるだけでなく、温度変化に強く、ヒビ割れや経年劣化もほとんど見られないほどの耐久性があります。
油汚れなどの落ちにくい汚れなどもこびりつくことなく、落とすことができます。
■お手入れが楽
タイルは汚れが付着しても落としやすく、液体を吸収しないため、簡単な水拭きで汚れをラクに落とすことができます。
ただし、金属製のたわしなどで何度もこすってしまうと、傷がついてしまう可能性がありますので、柔らかいスポンジでお手入れをしましょう。
■デザインを楽しめる
さまざまなデザイン性のあるタイルを組み合わせて、オリジナルキッチンを完成できる楽しさは、タイルの大きな魅力でしょう。
最近では、サブウェイタイルやデザインタイルが人気です。
サブウェイタイルは、ニューヨークの地下鉄が発祥のタイルで、白い長方形のタイルを交互に組み合わせていきます。白が基本色ですが、黒を始め、さまざまな色のサブウェイタイルも販売されています。
キッチンにアクセントを加える、デザインタイルもおすすめです。アンティーク調や和風などのさまざまなデザインがあり、選ぶのが難しいほどの種類があります。
キッチンタイルのデメリット
■費用が割高になる場合も
他の素材でも言えることですが、タイルの単価も素材により幅があります。
壁や床をタイルにする場合、一般的なものを使用するなら、タイル自体の費用は、1㎡あたりおよそ1万円ですが、ハイグレードな商品では3万円を超えるものもあります。
さらに、工事費用として1㎡あたり1〜2万円ほど、接着剤などの副材費も必要となります。
デザインの豊富さが魅力のタイルですが、好みに合わせて選んでいくと、「予算をオーバーしていた!」ということも。
見積もりで価格を必ず確認するほか、サンプルを見て、最適な商品を選びましょう。
■目地が劣化しやすい
タイルとタイルの隙間にはコーキング材(目地材)を使用しますが、コーキング材の耐用年数は、7~10年程度と考えられています。
また、汚れがつきやすい部分になりますので、防汚性の高いコーキング材を選んでおくと長持ちします。
また、タイルは接着剤で貼り付けますので、経年劣化により、はがれたり、落下したりすることもあります。
施工方法は全面接着剤張りが標準的で、使用する接着剤はタイルの大きさによっても異なります。
タイルを選ぶ際の注意点
タイルのメリット・デメリットを理解した後は、タイルを選ぶ際の注意点もご紹介します。
完成してから、「失敗かも…」といったことにならないよう、慎重に検討しましょう。
見た目の統一感を大切に
タイルのデザインや色によっては、個性的でビビッドなものに仕上げることができますが、その他の箇所がナチュラルで木目調のスタイルでは、統一感がなく、ちぐはぐな印象になってしまいます。
間取りによっては、キッチンとリビングを一続きにし、統一感を持たせているご家庭も多いでしょう。
おしゃれなタイルが多く、ついこだわりたくなりますが、他のスペースとイメージを合わせて、デザインに統一感を持たせることも重要です。
サンプルで確認する
タイルの色や触り心地など、感じ方は、人によってさまざまです。カタログだけでは分かりづらいものです。
リフォーム会社との打ち合わせでは、サンプルを取り寄せてもらいましょう。
また打ち合わせの際に、サイトやインテリア雑誌など、具体的なイメージが担当者に正しく伝わるものを用意しておくと、イメージ違いを防ぐことができ、安心です。
防汚性の高いコーキング材を
施工の際には、防汚性の高いコーキング材の使用をお客様から提案することもできます。
タイルの施工では、必ずコーキング材を使用しますが、掃除の手間を減らすため、汚れがつきにくく耐久性の高い機能性コーキング材がおすすめです。
防汚性や防カビ性の高いコーキング材を選択して、清潔な状態を長く保ちましょう。
キッチンタイルのリフォームにかかる費用は?
キッチンにタイルを取り入れる際の費用相場はどのくらいでしょうか。
リフォーム費用は、主に材料費・工事費・諸経費ですが、デザインによっては設計費、会社によっては既存壁の撤去費などを請求されるケースもあります。
さらに、オープンスタイルのキッチンの場合は、リビングやダイニングなどに続く腰壁にもタイルを選ぶことができ、費用が高めになります。
タイル自体の費用は、手頃な価格のタイルの場合、1㎡当たり【5千円〜1万5000円】、ハイグレードな商品ですと、【3万円】を超えることもあります。
また、一般的な接着工法での工事費用は、1㎡当たり【5千円〜1万円】が目安です。
例えば、5㎡の壁にタイルを施工する場合、以下のような費用相場になります。
①タイル購入費・・・2万5千円~
②施工費・・・2万5千円~
③副資材(モルタル・目地材・接着剤)・・・6千円~
④諸経費・・・人件費や通信費、印紙代等
(必要に応じて)
既存壁撤去費・・・1万円~
産廃処分料(撤去した壁の処分料)・・・1万円前後
リフォーム業者により、見積金額はさまざまですので、必ず複数業者の無料見積もりサービスを利用し、比較検討してから決めましょう。
施工事例
①施工場所:千葉市美浜区高洲
②施工内容:キッチン タイル キッチン・リビングクロスCF貼替
③工 期:7日
④費用目安:117万円
⑤設備:TOTOシステムキッチン ザ・クラッソ
杉浦製陶所
before
after
(設備の特徴)
■TOTOシステムキッチン ザ・クラッソ
・タッチレス水栓
・きれい除菌水で調理用具などを除菌洗浄
・広々としたスクエアすべり台シンク
■杉浦製陶所
・岐阜県多治見市のタイルメーカー
・製品は全て自社製造
・多彩な種類のタイルを自社デザイナーにより生産
キッチンタイルのお手入れ方法
タイルは、汚れが付いてしまっても簡単な掃除で落とすことができるため、「頑固な汚れが取れない!」といったことはないと思いますが、メンテナンスは欠かせません。
タイルの美しさが長続きするよう、中性洗剤や重曹ペーストを使用して、簡単にメンテナンスすることができます。
タイル自体は汚れが付いてしまっても拭き取るだけですが、汚れが付着しやすいのはモルタルが使用されている目地の部分。
目地の表面はザラザラしており、そこに油汚れが付いてしまいます。
その際は、中性洗剤や重曹を目地に染み込ませて、ブラシで軽くこすった後、水で流し、タオルで拭き取ってみてください。
汚れがひどい場合は、重曹を多めに使用してみましょう。
ゴシゴシこすってしまうと、目地が傷んでしまうのでご注意ください。
油汚れは時間が経つと落ちにくくなってしまうため、時間が経つ前に、汚れに気づいたら早めに落とすことがポイントです。
まとめ
今回の記事では、キッチンをおしゃれにもスタイリッシュにも変身させるタイルを取り入れるリフォームをご紹介しました。
参考になる情報は見つかったでしょうか。
タイルを部分的に使用することでキッチンの印象を大きく変えることができます。
多くの施工事例に触れてイメージを膨らませ、タイルを楽しく選んで、オリジナルで快適なキッチンにリフォームしましょう。
【キッチンリフォーム】タイル貼りの美しいキッチンにするには?費用相場や施工方法などを千葉市のリフォーム会社が施工事例も交えて徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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