2024.05.31ブログ
洗面化粧台の使いやすいサイズ(寸法)はどう選ぶ?おすすめの製品や選び方のポイントなどを千葉市のリフォーム会社が施工事例を交えて徹底紹介!
古くなった洗面台の交換を検討するときや、浴室と同時に脱衣所もリフォームする際
「どのようなタイプの洗面化粧台にするか、迷ってしまう」
ということ、ありませんか?
洗面化粧台は、寸法やボウルなど、製品によりデザインが異なるため、選ぶのが難しいと感じてしまうほか、商品選びに失敗してしまうと、使い心地にも影響してしまいます。
今回の記事では、洗面化粧台を交換する際の製品の選び方や注意点などをご紹介します。
理想の洗面化粧台を見つけて、洗面所を、お気に入りの場所へとリフォームしましょう。
まずはサイズを確認!
新しい洗面台を決める前に、まずは今お使いの洗面台の寸法を測ってみましょう。
正確な寸法が分かることで
「もっとスリムなタイプに変えたい」
「ボウルが広いものがいい」
といった、具体的な要望につながります。
まずは、寸法を測ってほしい場所からご紹介します。
間口(横幅)
まずは、間口(横幅)から計測してみましょう。
サイズとしては
【60cm・75cm・90cm】
が一般的かと思いますが、コンパクトな【50cm】サイズや幅広の【100cm】サイズなどもあります。
間口が狭い洗面台ですと
・二人同時に使用しづらい
・水がはねて、掃除が大変
・収納スペースが足りない
といった悩みが生まれがちです。
新しい製品を探す際には、悩みの解決につながる製品を中心に探してみましょう。
洗面ボウルの縁までの高さ
床から、洗面ボウルの縁までの高さまでのサイズもきちんと測り、使いやすいサイズにすることが重要です。
理想的な高さの求め方は
【身長÷2】
です。
一般的な高さは
【80〜85cm】
となっていますが、高さが合わないと、顔を洗うときなどに、腰が痛くなることがあります。
また、成長期のお子さんにとっては、手が届きにくいこともあるでしょう。
家族の身長を考慮するなど、使い勝手を考えて洗面ボウルまでの高さを選ぶことが大切になりますので、ショールームなどで、実際に使ってみることをおすすめします。
洗面台の奥行き
一般的な洗面台の奥行きは
【40〜60cm】です。
奥行きの広い製品に変えると、洗面ボウルが大きくなり
・周囲への水はねを減らせる
・二人でも使いやすい
といったメリットがありますが、
・通路が狭くなる
・ドアの開閉がしづらくなる場合も
といったデメリットもあります。
洗面所が狭い場合は、奥行きが浅い商品を選ぶと使い勝手が良くなるでしょう。
洗面台の高さ
洗面台の高さは
【180~190cm】
が標準規格となっていますが、家により天井の高さはさまざまです。
希望する製品の高さも、しっかりと確認しましょう。
最近では、洗面台の上部に収納スペースを確保するため、吊り戸を設置するご家庭もあります。
ただし、高すぎる位置に取り付けてしまうと
・手が届きにくく使いづらい
・使い勝手が悪いため、使わなくなる
ということが起きる可能性がありますので、注意が必要です。
洗面台のタイプは3つ
一口に洗面台と言っても、洗面台には
①ユニット洗面化粧台
②システム洗面化粧台
③カウンター洗面化粧台
と、種類は3つあります。
それぞれの詳細について、解説します。
ユニット洗面化粧台
洗面ボウル・鏡・水栓金具・照明・カウンター収納・コンセントが一体となった、一般的なタイプの洗面化粧台で、多くのご家庭で採用されています。
サイズ展開は、先ほどご紹介した通り、60・75・90cmの3種類がメインですが、メーカーによっては、オーダーでの注文も可能です。
販売数が多いことから、デザインが豊富に揃っており、価格も抑えめです。
システム洗面化粧台
システム洗面台は、ユニット洗面化粧台とは異なり、洗面ボウルや収納スペース、鏡、蛇口などを、自分の好みに合わせて、自由に組み合わせることができる洗面洗面台です。
洗面所の雰囲気やスペースに合わせて、パーツを自由に選べ、セミオーダー感覚で作りあげられるという魅力があります。
カウンター洗面化粧台
カウンター洗面化粧台は、システム洗面化粧台以上の自由度の高さが魅力で、洗面ボウルや鏡、照明などのデザインを自由に選べます。
特に、カウンター下に収納棚がなく、空間になっています。
収納棚がないというデメリットがありますが、椅子が置けるため、座ってスキンケアなどをしたいときに便利なほか、介護を必要とされる人も、安心して利用できるでしょう。
使う人の用途に合わせて、自由な設計が実現できるメリットがあります。
施工事例
弊社アップリフォームでも、洗面所のリフォームを数多く手がけてきました。
洗面化粧台の交換にも多くの実績があり、施工実績の一例をご紹介します。
洗面台の交換のみならず、浴室と洗面所、トイレと洗面所などの同時リフォームなど、ご家庭により、さまざまなリフォームのスタイルがあります。
①タカラスタンダード ファミーユ
(施工場所)佐倉市大崎台
(施工内容)浴室・浴室窓・洗面所(洗面台と洗濯機を逆位置替え)・洗面所暖房 ・分電盤取替・ウルトラファインバブル給湯器
(工期)8日
(費用目安)251万円
(設備)ファミーユ、システムバスルーム リデア、ウルトラファインバブル給湯器
Before
After
②TOTOVシリーズ
(施工場所)千葉市中央区松ヶ丘
(施工内容)洗面台・トイレ2ヶ所
(工期)2ヶ月
(費用目安)56万円
(設備)TOTOVシリーズ、床置床排水大便器ピュアレストEX,QR
before
after
③LIXIL クレヴィ
(施工場所)東京都墨田区
(施工内容)水廻り設備一式取替、床フローリング張替、畳取替、クロス・CF貼替
(工期)一ヶ月半
(費用目安)552万円
(設備)ブライツSシリーズ、ノクト、リノビオVシリーズ Eタイプ、クレヴィ、アメージュ便器、カナエル C防音45
before
after
④LIXIL ピアラ
(施工場所)千葉市若葉区桜木
(施工内容)ユニットバス交換、洗面台交換、洗面室内装貼り替え、洗面室用換気乾燥暖房機新設、給湯器交換、分電盤交換、家電用専用コンセント新設、TVドアホン交換、玄関ホール・廊下フローリング上張り
(工期)10日
(費用目安)179万円
(設備)リデア Cタイプ、ピアラ、カナエル C12・Jベース、ブライツWシリーズ
before
after
⑤LIXIL ピアラ
(施工場所)千葉県千葉市
(施工内容)浴室取替、洗面台取替、クロスCF貼替
(工期)6日
(費用目安)122万円
(設備)リノビオVシリーズ、ピアラ
before
after
各工事の詳細につきましては、ホームページの施工実績をご覧ください。
アップリフォームでは、洗面所のリフォームのほか、浴室やトイレ、キッチンなどのリフォーム、リノベーションなどを承っております。
各メーカーの人気洗面台をご紹介!
施工事例でご紹介した製品の概要について、ご紹介します。
①タカラスタンダード ファミーユ
・まるごとホーロー製で高い耐久性
・人造大理石のボウルはサッと拭くだけで清潔に
・マグネット収納可能
洗面台はまるごと熱に強いホーローで作られています。そのため、使用後、熱が残ったままのヘアアイロンを、引き出しの内部に収納できます。
また、ホーロー製の良さは、掃除が簡単という点にもあります。
歯磨き粉や水アカ、メイク用品などがついてしまっても、サッと拭くだけで、汚れを落とせます。
ボウル部分の素材は、人造大理石で、水アカがたまりにくいという特徴があります。
②TOTOVシリーズ
・奥行が49cmのスリムタイプも
・広々としたボウルで水はねを防止
・なめらかなデザインで汚れがたまりにくい
奥行が49cmとスリムなデザインが人気のVシリーズは、洗面所が狭いとお悩みの方におすすめしたい製品です。
間口は60、75cmから選べます。
ゆったりとしたボウルは、水はねを抑えるようデザインされており、洗面所で洗濯物を手洗いされるご家庭にぴったりです。
また全体的に溝が少なく、なめらかな作りになっているため、水アカや汚れがたまりにくいよう工夫されています。
鏡の裏は収納になっていますので、収納量の多い方も満足できるでしょう。
③LIXIL クレヴィ
・グッドデザイン賞受賞(2023年度)
・50cmのスリムタイプもあり
・タッチレス水栓
クレヴィ(奥行560タイプ)は、2023年度のグッドデザイン賞を受賞していますが、奧行が56cmだけでなく、50cmのスリムなタイプも販売されています。間口は、75cmからになります。
大きな特徴は、水栓部分にあります。
水アカがたまりにくいようデザインされており、タッチレスで操作できるほか、お湯はすぐに出るようになっています。
広さのあるボウルは、16Lサイズで、大きめのバケツも真っ直ぐに置けます。
大容量の収納スペースもあり、引き出し部分には、金属製のトレイがありますので、ヘアアイロンを収納できます。
④LIXIL ピアラ
・奥行50~90cmまで幅広いサイズ展開
・蛇口が回る「くるくる水栓」
・大容量ボウルで手洗い洗濯もラクに
間口が50cmのコンパクトなタイプから、60cm、75cm、90cmの幅広タイプまで、4種類揃っています。
クレヴィよりも控えめな価格ながらも、使い勝手のいい機能が備わっています。
一例としては、使いたい位置に蛇口を回すことができる「くるくる水栓」。
水栓を回せることで、親子や兄弟など、2人並んでの身支度も快適に行えます。
また、底面がフラットなため、バケツに水を汲みやすく、手洗いなどもしやすくなります。
洗面化粧台選びで気をつけたいポイントとは?
洗面化粧台選びのなかで、見 落としてほしくないポイントについて解説します。
設置した後に「使いにくい」「収納が予想以上に少ない」といった後悔を感じないよう、購入前に、製品選びのポイントを押さえておきましょう。
重視したいポイントを明確に
どのような洗面化粧台が欲しいのかを、明確にしておくと、失敗なく、理想の洗面化粧台を選ぶことができます。
・収納スペースを増やしたい
・洗面ボウルを大きくしたい
・掃除の手間を省きたい
など、さまざまな要望やこだわりがあるでしょう。
まずは、ご家庭で、どのような要望を一番に叶えたいのかを、考えてみませんか。
重視したいポイントがはっきりしたら、製品選びを始めましょう。
収納スペースには余裕を持たせて
洗面所の収納量が少ないという理由でリフォームする場合は、まずはおおよその収納量を事前に見積もっておくことをおすすめします。
意外に思うかもしれませんが、洗面ボウルのサイズが大きくなったけれども、収納スペースは変わらない、といった場合もあります。
もし、収納量が不足するなら、洗面台や洗濯機の上部に収納棚を取り付けるという方法もありますが、頻繁に使用するものは、簡単に手の届く範囲に置いておきたいものです。
スキンケア用品やメイク道具など、洗面所でよく使うアイテムを整理し、どのくらいの収納量が必要かを知ることが大切です。
混雑を解消するなら間口広めで
朝、洗面所が混むことを解決したいというご家庭では、間口の広いタイプや、スペースがある場合は、ダブルボウルタイプがおすすめです。
現在使用しているものが60cmならば、75cm以上のものを選ぶと、親子や兄弟が同時に歯磨きなどで利用しても、狭さを感じにくくなります。
メーカーによっては、本体サイズはスリムでも洗面ボウルが大きめなデザインもあります。
製品選びが難しいと感じる方は、メーカーのホームページをチェックしてみませんか。
例えば、LIXILのホーム ページでは、製品選びのコツなどが紹介されているほか、希望に合わせた製品を提案してくれるシュミレーションも利用できます。
LIXIL 簡単プラン選び
TOTOのサイトにも、さまざまな製品が一覧できる比較表が掲載されています。
TOTO 仕様比較表 洗面所
さまざまなサービスを活用して、お気に入りの製品を見つけましょう。
メイクしやすい洗面台も
洗面所でメイクすることが多いご家庭では
・鏡のサイド部分にたっぷり収納できる
・顔に影を作らないよう、鏡の上に照明が設置されている
といったタイプがおすすめです。
さらに、照明の色にもこだわってみませんか。
身だしなみを整えるときは、細かい部分まで明るくはっきりと照らしてくれる【昼白色】のものが最適です。
また、費用は上がりますが、カウンタータイプの洗面台を選ぶと、椅子を置けるようになるため、落ち着いてメイクやスキンケアができます。
コンセント不足に悩む方もいらっしゃるはずです。ドライヤーや髭剃り、暖房機器など、前もってどのくらい必要かを数えておくと良いでしょう。
デッドスペースを作らないように
洗面台を小さなサイズに交換する際には、デッドスペースができないように注意しましょう。
1cm刻みなどでオーダーできる製品を選ぶと、収納量を増やせるほか、見た目も美しくなります。
またメーカーによっては、洗面台と同色で揃えられるランドリーキャビネットやトールキャビネットが販売されています。
洗面台横にできてしまったすき間や、洗濯機の上に収納棚を設置できます。
また、サイズが変わると、今まで使っていたタオル掛けや室内物干しなどが使いにくくなることもありますので、確認してみましょう。
実物をショールームで確認する
製品を選ぶ際には、ショールームや店舗で実物に触れましょう。
実際に洗面台の前に立ち、使い心地を試してみると
「イメージの通り!」
と思うことがあれば
「思ったよりも、使い勝手が悪い」
といったこともあるはずです。
また、実物を見ることで、カタログやパソコンの写真では分からない面に気づくことができるほか、より良い製品に出会うこともあります。
スタッフに相談できるといったサポートもありますので、ぜひ足を運んでみましょう。
洗面台交換の費用相場は?
洗面台の交換では
「洗面台本体代+設置工事費」
が必要となり、洗面台のグレードにもよりますが、およそ【10〜25万円】が費用相場となります。
注意点としては、洗面台を交換する際、洗面台のサイズを小さめにしたり、設置する位置を変えたりすると、古くなった壁や床など、これまで隠れていた部分が見えてしまうことがあります。
そのため、内装工事を伴うことも多く
・壁紙を新しくしたい
・床を張り替えたい
といった工事をする場合は、「材料費+施工費」がかかります。
施工の範囲が狭いため、高額な費用にならないことがほとんどですが、必ず見積りを請求して、金額を確かめましょう。
洗面所と浴室の同時リフォームもおすすめ
洗面所と浴室、どちらも同じ程度の耐用年数となるため、同時リフォームもおすすめです。
洗面台の劣化が気になるというご家庭では、同じように浴室に劣化が現われていませんか。
同時にリフォームすることで、全体の雰囲気を揃えてのリフォームが可能になります。
リフォーム会社によっては、【2点セット】と称して、お得なパックプランを用意しているところもあり、別にリフォームするより、費用や手間を省くこともできます。
同時リフォームの場合、費用の目安は、【150~200万円】となります。
一時的な出費は増えてしまいますが、早めのリフォームで修繕費などを抑えられることもありますので、検討してはいかがでしょうか。
なお、同時リフォームの詳細については、こちらのコラムもご一読ください。
→【実例あり】お風呂と洗面所の同時リフォームのメリットとは?浴室リフォームのポイントや費用相場、施工事例を千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
まとめ
今回の記事では、化粧洗面台を交換し、洗面所をより使いやすくするリフォームについてお届けしましたが、役立つ情報は見つかったでしょうか。
化粧洗面台をより機能的な製品に交換することで、洗面所の使い勝手は、ぐんとアップします。
ご家庭に最適の化粧洗面台を選んで、より快適なスペースへとリフォームしましょう。
洗面化粧台の使いやすいサイズ(寸法)はどう選ぶ?おすすめの製品や選び方のポイントなどを千葉市のリフォーム会社が施工事例を交えて徹底紹介しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
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当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの住まいの水廻りリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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