2024.07.17ブログ
暑さ寒さへの対策は断熱窓!窓のリフォーム方法や手軽で効果的な断熱方法を千葉市のリフォーム会社が施工事例も交えて徹底解説!
年々厳しくなっている暑さ・寒さを窓の断熱で解消しませんか?
昔ながらの家のガラス窓は、外気に大きく影響され、夏の冷房や冬の暖房が効きにくいという原因となっています。
住まいの窓を二重窓・樹脂サッシにするリフォームをすることで、断熱効果が高まり、室内を快適な温度に保てるようになります。
今回の記事では、これまでの単板ガラスの窓を、高性能な窓やサッシへとリフォームする方法を解説するだけでなく、賃貸のお部屋でも断熱できるおすすめの方法や施工事例もご紹介します。
さらに、2024年度は、補助金を活用したリフォームが可能です。
お得に窓の断熱対策ができるチャンスを活かし、快適な生活を手に入れましょう。
窓のリフォームがなぜ大切?
夏に暑く、冬に寒いといった室内の悩みの原因は、窓から出入りする熱が原因だと言われています。
「夏の冷房や冬の暖房が効きにくい」「家の中は、冬は寒く、夏は暑い」といった悩みはありませんか?
環境省のホームページに掲載されている資料によると、熱の出入りは窓などの開口部が最も影響しており、断熱性能の高い窓に交換することで、効率良く冷暖房が効く住まいになると示されています。
ほかにも窓を断熱の機能が高いものにすることで
・結露の解消
・防音効果
・光熱費の節約
といった効果が見込まれます。
断熱効果のある窓とは?
家の窓を、「複層ガラス」や「樹脂サッシ」など、断熱効果の高い窓にリフォームすることで、夏は涼しく、冬は暖かい住まいに変わり、省エネも期待できます。
断熱効果のあるガラス窓は、さまざまなメーカーから、色々なタイプの窓が販売されていますので、お住まいの地域や住環境によって、最適な製品を選びましょう。
2050年の脱炭素社会に向け、政府や自治体でも導入を推奨しており、2024年度は、「先進的窓リノベ事業」という補助金制度が利用できますので、お得にリフォームできます。
補助金の詳細については、後ほどご説明します。
まずは、断熱効果の高い窓にはどのような種類があるのか、ご紹介します。
複層ガラス
複層ガラスとは、ガラスが2重になった窓(ペアガラス)や3重になったもの(トリプルガラス)です。
複数のガラスの間に空気の層ができることで、室内の温度が外気に影響されることなく、一年中、快適な空間が実現できるほか、結露の発生防止や光熱費の節約にもつながります。
ただ一口に複層ガラスといっても、ガラスの間に空気だけが入っているものから
・真空になっている
・ガスが入っている
といった商品もあり、空気よりも、より熱が伝わりにくくなります。
トリプルガラスは、複層ガラスより断熱効果が高いため、北海道などの寒冷地で高い需要がありますが、窓の重さが増すため、使いづらい、価格が高いというデメリットがあるため、寒冷地以外の地域では、複層ガラスの取り付けが多い傾向にあります。
Low-E複層ガラス
Low-E複層ガラスは、「ローイーガラス」と呼ばれる複層ガラスの一種です。
複層ガラスとの違いがはっきりと分からないと感じている方がいらっしゃるかもしれません。
「Low Emissivity(低放射)」とは、熱の伝わり方の一つである「放射」を抑えるという意味で、2枚あるガラスの表面にコーティングすることで、より断熱効果が上がり、冷暖房費の節約や室内の日焼け防止につながるというメリットがあります。
樹脂サッシ
樹脂サッシはプラスチック素材のサッシで、既存のアルミサッシよりも、熱を伝えないため、高い断熱効果があり、複層ガラスと同時にリフォームすると、サッシから漏れる空気の量がより少なくなるため、一層快適な空間が完成します。
気密性が高まることで断熱効果が上がるだけでなく、サッシの隙間からの音漏れも軽減できるため、防音効果の向上にもつながります。
【賃貸でも可能】手軽にできる断熱対策5選!
リフォームの前に、暑さ寒さを解消するための方法をご紹介します。
窓のリフォームは、サイズや場所によっては、数時間から1日で完成しますが、リフォーム業者への依頼から始まり、見積もりや契約など、リフォームの実施日まで、時間がかかることもあります。
一つの方法だけでなく、複数の方法を同時に試すことで、効果がアップすることもあります。
賃貸の部屋でも実施できる、手軽な方法を集めましたので、お試しください。
断熱カーテン・レース
お手持ちのカーテンを、断熱カーテン・レースに変えてみてはいかがでしょうか。
商品名に、【遮熱・断熱】と記載があるものを選びましょう。
遮熱効果がある商品には、夏の強い日差しや紫外線を遮る効果があり、外からの日光を反射・吸収し、室内の温度上昇を防いでくれるほか、断熱効果のある商品は、外からの熱が室内に入りにくくする効果があり、オールシーズン役立ちます。
さらに手軽な取り組みとして、カーテン類と併用する、カーテンライナーという商品もあります。
素材は、透明なビニールタイプが多く、カーテンのS字フックやカーテンレールに取り付けて、一番下は、床にたれるようにかけると、窓際からの冷気や熱気の侵入、隙間風を遮断できます。
断熱フィルム
手軽に断熱できる気泡緩衝材を使った「断熱フィルム」にも人気があり、プチプチとした見た目をしたものが多く販売されています。
メーカーによっては、「冬用」と「オールシーズン」の二種類があるほか、冬用には結露防止、カビ防止効果も期待できるシートもあります。
直射日光や西日など、夏の暑さも防ぎたいという方は、オールシーズン用を選ぶなど、お住まいの状況に合わせて、最適な商品を付けましょう。
断熱フィルムを貼ることで、室内のエアコンの効きが良くなり、電気代の節約効果が見込まれるほか、結露の軽減やプライバシーの保護にも役立ちます。
断熱ボード
窓の下部から冷気の侵入を防ぐ断熱ボードは、冬場に使うと便利な防寒アイテムで、断熱カーテンやフィルムと同時に使うことで、より断熱効果を高め、お部屋の暖かさをキープできます。
ほとんどが発泡スチロール素材で作られており、軽く柔らかい素材なため、ぴったりと窓に沿わせて設置できます。
隙間テープ
サッシと窓の隙間に貼り付けるだけで、外気の影響を軽減する隙間テープも、簡易な断熱材として有効です。
住まい全体の窓で使用できる商品があるほか、玄関ドア専用もあり、住まい全体の気密性アップが期待できます。
シェード・よしず・すだれ
屋外にシェードやよしず、すだれを設置し、日差しをカットすることで、夏の暑い空気の侵入を減らすことができます。
特に、メーカーによっては、シェードを外に付けることで太陽の熱を大幅にカットできる商品もあります。
屋外から入る熱を遮ることも、暑さ対策に有効です。
窓リフォームで本格的な対策を!
断熱効果のある複層ガラスについてはすでにご説明しましたが、ガラスのリフォーム方法は、大きく分けて3種類あります。
それぞれの特徴や工期の目安について、解説します。
断熱ガラスに交換する
既存の窓フレームはそのままで、単板の窓ガラスを複層ガラスに交換する方法です。
「ガラスだけの交換ができるの?」と感じる方も多いかもしれませんが、アタッチメント付きの断熱ガラスに変えることで、室内の工事のみで、簡単に交換可能です。
内窓のように見た目も変わらないため、室内の雰囲気を変更したくない方におすすめのリフォームです。
費用については、ガラスの種類によって価格に幅がありますが、工事時間は、1箇所につき30分ほどと、時 間がかからないというメリットがあります。
内窓を設置する
既存の窓の内側に、もう一枚窓(内窓)を設ける方法です。
二重窓とも呼ばれ、窓同士の間に空気の層を作り、外気に影響されない室内空間を作ります。
先にも触れたとおり、内窓は元々、寒さが厳しい地域で取り付けられていましたが、暑さ寒さが厳しくなってきた現在、広く普及するようになりました。
断熱に大きなメリットがあるほか、防音効果もありますので、外の騒音が気になるご家庭におすすめなほか、外から侵入しづらくなるため、防犯対策にもなります。
ただし、重なり合う窓の間の掃除がしづらい、開け閉めが面倒といったデメリットがあります。
費用は、窓の大きさや設置箇所により変動しますが、こちらも施工は簡単で、半日から1日で工事が完了することが多いです。
外窓を設置する
現在の窓をサッシごと取り外して、断熱性の高い窓に交換するリフォームのことです。
内窓を設置すると、新設した窓の部分だけ室内が狭くなりますが、外窓の場合は、屋外から取り付けるため、狭くなることはありません。
さらに、窓枠はそのままで設置できるため、壁を壊すといった工事は必要なく、比較的簡単に交換ができます。
窓の大きさや数によりますが、工事は半日~1日程度が目安です。
施工事例
アップリフォームでは、地域密着型リフォーム会社として、千葉市を中心に、各種リフォームをお引き受けしており、窓リフォームにも実績がございます。
ご検討中の方は、見積は無料で実施いたしますので、気軽にご相談ください。
①千葉市若葉区加曽利町
窓断熱工事(カバー工法、内窓、ガラス入替)120万円
after
浴室の窓の断熱については、こちらのコラムも参考までにご覧ください。
【浴室リフォーム】お風呂場の窓の寒さ対策!すぐにできる冷気の解消方法から本格的な断熱リフォームまで窓の寒さ対策を千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
その他の施工事例については、アップリフォーム 施工実績をご覧ください。
家のちょっとした修理から水回りリフォーム、大規模リノベーションまで、幅広く対応しております。
補助金について
環境省により実施されている【先端的窓リノベ2024事業】は、【住宅省エネ2024キャンペーン】の中の一事業として、2050年カーボンニュートラルの実現を目標に、住宅の断熱性向上を目的とした補助金制度です。
制度の概要については、公式ホームページにて確認をお願いしたいと思いますが、以下、制度のポイントについて、簡単にご紹介します。
①補助金は、個人ではなく、リフォーム会社が行いますが、事前に登録を済ませたリフォーム会社のみ申請可能です。
リフォーム会社を選ぶ際には、補助金事業の登録会社であるか、確認が必要です。
②補助金で設置できる窓は、事前に登録してある製品と決まっており、商品の一覧はホームページに掲載されています。
登録のない製品は、補助金の対象ではありませんが、LIXILやYKKAP、日本板硝子などさまざまなメーカー10数社の中から選択できます。
③窓リノベ工事と関連させ、玄関ドアの改修工事も可能です。
窓だけでなく高断熱ドアに変えることで、一層効果が高まります。
今回、窓のリフォームを中心にお伝えしていますが、他の箇所のリフォームも同時に実施する場合は、【子育てエコホーム支援事業】と比べ、より有利な補助を受けられることもあります。
詳細については、ご依頼のリフォーム会社にご相談ください。
まとめ
今回の記事では、断熱効果を高めるための窓のリフォーム方法についてお届けしましたが、参考になる情報は見つかったでしょうか。
窓が最も外気の影響を受けると知り、驚いた方もいらっしゃるかもしれません。
電気代も高騰するなか、補助金を利用すれば、一戸建て住宅だけでなく、マンションでも割安に断熱性の高い窓へリフォーム可能で、夏涼しく、冬暖かい住まいが完成します。
住宅の性能を上げて、外気に左右されない、快適な住空間を手に入れましょう。
暑さ寒さへの対策は断熱窓!窓のリフォーム方法や手軽で効果的な断熱方法を千葉市のリフォーム会社が施工事例も交えて徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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