2024.08.16ブログ
押入れをクローゼット・収納スペースにリフォーム!費用相場や注意点などを千葉市のリフォーム会社が施工事例を交えて徹底解説!
押入れをより使いやすいクローゼットや収納スペースにリフォームしたい、と考えたことはありませんか。
和室を洋室に変更するリフォームに人気がありますが、より手軽なリフォーム方法として、押入れの全面リフォームもおすすめです。
今回の記事では、収納しにくくて困っている、和室を使わなくなった、というような理由から、押入れのリフォームを検討中の方へ、押入れをクローゼットにリフォームする方法とその費用、注意点について解説いたします。
押し入れの悩みを解消して、より過ごしやすいマイホームへとリフォームしましょう。
そもそも押入れとは?
まず、そもそも押入れは何のために設置され、どのような特徴を持つのでしょうか。
押入れは、一般的なサイズとしては
・間口が約170cm
・上段の高さ 約1m
・下段の高さ 約70cm
・奥行 80~90cm
1畳ほどのスペースがあり、寝具などを出し入れするために、和室に備え付けられました。
押し入れ内部には、上下に分ける中段があり、下部分には敷き布団など重みのある寝具を入れ、上部分には、掛け布団や毛布、座布団、衣類などを収納し、襖(ふすま)を扉にします。
また、洋室に設けられている収納スペースを「クローゼット」と呼びますが、布団を収納しないだけで、機能としては押入れと同じ役割を持ちます。
押入れの悩みとは?
「押入れを何とかしたい!」というお悩みはよく耳にしますが、具体的な内容はどのようなものでしょうか。
押入れ収納の悩みについて、ご紹介します。
どこに何を収納したか分からない
家族分の布団を全て収納してもスペースに余裕がある場合、衣類やストーブや扇風機などの家電、五月人形や雛人形を収納しているご家庭も多いはずです。
多くのものを収納できる押入れは、部屋が片付くため、便利な場所ですが、詰め込み過ぎて
「どこに何を収納したのか、分からない」
という悩みが新たに発生することも珍しくなく、探したいものが見つからなくて、ストレスになることもあるでしょう。
湿気やカビに悩まされる
押入れは物を詰め込みすぎると、風通しが悪くなるため、湿気がたまりやすく、カビが生えてしまうことがあります。
また、風通しだけでなく、湿気を含んだままの布団を収納することで、カビ発生の原因とこともあり、気づかずに放置してしまうと、押入れの壁や床、布団など、広範囲にカビが広がってしまうこともあります。
押入れを使っていない
ご家庭によっては、ベッドで寝起きするため、押入れを使っておらず、「空きスペースがもったいない」と感じている方がいらっしゃるかもしれません。
うまく活用できていないことも、悩みになります。
押入れのリフォームスタイル5選!
押入れリフォームの、一般的なリフォーム事例についてご紹介します。
さまざまな事例を見て、ご自宅にぴったりなスタイルに出会いましょう。
クローゼットへリフォーム
最も一般的な事例が、クローゼットへのリフォームです。
押入れは奥行きがあるため、奥のものが取りづらいというデメリットがありますが
①中段を撤去する
②ハンガーパイプや可動棚を設置する
といった方法で、洋風のクローゼットにリフォーム可能です。
・奥まで手が届きやすくなり、使いやすさがアップする
・通気性が良くなるため、湿気や結露を防止できる
・扉を付けると、見た目がおしゃれになる
など、さまざまなメリットが生まれます。
ウォークインクローゼットにリフォーム
押入れの空間を広げる必要がありますが、ウォークインクローゼットにもリフォーム可能です。
収納量がかなり増えるため、家中の衣類や荷物をひとまとめに収納できます。
既存の押入れスペースでは狭い場合、拡張工事や照明の設置が必要となり、工期や費用はかかりますが、収納の悩みを一気に解決できるでしょう。
開口収納へリフォーム
「和室は残しておきたいけれども、押入れは不要」という場合は、扉のない開口収納へリフォームできます。
押入れに収納するものがないため
・スペースがもったいない
・ふすまの古さが気になる
というご家庭では、扉のないスペースを作り、ちょっとした収納場所にリフォームしてはいかがでしょうか。
ワークスペースにリフォーム
押入れをワークスペースにする、ユニークなリフォームもあり、静かな空間が欲しいという方におすすめです。
リフォーム方法には
①中段を撤去せず、机として利用する
②中段を外し、床や壁を張り替え、デスクを設置する
といったデザインがあります。
よりこだわりたいなら、新たに棚や電源増設などの工事を付け加える方法もあります。
自分らしいこだわりのワークスペースも夢ではありません。
本棚へリフォーム
押入れを大容量の本棚にリフォームすることもできます。
中段をそのまま使用するデザインがあれば、撤去してスライド式の本棚にするなど、スタイルはさまざまです。
注意点としては、床の補強と湿気対策です。
数100冊の本を収納すると、かなりの重さになるため、床の追加工事が必要になるほか、湿気が発生しやすい場所になるため
・奥まで掃除しやすいデザインにする
・ルーバー式の扉にする
など、通気性に配慮する必要があります。
【押入れリフォーム】工事内容と費用相場
押入れリフォームの費用は、工事内容により大きな幅があり、リフォームする際に、床や壁の補修や補強工事が必要なケースもあります。
ここからは、一般的な方法の施工内容と費用相場について、お伝えします。
クローゼット
一般的なクローゼットへとリフォームする場合
・中段の撤去
・ハンガーパイプを設置
・扉の設置
という流れになり、工期は半日〜1日と短期間でしょう。
中段を取り外すことで、長めの洋服も吊り下げられるようになるほか、高さのあるものも簡単に収納できるようになります。
また、ふすまから折り戸、引き戸など、扉への変更も可能です。
ふすまは半分しか開けられませんが、フルオープンで開閉するタイプの扉も選択できるなど、扉にもさまざまな種類があります。
施工内容としては
・押入れの撤去費
・壁や床の補強工事
・パイプや棚板の設置費
・扉の設置費
・諸経費(廃棄物処分費や人件費等)
などがあげられます。
費用の目安は、設置するものによって大きく変動しますが、諸経費なども含め、シンプルなデザインなら【8万円~】、折り戸・引き戸など扉も設置すると【10万円~】となります。
ウォークインクローゼット
2~3畳程度のスペースが必要となるため、収納量が大きく、人が中に出入りできるウォークインクローゼットへのリフォームにも、人気があり、一般的なリフォームと比べて、工期はかかりますが、「とにかく、大容量の収納スペースがほしい!」というご家庭におすすめです。
ウォークインクローゼットへのリフォームでは、照明や窓の新規設置が必要になるほか、換気扇など、湿気対策も欠かせません。
通常のクローゼットリフォームよりも、工事期間も長めになるため、費用の目安としては、【20万円~】が相場となり、拡張工事も実施するなら、【50万円~】程度かかるケースもあります。
開口収納
開口収納にすると、居室スペースに広がりを持たせることができます。
その際、押入れ部分と部屋の壁に統一感を持たせることをおすすめします。
出来上がったスペースは、観葉植物などの緑を飾る、シェルフを置くといったアレンジが楽しめます。
費用相場は、撤去費用・補強工事・クロス工事なども含め、【2万円~】が目安となります。
棚を撤去するだけなら、数時間程度で作業は終了しますが、クロス工事を行うなら、1日~2日かかるかもしれません。
ワークスペース
中段を机に見立て、ちょっとした作業台を作ることもできるほか、中段を取り除いて、お気に入りのデスクを設置するなど、アイデア次第でユニークな空間に生まれ変わります。
また中には、ミシンを置き、裁縫スペースとして活用する方や、パソコンスペースにするというアイデアがあるほか、中段の撤去した後に、お気に入りのデスクを置き、DIYでアレンジする方法もあります。
中棚は、【1万円〜】前後で撤去可能ですので、ワークスペースとして、自由自在に活用してみませんか。
本棚
押入れを本棚として利用するには、大きく分けて
①下段部分だけを活用する
②中段を撤去し、押入れ全体をスライド式の本棚にする
パターンがあります。
ただし、本棚に本を入れた瞬間、重みで本棚の下の床板が抜けてしまわないよう、床板の強度をリフォーム会社に調査してもらい、必要な場合は補強を検討することをおすすめします。
また、押入れを撤去後、本を置くだけの棚板を壁に設置可能ですが、こちらの場合も壁の強度が心配されますので、調査した上で、取り付けましょう。
見た目が気になるなら、扉の設置も可能で、開き戸が最も簡単に取り付けられるほか、引き戸や折れ戸も選べるため、室内の雰囲気やテイストに合わせて選びましょう。
施工内容としては
・中段の撤去
・床の補強
・棚板の設置
・扉の設置
といったものがありますが、ご家庭によって工事内容は変化し、キャスター付きの本棚なら、床の補強工事がメインになり、最も手軽なリフォームです。
費用の目安としては
・キャスター付き本棚 3万円~
・棚板付き本棚 5万円~
・スライド式本棚 10万円~
となります。
施工事例
アップリフォームにおいても、押入れリフォームの実績があり、和室から洋室への大掛かりなリフォームも承っております。
和室に関連した工事としては
・ふすまの張り替え
・押入れリフォーム
など短期間で完成する小規模な工事から
・畳をフローリングに変える
・和室全体を洋室化する大規模リフォーム
まで、地域の皆さまのご要望に添ったリフォーム工事をお引き受けいたします。
①
(施工場所)千葉県千葉市
(施工内容)和室:押入天袋を開口収納へ変更
before
after
②(施工場所)千葉県千葉市
(施工内容)マンション 内装リフォーム
before
after
その他の事例につきましては、アップリフォーム 施工実績をご覧ください。
地元密着型の住宅リフォーム会社として、千葉市を中心にリフォームを行い、地域の皆さまの安全・安心な住まいづくりに貢献いたします。
無料見積もりは、気軽にご請求ください。
押入れリフォームの際のポイントや注意点
押入れリフォーム成功のためには、前もって知っておきたいポイントや注意点がありますので、ご紹介します。
ポイントを押さえたリフォームを実行して、使い勝手が良い、理想の収納スペースを手にしましょう。
「何を収納したいか」を明確にする
事前に新しくできるスペースに「何を収納したいのか」、イメージを明確にしておきましょう。
洋服だけを収納するのか、洋服だけでなく季節の家電や布団も収納したいのか、によって内部のデザインは大きく変わってきます。
小物や本を収納したいなら、棚板を設置すると機能性が大幅にアップします。
完成後の使い方をじっくり想像してから、プランを決めることが大切です。
湿気対策も欠かせない
押入れは湿気がこもりやすく、カビも生えやすいスペースであるため、湿気対策が重要です。
家の中で湿気のたまりやすい場所としては、浴室やトイレなどの水回りが代表的ですが、押入れも注意が必要です。
特に今後、クローゼットや本棚として使用するなら、防カビや調湿性能の高い壁紙を選ぶほか、イヤな臭いを分解・消臭する効果を持つ壁紙に変えてみましょう。
また、外壁に面する壁に断熱材を入れることもできます。
小さな窓や換気扇を付けることも可能ですので、リフォーム会社に相談してみましょう。
補強工事が欠かせない
押入れの床は、重さの軽いものを収納することを想定しているため、それ以外のものを収納する場合、強度に不安があるため、床板の補強工事をおすすめします。
また築年数を重ねた住宅では、床下にシロアリが発生している可能性がありますので、床下を確認し、シロアリの被害の有無もチェックすると安心です。
マンションでは事前に確認が必要
マンションの押入れの場合、押入れは専有部分になるため、リフォーム可能なことが多くありますが、物件によって異なりますので、事前に管理組合に相談することをおすすめします。
また、リフォームを実施する際、振動や騒音が近隣に響く可能性がありますので、事前に伝え、トラブルを防ぐようにしましょう。
DIYで押入れリフォームに挑戦するなら
ふすまや中段を取り外し、ロールスクリーンや突っ張り棒などで目隠しをするだけの簡単なリフォームなら、DIYで対応でき、費用も抑えられます。
インターネット上には、DIYの方法について、動画付きで解説してくれるサイトがありますが、多くの場合
①中段の解体
②床や壁の補強
③クローゼット仕様にデザイン
といった流れになっています。
ハンガーパイプや収納ボックス、ラックなどを置けば、立派なクローゼットが完成するでしょう。
自分好みの設計が楽しめるDIYですが、押入れリフォーム、DIY初心者の方にとって、ハードルが高いかもしれません。
特に中段の解体では、道具を揃える必要があるほか、力仕事にもなります。
慣れていないと、時間が大幅にかかることも予想されますので、リフォーム会社への依頼がおすすめです。
まとめ
今回の記事では、押入れをクローゼットやワークスペース、本棚などへリフォームする際の施工内容や費用相場、リフォームの際の注意点などについてお伝えしましたが、参考になる情報は見つかったでしょうか。
押入れの収納スタイルに悩む方は多くいらっしゃいます。
押入れをより有効活用できるスペースにリフォームして、快適で見た目にも美しい和室へと変身させましょう。
押入れをクローゼット・収納スペースにリフォーム!費用相場や注意点などを千葉市のリフォーム会社が施工事例を交えて徹底解説しました。
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