2024.10.09ブログ
屋根の色選びはどうする?人気のカラーや失敗しないためのポイント・外壁塗装との組み合わせなどを千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説!

定期的に行われる屋根塗装の際、「今回はどんな色にしようか?」といつも色選びで悩んでしまうという方がいらっしゃるかもしれません。
普段はあまり意識しないものの、屋根の色は住まいの第一印象を決める重要なポイントであるだけでなく、イメージが違うといって色を簡単に変更できないため、慎重に決定する必要があります。
今回の記事では、人気の屋根カラーのご紹介や失敗しないためのポイント、外壁との色の組み合わせパターンなどを施工事例も交えながら、解説します。
お気に入りのカラーに塗装して、マイホームをもっと素敵に仕上げていきましょう。
色選びの前に押さえておきたい5つのポイント

実際に色選びをする前に、押さえておきたいポイントを5つご紹介します。
外壁との相性を考える
屋根の色を選ぶ際は、外壁の色とのバランスや相性を考えましょう。
ご自分の好きな色を選 ぶのはもちろん大切ですが、屋根・外壁との色のバランスや相性の悪い組み合わせを選んでしまうと
・家全体の印象がちぐはぐ
・アンバランスな感じ
になってしまうほか、屋根の色が外壁よりも明るいと
・重厚感がない
・建物全体が軽い印象になってしまう
ため、注意が必要です。
全体のバランスを考えますと、屋根の色を外壁よりも少し濃い色にすると引き締まったイメージになりますし、同じ色調にすると、調和の取れた見た目が完成します。
周辺環境との調和も考慮する
外観の色選びは、個人の好みが何より優先されますが、長年住み続ける自宅周辺との調和も考慮することが欠かせません。
周辺環境や景観にも配慮し、町並みや自然環境と違和感なく調和する色を選びましょう。
屋根や外壁の色選びについて、自治体独自の規制やガイドラインが設けられていることがありますので、景観条例につきましては、お住まいの地域のホームページ等でご確認ください。
アップリフォームの所在する千葉県におきましても、住民の誰もが快適に暮らせるよう、景観条例が制定されていますので、最新の情報を確認しておきましょう。
■千葉県のホームページより
千葉県良好な景観の形成の推進に関する条例に関すること
汚れや色あせが目立ちにくい色もおすすめ
直射日光や雨、風の影響をダイレクトに受ける屋根は、色あせや汚れが付着しやすく、頻繁に手入れもできないため、経年劣化が目立ちにくい色を選ぶことをおすすめします。
ただし、汚れにはいろいろな種類があります。
黒やグレー系といった暗めの屋根ですと、水垢といった白色の汚れが目立ちやすく、反対に明るいトーンの屋根ですと、土埃などの茶系の汚れが目立ってしまいます。
最近では、汚れの付着を抑える塗料なども販売されていますので、高性能な塗料を選ぶのもオススメです。
どの色を選ぶにしても、定期的な点検やメンテナンスは欠かさないようにしましょう。
遮熱効果を高めておく
夏の暑さが年々厳しくなっていますが、遮熱効果のある塗料を選択することで、屋根自体や部屋の温度上昇を抑えることができます。
塗料の色ですが、黒系よりも白系のほうが、太陽光を反射する効果が高いといわれていますが、白系は屋根に使いづらいため、周囲との調和を考慮するなら、遮熱機能を持つ黒系またはグレー系の塗料がおすすめです。
面積効果を考慮する
屋根のように広い面積に塗装すると、明るめの色はより鮮やかに、暗い色はより暗く、重い感じに見えるという「面積効果」が現れます。
色を決める際にサンプルを使用しますが、サンプルでは落ち着いて見えても、実際に塗り終わった後に確認すると、「思った以上に、明るい」「失敗したかも」といったことも珍しくありません。
色を決める前に、面積効果について知っておくと、イメージと違うといった失敗を避けることができます。
人気の屋根カラーランキングと避けたほうがベターな色

ここからは、人気の屋根カラーTOP3の紹介と、色の特徴、メリット・デメリットについてお伝えします。
じっくりと検討し、納得の色選びをしましょう。
1位 グレー系
グレーと一口にいっても、黒に近い濃いグレーから、薄いグレー、シルバーグレーなど、色合いに幅がありますが、どの色を選んでも、おしゃれでクール、モダン、シックといった印象を感じさせます。
外壁やサッシの色ともなじみやすく、周囲の環境ともうまくマッチするほか、年数が経過しても、汚れや色褪せが目立ちにくいといったメリットもあります。
ただし、ブラックに近いグレーと選ぶと、太陽光を吸収し熱を持ってしまうため、遮熱性能のある塗料を選ぶと良いでしょう。
2位 ブラウン系
グレー同様、ブラウン系の色もどのような外壁の色とも相性が良く、失敗しにくい色といえ、和風・洋風どちらのデザインにもうまく調和するでしょう。
アンバーブラウン・アンティークブラウンなど、濃い茶色から明るめの茶色まで、幅広い展開がありますが、どの色を選んでも、暖かみのある色合いの屋根が完成します。
デメリットとしては、濃い色を選ぶと、白系の汚れが目立ちやすいという点や、人によっては、重さを感じてしまうかもしれません。
3位 グリーン系
今まではグレーや茶系を選んできたけれども、「今回は、変化がほしい」といったお客様に人気の色がグリーン系で、屋根に個性を感じさせることができます。
周囲に緑が多い、閑静な住宅におすすめで、ナチュラルで落ち着いた印象を与えてくれます。
ベージュやホワイト系の外壁とも相性が良く、濃いグリーンならモダンな印象、明るいグリーンなら優しくてさわやかなイメージの屋根になります。
色味によっては、くすみを感じたり、ぼやけた印象になってしまうこともありますので、事前にしっかりと色味を確認することをおすすめします。
避けたほうがベターな色も
白系
あまり見かけることはありませんが、白系の色はおすすめできないカラーです。
その理由としては、屋根は、雨風や土ぼこりなどで汚れやすい部分であるため、薄めの色ですと、かなり汚れが目立ってしまうためです。
ただし、白は遮熱効果のメリットもあるため、黒と白の中間色であるグレーを選ぶのがおすすめです。
原色系
赤や青といった、鮮やかな色合いにしたいと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、原色系の屋根も、年数が経つにつれ、色あせが目立ちやすくなるほか、飽きやすいこともあるため、おすすめしづらい色です。
あまりにも奇抜な色は、条例により禁じられていることもありますので、注意が必要です。
施工事例
弊社 アップリフォームにおきましても、屋根や外壁の塗装を承っております。
外構リフォームに関しましては、カーポートや門周りのリフォームにも実績がございます。
施工事例の一部をご紹介します。
①(施工場所)千葉市若葉区加曽利町
(施工内容)戸建外装全改修
(工期)2ヶ月(内装リフォームも含む)
(費用目安)
総額662万円(外壁断熱サイディング上張り工事(附帯工事含む)356万円・雨樋取替工事33万円・破風板,鼻隠し板金巻き工事34万円・屋根断熱ガルバリウム鋼板重ね葺き工事152万円・バルコニー防水工事14万円・カーポート屋根張替え工事17万円・ブロック埋込ポスト取替工事6万円・門扉取替工事20万円
(設備)
外壁:窯業系サイディング/屋根:IG工業スーパーガルテクト/玄関:YKK /窓断熱:YKKマドリモ内窓
before


after


※IG工業スーパーガルテクト
スーパーガルテクトシリーズは、令和4年度に⽂部科学⼤⾂表彰 科学技術賞を受賞した優れた屋根材です。
耐久性・遮熱性・断熱性に優れており、6色の中から選ぶことができます。
その他の施工事例につきましては、アップリフォーム 施工実績 をご覧ください。
千葉市近郊の皆さまからのご依頼に応え、安心・安全の住宅リフォームに貢献いたします。
屋根の色選びに失敗しないためのポイント

ここからは、色選びを始める前に知っておきたいポイントについて解説します。
後悔することのない色選びをして、納得の仕上がりを実現しましょう。
事前に気になる色をチェックしておく
定期的に塗り替えの時期が来ますので、工事日程が決まるまでの間、ご近所などを中心に、気になる色をチェックしてはいかがでしょうか。
たくさんの屋根の色や外壁とのバランスなどを見ておくと、実際に色を決める際にイメージしやすくなります。
何の情報も下調べもなく色を決めてしまうと、「本当にあの色でよかったのかな・・・」と後から不安になってしまうかもしれません。
気になる色があれば、チェックしておき、担当者と一緒に見に行くと、正確な色が伝わるでしょう。
カラーシミュレーションを活用する
カタログやパソコンの画像からでは、実際の色味が伝わりにくいものですが、より精度の高いカラーシミュレーションの利用はいかがでしょうか。
塗料メーカーからさまざまなツールが、サイト上に無料公開されていますので、自宅にいながらさまざまなパターンを試してみることができます。
エスケー化研 住宅塗り替えシミュレーション
関西ペイント スマートカラー
大きめの色見本で確認する
色見本やサンプルが手に入ったら、室内で見るだけでなく、室外の日当たりのいい場所と日陰の場所の両方で、確認してみましょう。
サンプルが小さいと、色が濃く見えてしまうことが多いため、なるべく大きめの見本やサンプルを用意してもらうことをおすすめします。
また、実際に屋根を塗装し色を確認するということは難しいですが、ベニヤ板などに試し塗りをする方法もありますので、不安な方は、試し塗りが可能かどうか、見積りの際などにリフォーム会社に確認してみましょう。
担当者の提案も参考にする
長年の塗装経験のある担当者に、実際の見え方や外壁との組み合わせなどを相談してみるのもいいのではないでしょうか。
色の印象や見え方は人によってさまざまなところがあるため、長く経験のあるスタッフや職人なら、お客様のリアルな反応を熟知しています。
そのため、リフォーム業者を選ぶ際は、施工実績の豊富な会社を選ぶと、プロからさまざまなアドバイスや提案を期待できるでしょう。
外壁の色との組み合わせパターンは?

屋根の色選びは、外壁塗装との色の組み 合わせが、大きなポイントとなります。
どのような組み合わせがオススメなのか、ご紹介します。
グレーの屋根にベージュの外壁
屋根をダークな色にし、外壁を明るめの色にするパターンは、見た目にもバランスの取れた印象を与えてくれます。
どちらの色も、劣化が目立ちにくく、見栄えの良い状態を長く維持できます。
ブラウンの屋根に同系色の外壁
屋根と外壁を同系でまとめるパターンも、失敗の少ない例です。
ダークなトーンで揃えると、高級感があり、ラグジュアリーな雰囲気を演出できるほか、外壁を屋根よりも、明るくライトな色にすると、見た目のバランスが良くなります。
グリーンの屋根とアイボリーの外壁
近くに木々の緑があれば、屋根の色とうまく馴染み、まとまりが出るほか、もし緑がなくても、屋根の緑は周辺の環境に溶け込みやすいでしょう。
緑の屋根は、優しいアイボリー系の外壁と、とても相性が良く、温かな印象がします。
ブルー系の屋根とベージュの外壁
鮮やかなブルーではなく、ネイビーに近いダークブルーの屋根にも人気があり、ベージュの外壁と組み合わせると、爽やかさを感じる配色になります。
近隣がどのような景色・街並みでも、決して悪目立ちすることがないでしょう。
■外壁塗装については、こちらのコラムもご覧ください。
※ 外壁の色で失敗しない!外壁塗装の色・塗料の選び方や人気の配色・見積もりの相場などを千葉市のリフォーム会社が施工事例も交えて徹底解説!
塗装工事の時期選びも大切

屋根の塗装をする際、塗料の持ち味を十分に発揮するためには、時期選びも重要です。
塗装を含むリフォームを実施するとき、最もおすすめな時期は、安定した天候が続く春・秋で、長雨による工期の延期なども避けられます。
詳しい情報については、下記のコラムを参考までにご覧ください。
※ いつ行うのがベスト?リフォームをしてはいけない時期やおすすめ時期を千葉市にあるリフォーム会社が徹底解説!
まとめ
今回の記事では、屋根の色選びから人気のカラー、失敗しないためのポイントなどについてご紹介しましたが、役立つ情報は見つかったでしょうか。
めったにない機会だけに、リフォーム直前になって、色選びで迷ってしまうこともあるかもしれません。
人気のカラーや色のメリット・デメリットなど、屋根塗装に関する情報に数多く触れ、満足度の高い屋根塗装を実現しましょう。
屋根の色選びはどうする?人気のカラーや失敗しないためのポイント・外壁塗装との組み合わせなどを千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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