2024.10.11ブログ
キッチンの床材はどう選ぶ?おすすめの素材や選び方のポイントなどを千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説!
キッチンをリフォームする際、「床はどうしよう?」と迷うことはありませんか。
今までの床材とは違ったものに変えたいと思いながらも、「どれを選んだらいいのか、分からない」と感じている方がいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、キッチンの床材の種類や素材別のメリット・デメリットを紹介するほか、床材を選ぶときのポイントなどについて、施工事例も交えながら解説します。
気づかないうちに汚れてしまうことの多いキッチンの床ですが、最適な素材を選んで、キッチンをより居心地の良い場所へとリフォームしましょう。
キッチンの床の悩みとは?
リフォームをきっかけに、床の悩みを解決したいと考える方は多くいらっしゃると思いますが、その悩みとは具体的にはどのようなものなのでしょうか。
お悩みの内容をご紹介します。
床の油汚れやべたつき
毎日のように使用するキッチンは、丁寧に使っているつもりでも、「いつの間にか床にまで、汚れが飛び散っていた」といったこともよくあります。
特に、コンロ台のまわりに、油汚れがこびりついていたり、掃除しても中々拭き取れないべたつきが残っていませんか。
油の飛び散りなどのしつこい汚れは、強くこすると、かえって床材を傷めてしまう可能性もあります。
サッと拭くだけ、といった簡単なお手入れで、きれいになる床材に交換したくなる方は多くいらっしゃるでしょう。
足元の冷え
冬、キッチンの寒さが気になるという方も多くいらっしゃいます。
特に、寒冷地にお住まいの方やキッチンに大きな窓があるご家庭では、床下や窓の隙間から冷気が入ってきて、足元が冷えることが多いかもしれません。
寒いキッチンを何とかしたいという気持ちがきっかけでリフォームを検討するご家庭もあります。
滑りやすさ
汚れの付着が原因で、床の一 部分が滑りやすくなることもあり、特に高齢者や小さなお子さんがいるご家庭では、大けがにつながる可能性もありますので、滑りやすさは早く解消したい悩みといえるかもしれません。
滑りにくく、汚れも落としやすい素材を選んで、安全性の高いキッチンへとリフォームしましょう。
キッチンの床材選びのポイント
具体的な悩みを解決するためには、どのような床材を選んだらいいのでしょうか。
キッチンの床材を紹介する前に、まずは、キッチンの床材選びのポイントについて解説します。
掃除のしやすい
油汚れや石けんかす、水あかから始まり、食品の残りかすなど、さまざまなタイプの汚れが発生するキッチンにおいて、掃除のしやすさは最も重要なポイントだといえるでしょう。
油や水、食品の残りかすなどが原因で、雑菌やカビの発生も心配されます。
まずは、しつこい油汚れが水拭きといった簡単なお手入れで落とせる床材を選んでみましょう。
さらに、汚れが付きにくく、防水仕様の素材を選ぶと、メンテナンスがより楽になります。
中には、蒸気で汚れを落とすスチームクリーナー対応の素材もあり、日常の掃除が楽になるアイテムを選ぶことが大切です。
滑りにくい
水を使う キッチンでは、滑りにくさも重視したいポイントです。
気をつけていても、気づかないうちに床が濡れていることも珍しくないでしょう。
包丁や加熱中の鍋、食器などを扱う台所は、水気があると、転倒や大きなケガにつながる可能性もあります。
滑りにくい素材を選んで、安全性を高めることも大切です。
冷えにくい
キッチンで快適な時間を過ごすためには、冷えにくい素材を選ぶことも大切です。
寒い時期が長い寒冷地にお住まいの方や、冷え性の方にとって、床も含めた、キッチン全体の寒さは切実な問題でしょう。
リビングやダイニングと一続きのご家庭では、同じ空間でも、「キッチンとの温度差が気になる」という方がいらっしゃるかもしれません。
冷えにくい素材を選ぶことはもちろんですが、床暖房に対応した床材もあります。
より、本格的な寒さ対策を行いたい場合は、窓を複層ガラスに交換する工事や、床下から断熱する方法もありますので、リフォーム会社に相談してみましょう。
柔らかい
適度なクッション性のある、柔らかい床材を選ぶと、足腰への負担を軽減できます。
一日を通して、キッチンに立っている時間は、思う以上に長く、人によっては、1時間以上立ちっぱなしで作業することがあるかもしれません。
立ちっぱなしの作業で疲れやすい方や、高齢の方がいるご家庭では、クッション性のある素材が良いでしょう。
リビングとの調和も
昔ながらの、キッチンだけが独立したデザインなら、キッチンの雰囲気に合う床材を選べますが、リビングとキッチンが一続きになったオープンタイプのキッチンとなると、リビングとの相性も考慮する必要があります。
リビングがフローリングならは、キッチンもフローリングで統一したいところですが、フローリングに油汚れや食品のシミなどがついてしまうと、「メンテナンスが大変なのでは?」と感じる方も多いでしょう。
以前は、フローリングは水に弱いため、キッチンの床材として、採用されないことがありましたが、無垢材の中でも、耐水性が高く、高級感のある木材があるほか、表面加工の開発が進み、防水性・防汚性の高い複合フローリングも販売されています。
また、クッションフロアもバリエーションが豊かで、フローリングと同じような質感・デザインを持たせた製品がありますので、リビングとキッチンの境目に、継ぎ目が目立たず、統一感が生まれるでしょう。
キッチンの床材は5種類
ここからは、キッチンに使用する床材を5種類ご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットも合わせて解説しますので、特徴を知って、マイホームにぴったりの素材を選びましょう。
失敗を防ぐためにも、カタログで見るだけでなく、ショールームや店舗などで、実際の素材に触れ、異なる素材同士を比較したり、感触を試してみることをオススメします。
クッションフロア
クッションフロアとは、塩化ビニール素材でできた、シート状の床材で、コストパフォーマンスが良く、和 風・洋風を問わず、多くの戸建てやマンションのキッチンやトイレ、洗面所の床材として採用されています。
ビニール製であるため、高い防水性があり、水や油が染みこまないほか、汚れも拭き取るだけで、簡単に掃除できるという大きなメリットがあります。
カラー・柄も豊富で、定番の木目調ひとつとっても、木目の濃淡の違いやヘリンボーン柄、市松貼りなど、さまざまなデザイン性がありますので、好みの商品が見つかるでしょう。
クッションフロアという名前の通り、クッション性があるので、足さわりや柔らかで、足への負担が少ない反面、重い物を置いてしまうと、跡が残ってしまうというデメリットがあります。
また、ビニール素材なため、熱や薬剤に弱く、耐久性はそれほど高くはありません。
フローリング
キッチン特有の汚れが付着しないよう、木材の表面に防水加工や防汚加工が施されたフローリングを選ぶのもオススメです。
リビングやダイニング、他の部屋と一体感を持たせるため、フローリングにこだわりたい、という方もいらっしゃるでしょう。
表面に加工がされていれば、安心して設置できますが、ひどい油汚れを長時間放置すると、シミが残ったり、加工がはがれてしまったり、劣化の可能性があるため、こまめな掃除を心がけましょう。
フローリングの素材には
・無垢フローリング
・複合フローリング
の2種類あります。
一般的な住宅でよく使用されているのは、表面に加工した化粧材を張り付けた複合フローリングで、耐水性があり、汚れや傷に強いといったメリットがあります。
また防音機能を持たせた製品や、床暖房の設置が可能なものもありますので、リビングやダイニングと一続きにすることもできます。
自然の木の風合いを楽しみたい方には、「無垢フローリング」がおすすめです。
複合フローリングよりも、価格は高めですが、天然木ならではの温もりや色合いの変化を楽しむことができるという魅力があります。
どちらのタイプも水はねや汚れを放置すると、シミの原因となってしまうため、早めに拭き取ることが欠かせません。
フロアタイル
フロアタイルとは、クッションフロア同様、塩化ビニール素材でできたタイル状の床材で、防水性に優れ、色やデザインが豊富にあるほか、汚れが染みこまないため、掃除が簡単です。
また、普通のタイルと異なり、フロアタイルごと突きつけて施工するため、目地ができません。
そのため、目地にゴミがたまったり、カビが発生したりといったことはありませんが、素材の耐久性が低いため、本物のタイルのように長く持たず、劣化してしまうことがあります。
さらに、クッション性がなく、硬い素材なため、お皿などを落とすと、割れてしまいます。
タイル
デザイン性が豊かな陶器質などのタイルは、モダンな印象を演出でき、特にインテリアにこだわりたい方に人気の床材です。
耐久性や防水性が高いため、床だけでなく、キッチンの壁にも適しており、経年による劣化や変質が少ないといったメリットがあります。
暑い時期に、涼しく、ひんやりとした感触は、タイルの良さとなりますが、どうしても冬場は、冷たく感じてしまう点と、目地に汚れがたまりやすい点がデメリットとしてあげられます。
コルクタイル
保温性が高い木質系のコルクは、温かみのある見た目で、寒い時期でも足元が冷たくならないというメリットがあります。
さらに、クッションフロアのように柔らかく、弾力性があり、衝撃も吸収するため、食器などを落としても割れにくく、滑りにくいといった特徴もあります。
表面に特殊な加工が施されているものが多く、傷がつきにくくなっていますが、紫外線の影響で黄色く変色し、傷んでしまう可能性があります。
施工事例
弊社 アップリフォームにおきましても、キッチンを始め、浴室や洗面 所、トイレなどの水回りリフォームに、多くのご依頼をいただいております。
施工の一部ではございますが、今後の参考としてご覧ください。
①(施工場所)千葉市美浜区高洲
(施工内容キッチン タイル キッチン・リビングクロスCF貼替
(工期)7日
(費用目安)117万円
(設備)TOTOシステムキッチン ザ・クラッソ、杉浦製陶所
before
after
②(施工場所)千葉市花見川区畑町
(施工内容)キッチン・トイレ取替、トイレ内装床CF壁天井クロス張替え
(工期)7日
(費用目安)191万円
(設備)クリナップSTEDIA
before
after
③(施工場所)千葉市中央区登戸
(施工内容)水廻り設備一式取替、建具取替、床フローリング張り、和室を洋室へ変更、間取り変更、クロスCF貼替
(工期)2ヶ月
(費用目安)550万円
(設備)タカラスタンダードTreasia
before
after
その他の施工事例については、アップリフォーム 施工実績をご覧ください。
アップリフォームは、千葉市近郊にお住まいの皆さまの住宅リフォームを通じて、安心・安全な暮らしに貢献いたします。
完成イメージを具体的にしよう
「完成イメージが具体的に決まらない」というお客様は、各メーカーが提供するオンラインサービスを利用してはいかがでしょうか。
各メーカーのサイトでは、デジタルカタログを公開しているほか、製品の詳細や選び方のポイント、おしゃれな施工事例など、リフォームに関連したさまざまな情報を紹介しています。
サンプル請求ができたり、家にいながら気軽に相談できるオンラインコンサルテーションなどのユニークなサービスもありますので、メーカーのホームページを検索してみましょう。
工事を依頼するリフォーム会社がすでに決まっているなら、サンプルを取り寄せてもらうと、床材を決定する際に役立ちます。
■東リ オンライン 床材
■サンゲツ ショールームオンラインコンサルテーション
【キッチンの床】床下収納はどうする?
床下収納のスペースを活用していないご家庭では、リフォームを機に「床下収納を撤去したい」と考えるかもしれません。
ただし、このスペースは、床下の点検口の役割も果たしているため、撤去することができず、もしキッチンから撤去したい場合は、他の場所に設ける必要があるケースもありますので、見積もりなどの際に、リフォーム会社に相談してみましょう。
今、うまく活用できてないご家庭では、あまり使わない調理器具や台所用品、防災用品などを収納するスペースとして利用してはいかがでしょうか。
注意点としては、湿気がたまりやすい場所になりますので、新聞紙や除湿剤を置くなどの対策が必要となります。
また、あまり重いものを入れてしまうと、取り出す際に腰や腕に負担がかかってしまいますので、重いものは避けたほうがベターです。
【キッチンの床】DIYで張り替えはできる?
コストを抑え るには、DIYを取り入れたリフォームもおすすめで、キッチンの床という狭い範囲なら、「DIYでできそう」と感じる方がいらっしゃるかもしれません。
キッチンの床の張り替え方法には
・張り替え
・重ね張り
の2つの種類があります。
張り替えは、文字通り、既存の床を撤去して張り替えるといった大がかりな工事で、プロの職人によって行われます。
価格もさまざまですので、無料の見積り請求を利用して、最適な価格で工事を依頼しましょう。
重ね張りは、既存の床の上に、もう一枚、新しい床材を張り付ける方法で、床材を重ねるため、他の場所よりも、段差が生じることになります。
既存の床の状態によっては、重ね張りが対応できない場合もありますので、注意が必要です。
床材を最適なサイズにカットし、張り替える作業は手間と時間がかかり、隙間が多いと、汚れや食べ物のクズなどが入り込んでしまうことがあります。
「やっぱり難しい」「失敗したかも?」と感じたら、プロに相談しましょう。
まとめ
今回の記事では、キッチンの床材の種類や選び方のポイントを中心にお伝えしましたが、参考になる情報は見つかったでしょうか。
汚れやすいキッチンの床は、掃除が楽で、耐久性もある製品がおすすめです。
高い機能性とデザイン性がバランスよく揃っている床材は多くありますので、楽しみながらお気に入りの床を選び、居心地のよいキッチンへとリフォームしましょう。
キッチンの床材はどう選ぶ?おすすめの素材や選び方のポイントなどを千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
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当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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