2024.10.23ブログ
リビングと和室を一体化するメリットは?費用相場も含め千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説!
リビングと和室が隣り合った間取りのご家庭があるなか、和室が「使いづらい」と感じていませんか?
もし、和室の使用頻度が低いならば、リビングと一体化させるリフォームを計画してはいかがでしょうか。
今回の記事では、リビングと和室を一体化するメリット・デメリットを紹介するとともに、費用相場、成功のためのポイントなどを、施工事例とともに解説します。
和室を完全になくしてしまうといった方法があれば、畳をあえて残し、おしゃれな和モダンリビングへとリノベーションするスタイルもあります。
満足度の高いリフォーム・リノベーションを行い、快適な住まいへとリニューアルしましょう。
一体化のメリット・デメリット
具体的なリフォームを計画する前に、リビングと和室を一体化し、統一させると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
それぞれについて、解説します。
メリット
■開放感のあるリビングを確保できる
最近の住宅では、キッチンとリビングを一続きにするスタイルに人気がありますが、隣接する和室も一体化することで、広々としたLDKに仕上げるプランもあります。
壁や襖(ふすま)による仕切りをなくすことで、一体感・開放感が演出できるだけでなく、壁の撤去や窓の新設によって、採光面でもメリットがあります。
予算にもよりますが、新たに窓を設置すると、より日差しが入りやすくなり、大きく、明るいリビングへと生まれ変わります。
■用途が広がる
リビングがより広くなり、活用できるスペースが増えることで、リビングをはじめ、家での暮らし方が変わるかもしれません。
例えば、壁がなくなると、対面式のキッチンからも目が届きますので、和室を子どもの勉強スペースとして設けるのも良いでしょう。
また、広々としたスペースの一角を、在宅ワーク対応のエリアとして確保するのも、良いアイデアかもしれません。
広がりが生まれると、いろいろな過ごし方が選択できるほか、、大きめのソファやテーブルも設置できるようになるため、家族と過ごす時間も、自然と多くなるかもしれません。
■畳や障子を洋風に変えても
リフォームのタイミングで、和室ならではの壁紙や天井などを、洋風にリフォームすることも可能です。
畳のささくれや日焼け、障子や襖の破れや黄ばみなど、定期的な掃除やメンテナンスが欠かせませんが、撤去してフローリングやカーテンに変えてしまえば、手間のかかる畳の掃除や障子の張り替えなどが不要になります。
さらに、経年劣化による交換のコストもかからなくなる、というメリットもあります。
デメリット
■来客用寝室として使えなくなる
壁やふすまといった間仕切りがあると、お客様が来られたときのくつろぎの場や寝室として利用でき、たいへん便利ですが、一体化してしまうと、プライバシーを確保できる個室がなくなってしまうかもしれません。
ただし、一体化をしても、可動式の間仕切りやアコーディオンカーテンを利用すると、プライバシーを確保することが可能です。
■くつろぎのスペースが減る
和室をなくしてしまうと、昼寝など、ちょっと横になりたいと思ったときのスペースがなくなってしまいます。
さらに、畳には調湿作用もあるため、特に湿気の多い夏などは、畳の上で、涼しく過ごせます。
畳のスペースを残すなら、間仕切りや床の高さを工夫し、和室を残したデザインにすることをおすすめします。
■子どもが遊び場がなくなる
幼い子どもが室内で遊ぶには、フローリングではなく、クッション性や防音性に優れた畳が適しています。
子どもは転んでしまうことがありますが、万が一、幼い子どもが転んでしまっても、畳の上なら、硬いフローリングよりも衝撃が少なくなります。
和室が独立していて、使いにくいという場合は、キッチンやリビングから子どもの様子が確認できるよう、壁を撤去し、可動式の間仕切りに交換すると、安心です。
一体化は3パターン
リビングと和室を一体化には3つのパターンがありますので、それぞれについて解説します。
①完全な洋室にする
リビングと和室の境目を解消し、一つの大きなリビングにリフォームする方法です。
和室の畳や障子、押入れなどをなくし、天井・建具も洋風に変更し、フローリングの床に変える、クローゼットを設置するなどの工事を行います。
和室を完全になくすことで、開放的で、広々としたリビングに変わります。
②間仕切りは残す
和室の間仕切りは残しつつ、リビングと一体化するよう、和室 全体のデザインを変更する方法もあります。
和室とリビングの間にある壁や襖を取り除き、可動式の間仕切りやロールカーテンなどを設置すると、個室としても使うことができます。
和室の良さを残しつつ、洋風のリビングともうまく調和するよう、デザインやレイアウトをしっかりと検討することが大切です。
③小上がり和室にする
和室の壁や襖を取り除き、段差をつけ、リビングの床よりも高い位置に和室を設ける、小上がりの和室を希望されるご家庭もあります。
高さがある分、和室の存在感が高まるだけでなく、空間に立体感が生まれ、部屋のアクセントにもなります。
段差部分に椅子の代わりとして、腰掛けることができるほか、空間を引き出し収納として活用できますので、収納スペースを確保したいご家庭にぴったりです。
ただし、子どもが転落しないよう、注意が必要です。
一体化するリフォーム費用の相場は?
ここからは、リフォームの施工内容や一般的な費用相場について、ご紹介します。
施工内容
和室をリビングと一続きにするための、一般的な工事内容は以下の通りです。
:和室の床材の交換
:和室の天井と壁紙(クロス)の交換
:押し入れの撤去
:間仕切りの設置
ご家庭によって
・押入れからクローゼット
・障子からカーテン
といった、和室を洋室に変更するための工事を行うほか、床下の寒さが気になるケースでは、断熱リフォームも可能です。
畳の部屋では、床下に断熱材が入っていないことも多く、外壁からの冷気も気になります。
リフォームを機に、家の断熱機能を高める工事も検討してみましょう。
費用相場
和室を完全に洋室化したり、小上がり和室に作り変えたりするなど、リフォーム内容はご家庭により異なりますが、一般的な工事費用の目安は30万〜100万円前後です。
工事ごとの費用目安は、以下の通りです。
①壁の撤去 5万円~
②壁紙の張り替え 3万円~
③フローリングへの張り替え 20万円~
また、施工内容によっては
・天井の変更 5万円~
・押入れからクローゼット 10万円~
ただし、大まかな相場となりますので、リフォームにあたっては、無料の見積もり制度を利用して、複数の会社に見積り依頼を出しましょう。
見積書が入手できたら、価格だけでなく、保証内容やアフター サービスも慎重に比較してから、契約する会社を決めることが重要です。
費用相場については、下記のコラムも、参考までにご覧ください。
※和室をどうリフォームする?畳をフローリングに張替える方法など洋室にリフォームする際の気になる費用相場や注意点などを徹底解説!
施工事例
弊社 アップリフォームにおきましても、リビングと和室を一体化させるリフォームなど、さまざまな内装リフォーム・リノベーションをお引き受けするほか、キッチンやトイレ、浴室など、水回りリフォームを承っております。
施工の一部をご紹介します。
①(施工場所)印旛郡栄町酒直台
(施工内容)水廻り設備一式取替、床フローリングにフロアタイル重ね張り、和室は襖畳取替、クロスCF貼替
(工期)1ヶ月
(費用目安)530万円
(設備)リデア Cタイプ、オフト、アメージュ便器 リトイレ、シエラS(全てLIXIL)
before
after
②(施工場所)千葉県千葉市
(施工内容)水廻り設備一式取替、建具取替、床フローリング張り、和室を洋室へ変更、間取り変更、クロスCF貼替
(工期)2ヶ月
(費用目安)550万円
(設備)シエラS、リノビオ、ピアラ、アメージュ(全てLIXIL)
before
after
③(施工場所)東京都墨田区
(施工内容)水廻り設備一式取替、床フローリング張替、畳取替、クロス・CF貼替
(工期)一ヶ月半
(費用目安)552万円
(設備)ブライツSシリーズ、ノクト、リノビオVシリーズ Eタイプ、クレヴィ、アメージュ便器、カナエル C防音45
before
after
施工の詳細や、その他の実例につきましては
※ アップリフォーム 施工実績
をご覧ください。
アップリフォームは、安心・安全な住まいづくりのため、千葉市近郊を中心に、地元密着型のリフォーム会社として、力を尽くして参ります。
間仕切りの種類
リビングと和室の間に、間仕切りを検討される方も多いでしょう。
間仕切りの扉にも、いくつかの種類がありますので、その特徴を紹介します。
パネル間仕切り
しっかりとした仕切りがほしい方は、パネル型をおすすめします。
カラー・デザインともに豊富で、和モダンを演出できる格子柄のデザインがあれば、採光窓がついた明るいデザインの製品もありますので、お部屋のテイストに合わせて、選びましょう。
ロールスクリーン
ゆるやかな仕切りが好みの方は、ロールスクリーンや縦型ブラインドはいかがでしょうか。
普段はオープンでゆったりとした雰囲気を楽しみ、冷暖房の使用時やちょっと目隠ししたいといったときに、効果的なアイテムです。
柔らかく空間を区切りたいなら、ファブリック素材がおすすめです。
リフォーム成功のポイント
リフォームをして、間取りが変わると、家具の位置を変えたり、動線が変わるなど、これまでのライフスタイルと違ったものになります。
リフォームの前ではイメージしづらいかもしれませんが、計画を立て、失敗のないリフォームを実現しましょう。
完成後の動線をイメージする
一体化すると、スペースがかなり広くなりますので、家具の配置や生活動線も変化します。
例えば、広くなったからといって、ダイニングテーブルとソファの位置を離してしまうと、移動が面倒になるかもしれません。
また、和室がなくなると、洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたりといった、畳の上で行っていた家事をする場所を用意する必要があるでしょう。
無駄な動きが生まれないよう、家具・インテリアの配置から、家事動線まで、リフォームする前から、具体的に考えることが大切です。
リビングの雰囲気と調和させる
あえて畳を残す場合、「リビングと和室をどう調和させるか」に悩む方もいらっしゃるでしょう。
ふすまや可動式の間仕切りを設置しても、普段は開けたままのことも多いはずです。
和室のテイストは、純和風のデザインから、洋風に近いテイストの和室もあります。
畳をへりのない琉球畳にしたり、くすみカラーのおしゃれな壁紙にしたりと、リビングの雰囲気に合わせて、さまざまなアレンジ方法があります。
インターネット上では、数多くの施工事例が掲載されていますので、参考になるレイアウトを見つけてみませんか。
エアコンの位置・性能を変える
一体化すると、LDKのスペースがこれまで以上に広くなるため、エアコンの効きが悪くなることが考えられ、快適な空調のためには、買い換える必要があるかもしれません。
反対に、和室で使用していたエアコンが不要になる可能性もあるでしょう。
エアコンについても、併せて検討しておきましょう。
リビングの収納量を見直す
家族が集まるリビングは、どうしても物が多くなりがちで、これまで収納スペースに困っていた、というご家庭もあるでしょう。
押入れは、とにかく広いというメリットがありますが、奥行きがあるため、奥のものが取り出しにくいといった不便さがありますが、棚を設置したクローゼットにリフォームすることで、収納量が増え、使いやすくなるというメリットがあります。
収納量が増えることで、リビングの整理整頓にも、役立ちます。
マンションでは管理規約を確認
マンションにお住まいの場合、戸建てのように自由にリフォームすることが難しく、占有部分であっても、特に騒音トラブルにつながりやすいフローリングなどは、遮音等級が指定されていることもあります。
リフォーム前に必ず管理規約を確認し、管理組合の許可を得ておくことが大切です。
マンションのリフォームについては、こちらのコラムもご覧ください。
※【施工事例から分かる】中古マンションをリノベーション!費用相場はいくら?メリット・デメリットなどリノベにまつわる全てを千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
まとめ
今回の記事では、リビングと和室を一体化させるリフォームについて解説いたしましたが、参考になる情報は見つかったでしょうか。
間取りの変更を伴うリフォームは、完成後のライフスタイルを具体的にイメージしておくことが重要です。
ご家族で要望をまとめた後は、リフォーム会社としっかりと打ち合わせを重ね、完成度の高い仕上がりを手にしましょう。
リビングと和室を一体化するメリットは?費用相場も含め千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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