2024.12.06ブログ
脱衣所が寒い!簡単な寒さ対策からリフォームでの解消法まで千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
冬場、脱衣所の寒さに悩んでいませんか。
脱衣所となると、長時間過ごすわけではないため、「ちょっと我慢すればいい」と考えてしまいがちですが、寒さは身体への影響が大きく、特に高齢の方にとっては、早めの対策が重要になります。
今回の記事では、脱衣所・洗面所の寒さ対策について解説しますので、寒さを解消して、暖かく快適な場所へと、リフォームしましょう。
脱衣所・洗面所が寒い原因
なぜ脱衣所は寒いのでしょうか。
まず、その原因を解説します。
断熱性能が低い
脱衣所だけでなく、浴室を始め、住まい全体に当てはまるかもしれませんが、壁や床の断熱性能が低い点があげられます。
元々、日本の家屋は暑い夏に過ごしやすいようにできているため、特に古い住宅では、隙間が多く、冬場は、外の冷たい空気がダイレクトに、家の中に入り込んでしまいます。
また、床下には、排水やガスの配管用の空間があり、十分な断熱処理ができていないケースもあります。
脱衣所の寒さを解消するには、壁や床の断熱材を見直し、断熱性を高めるリフォームの必要があります。
日当たりが悪い
一般的な住宅では、リビングを日当たりの良い南側に、浴室や洗面所などの水回りは北側に配置するため、どうしても日の当たらない、寒い場所となってしまいます。
寒い季節になると、洗面所の窓の結露に悩まされている方も多いでしょう。
窓や換気扇から冷気が入り込む
浴室の隣に設けられる洗面所や脱衣所には、湿気を逃がすために窓や換気扇が設置されていますが、そこから侵入する冷気も、寒さの原因となります。
手をかざすと、冷たい風を感じるかもしれません。
暖かい空気が届かない
リビングを暖房で暖めても、その暖気は洗面所まで届かないため、どうしても冷え切ってしまいます。
また、洗面所で過ごす時間が短いという理由から、ストーブやヒーターなどの暖房器具を使用していないご家庭も、多いかもしれません。
【脱衣所の寒さ】身体への影響は?
冬の寒さが身体に及ぼす影響はどのようなものがあるのでしょうか。
具体的にご紹介します。
ヒートショック
暖かいリビングから、寒い脱衣所へと移動した後、温かい湯船につかりますが、その間の急激な血圧の上下が、身体への大きな負担となります。
人によっては倒れることもある、この一連の流れがヒートショックと呼ばれ、およそ10度以上の温度差があると、危険が増すといわれています。
高齢者や血管系の持病を抱える方は、特に注意が必要で、ヒートショックを予防するには、移動しても寒くないよう、脱衣所や洗面所を暖め、温度差をなくすことが重要です。
湯冷め
脱衣所が寒いと、せっかくお風呂で暖まった体が冷えてしまうことも、大きなデメリットでしょう。
小さなお子さんがいるご家庭では、入浴後、子どもの世話をしているうちに、自分の体が冷えることもあります。
湯冷めは風邪の原因にもなりますので、健康を損ねないためにも、しっかりと寒さ対策を施しましょう。
【脱衣所の寒さ】手軽な対策
ここからは、リフォームといった本格的な対策を取る前に、気軽に取り組みやすく、すぐにできる対策をご紹介します。
窓の断熱を行う
窓がある脱衣所なら、熱の出入りが最も激しい窓の断熱を、まず行いましょう。
カーテンを利用しているご家庭では、断熱カーテンと呼ばれる、カビや湿気に強い素材に変えてみませんか。
厚手のポリエステル製なら、断熱効果が高く、カビも防止できるため、長く衛生的に使用できるほか、冷気の侵入をしっかりと防ぐためには、窓のサイズよりも、少し長めのデザインを選ぶのも、ポイントです。
カーテンレールがない場合は、突っ張り棒でも設置 可能なタイプもありますので、探してみましょう。
また、窓に直接貼り付ける断熱シートも利用してみませんか。
緩衝材のプチプチタイプのものや、薄いフィルムのような素材など、種類は豊富にありますので、自宅の窓に合う商品を選び、窓からの冷気をまずカットしましょう。
床にマットを敷く
脱衣所の床の冷たさを解消するために、コルクマットなどを敷くのも、良いアイデアです。
床材の素材はコルク以外にも、さまざまありますが、コルクマットは、足元の寒さを軽減してくれるほか、コルクに撥水性があり、表面が乾いている、掃除がしやすいといったメリットがあるほか、DIYで気軽に設置できることも、大きなポイントです。
ただし、敷きっぱなしにすると、カビ発生の心配がありますので、定期的に風を通して、湿気を解消することを、忘れないようにしましょう。
脱衣所以外でも、コルクマットを敷くと、静音効果や転倒の衝撃を吸収する効果がありますので、特に小さなお子さんのいる方は、使ってみませんか。
事前に温めておく
入浴する前に、お風呂やシャワーの湯気を利用して、脱衣所を温めておくという、シンプルな防寒 方法もあります。
お湯を貯めるとき、浴室をドアを開けたままにしておいたり、シャワーでお湯を貯めると、より湯気が発生するため、浴室と脱衣所の両方を 温められます。
また、着替えのときだけ、短時間だけ暖房が欲しいという方には、コンパクトで速暖性のある遠赤外線ヒーターや、電気で温風を送り出す、小型のセラミックファンヒーターがおすすめです。
リフォームでの解決方法
簡単な対策よりも、根本的な解消を希望するなら、リフォームがおすすめです。
工事スペースが狭い脱衣所や洗面所は、工事期間が短く、費用も抑えられるため、ぜひ検討してみましょう。
窓のリフォーム
断熱性の高い窓やサッシにリフォームすると、冷気の侵入を受けない、快適な室温の脱衣所・洗面所になります。
築年数の経過した住宅では、ガラス板が一枚の【単板ガラス・アルミサッシ】という組み合わせが多くありますが、ガラスが二重になっている【複層ガラス】や熱の影響を受けない【樹脂サッシ】に変えると、断熱性能が大幅に向上します。
また、既存の窓に加えて、もう一枚、窓を設置する【二重窓】も、寒さ対策に有効です。
今回は、脱衣所の寒さ対策をお伝えしていますが、浴室やリビングの寒さも解消するには、家全体の窓リフォームがおすすめです。
窓を断熱リフォームすると、一年を通して、外気に影響されない住まいとなり、室内の温度を一定に保てます。
そのため、エアコン・ファンヒーターなどの電気 製品を使う機会が減り、節電や省エネが期待できます。
窓リフォームは、自治体によって補助金が支給されることもありますので、市町村のホームページや広報誌などで、確認してみましょう。
壁・床の断熱リフォーム
古い住宅では、浴室や脱衣所の壁・床に断熱材が十分に入っていない、あるいは全く入っていないケースもあるため、リフォームで高性能の断熱材を充填することをおすすめします。
昔の浴室では、床下の断熱が行われていないことも珍しくなく、地面からの冷気がダイレクトに床に伝わっていました。
現在では、壁・床ともに断熱材を入れることで、冬場の冷気が室内に入り込まない施工が行われています。
脱衣所暖房機の設置
脱衣所の大きさは、一般的には、2畳ほどの広さですが、脱衣所が狭いなら、置き型よりも、壁掛けタイプの脱衣所暖房機がおすすめです。
暖房機があると、入浴時に便利なだけでなく、洗面所でメイク・ヘアセットなどをする時にも、役立ちます。
メーカーにより機能はさまざまで、タイマー機能をはじめ、設定した時間が来たら、自動で電源が切れるオートoff機能や人感センサーが付いたもの、送風もできる製品など、冬場だけでなく、オールシーズンに対応できる機種を購入すると、より快適に過ごせるでしょう。
リビングとつなげる
これから、大規模なリフォームを行うというご家庭では、リビングと洗面所が直結した「リビングイン洗面所」という間取りも検討してはいかがでしょうか。
リビングと洗面所を隔てる壁や廊下がなくなるため、洗面所や脱衣所も、リビングに設置した暖房で暖められるほか、廊下を省く分だけ、リビングを広げられるという点に、人気があります。
部屋の動線も短くなりますので、見通しのよい、広々とした空間が実現するでしょう。
施工事例
アップリフォームでは、浴室や洗面所、トイレ、キッチンなど水回りリフォームに多くのご依頼をいただいております。
浴室と洗面所の同時リフォーム等、施工の一部をご紹介します。
①(施工場所)千葉市若葉区桜木
(施工内容)ユニットバス交換、洗面台交換、洗面室内装貼り替え、洗面室用換気乾燥暖房機新設、給湯器交換、分電盤交換、家電用専用コンセント新設、TVドアホン交換、玄関ホール・廊下フローリング上張り
(工期)10日
(費用目安)179万円
(設備)パロマ ブライツWシリーズ、LIXIL リデア Cタイプ・ピアラ、カナエル C12・Jベース
before
after
※パロマ ブライツWシリーズ
②(施工場所)千葉県千葉市
(施工内容)浴室取替、洗面台取替、クロスCF貼替
(工期)6日
(費用目安)122万円
(設備)LIXIL ピアラ、LIXIL リノビオVシリーズ
before
after
施工の詳細やその他の実例については、アップリフォーム 施工実績をご覧ください。
また、アップリフォームでは、定期的にリフォームに関連するコラムを配信しています。浴室や洗面所のリフォームについては、以下のコラムもぜひご覧ください。
※ 床が冷たい!お風呂が寒い理由やおすすめの床材・リフォームでできる寒さ対策を千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説!
※ 洗面化粧台の種類や選び方のポイントは?洗面ボウルの素材やリフォーム費用まで徹底解説!
※ 古い家の寒さ対策はどうする?簡単にできる寒さ対策から本格リフォームまで施工方法やポイントを徹底解説!
アップリフォームは、千葉市近郊を中心に、地元密着型の住宅リフォーム会社として、お客様の安心・安全な住まいづくりに貢献いたします。
浴室との同時リフォームもおすすめ
洗面所の寒さが気になるご家庭では、浴室内の寒さにも悩まされていませんか。
また、浴室の劣化が気になるなら、洗面所にも傷みが発生しているかもしれません。
浴室と洗面所の工事では、似通った工事が多く、同時に進めることで、効率よく作業ができるため、リフォーム価格を抑えられるというメリットがありますが、別々に行うよりも、工期が若干長くなるというデメリットもあります。
浴室・洗面所の同時リフォームが気になるという方は、気軽にリフォーム会社に問い合わせてみましょう。
多くの会社では、無料の見積り制度を用意しています。
まとめ
今回の記事では、脱衣所・洗面所の寒さ対策について、お伝えしましたが、参考になる情報は得られたでしょうか。
浴室や脱衣所・洗面所の寒さに長年、悩まされながらも、我慢しているという方もいらっしゃるかもしれません。
費用をかけずにできる気軽な方法から、本格的なリフォームまで、さまざまご紹介しましたので、まずは簡単に始めてみませんか。
寒さ対策を施し、暖かく過ごせる空間を手に入れましょう。
脱衣所が寒い!簡単な寒さ対策からリフォームでの解消法まで千葉市のリフォーム会社が徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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