2024.12.25ブログ
浴室の寒さをどう解消?断熱性の高いユニットバスへ交換などお風呂の断熱について千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
「お風呂場の寒さに悩まされている」という方は多くいらっしゃいますが、いざリフォームとなると「大変そう」と感じていませんか?
最近では、浴槽などのパーツや断熱材などの技術開発が進み、浴室リフォームの工期は、以前より短いほか、ユニットバスの性能が驚くほど進み、断熱効果の高さに驚くかもしれません。
今回の記事では、寒さ対策として有効な断熱の重要性や断熱のメリット、断熱性能の高いユニットバスの紹介、費用相場や2025年に活用できる補助金についても、お伝えします。
浴室の寒さを解消して、冬でも暖かく快適なお風呂へとリフォームしましょう。
2025年も継続【子育てグリーン住宅支援事業】【先進的窓リノベ2025事業】
「住宅省エネ2024キャンペーン」に引き続き、2025年も
【子育てグリーン住宅支援事業】
【先進的窓リノベ2025事業】
と名称は変わりますが、同程度の補助金事業が実施されることになりました。
お風呂の寒さを防ぐなら、浴室全体をしっかりと断熱することが重要です。
断熱機能の高いユニットバスへの補助もありますので、根本から寒さを解消できます。
補助金を活用して、リフォームのチャンスを逃がさないようにしましょう。
断熱の効果とは
「断熱」という言葉。
最近よく目にするけれども、詳しく知らないという方が、多いかもしれません。
字が表す通り、熱を断つという意味を持っていますが、住宅に当てはめるなら、「熱の影響を受けない家作り」といえるかもしれません。
住まいをまるごと断熱すると、「夏は涼しく、冬は暖かい」空間が実現できます。
浴室を断熱するメリットとは?
ここからは、浴室を断熱することで、どのようなメリットがあるのかを、具体的に解説します。
ヒートショックを予防できる
浴室だけでなく洗面所、トイレなどの寒さは、特に高齢者のヒートショックを引き起こす原因となるため、早めの対策が重要です。
ヒートショックは、リビングなどの暖かな場所から、室温が低い浴室などに移動したときの温度差が大きくなると、血圧が急に変動し、めまいや立ちくらみ、ひどい場合は意識を失うケースもあり、注意が必要です。
ヒートショックを防ぐために、浴室や洗面所を暖め、室内の温度差を解消しましょう。
結露やカビを減らせる
浴室や洗面所の窓を断熱仕様にすることで、結露の発生を抑えられます。
「毎年、結露に悩まされている」という人は、多くいらっしゃるでしょう。
断熱窓は結露の発生を抑えるため、手入れがラクになるほか、カビが生える心配もありません。
光熱費を節約できる
浴室や洗面所の窓だけでなく、住まい全体の窓リフォームをすることで、光熱費を抑制でき、省エネにもつながります。
浴室内を断熱すると、暖かい空気が外に逃げづらくなるため、暖かさが保てるほか、保温性の高い浴槽なら、お湯が冷めにくくなり、頻繁に追い炊きする必要がなくなります。
お風呂場だけでなく、家全体を断熱すると、電気やガスのエネルギー使用量が減り、節電や省エネへとつながります。
窓リフォームの補助金制度が2025年も引き続き活用できますので、お得に断熱リフォームをしましょう。
住まいの耐久性が上がる
リフォームの際、在来工法の浴室では、既存の壁や床を撤去しますが、普段は目にできない、内部の基礎 構造を点検できます。
浴室を長年使い続けるにつれ、壁内で結露が発生し、木材が腐食する可能性があります。
工事の際に、しっかりと点検し、劣化部分をきちんと補強し、住まいの耐久性を高めることも可能です。
お風呂が寒い理由とは
ここからは、お風呂の寒さに注目します。
それぞれについて、具体的に解説しますので、ご自宅のお風呂をチェックしてみましょう。
断熱性が低い
築年数の経過した戸建て住宅の場合、浴室だけでなく住まい全体の断熱性が低いケースがあります。
断熱性が低いと、外気からの熱が室内に伝わりやすく、「夏は暑く、冬は寒い」室内になってしまいます。
断熱材が浴室に施されていないなら、天井や壁、床を断熱材でぐるりと囲むように、リフォーム工事を行います。
しっかりと断熱材を入れることで、冷気が浴室に入るのを防ぎつつ、浴室内の熱が外に逃げないため、寒い時期でも暖かく入浴できます。
窓から冷気が進入する
浴室内に窓があるご家庭では、窓からの冷気が、寒さの大きな原因となっているかもしれません。
古い浴室となると、断熱機能の低い、単板ガラスのケースがほとんどです。
住まいの中で窓からの熱の出入りが最も激しいとされ、せっかく浴槽に暖かいお湯をはっても、暖気が窓から逃げるだけでなく、冷気が進入して、浴室内の気温が下がってしまいます。
窓には結露も発生してしまい、カビの原因にもなってしまいます。
床が冷えやすい
お風呂の床には、滑りにくく、水はけの良い素材が最適ですが、なかには、タイルや大理石など、冷えやすい素材もあります。
タイル貼りのお風呂は、一軒家で在来工法の浴室が一般的ですが、足触りが冷たいだけでなく、床下からの冷えも原因となっています。
タイルの下はコンクリートの土間になっていますが、昔ながらの造りの家では、断熱材が入っていないことが多くあります。
そのため、地面からの冷気がダイレクトにコンクリートに伝わり、浴室の床が冷え切ってしまうのです。
同様に、壁に断熱材が入ってないケースもあり、壁からの冷気も温度 低下の原因となります。
浴槽の保温力が低い
浴槽の保温力が低いと、浴室内や床下からの冷気の影響で、お湯がすぐに冷めてしまいます。
家族が入浴するたびに、追い焚きが必要になり、「電気代の高さに驚いた」という経験をした方も多いでしょう。
保温力の高い浴槽にすると、お湯の温かさを長い時間キープできます。
浴室リフォームで寒さを解消する方法
ここからは、本格的なリフォームで寒さを解消する方法について、お届けします。
浴室を断熱する方法には
・ユニットバスの交換
・天井や壁、床に断熱材を施工
の2通りに分けられます。
ご家庭によって施工内容は異なりますが、基本的な方法を抑えておきましょう。
高断熱のユニットバスに交換する
入浴時の寒さを解消する方法は、さまざまありますが、まずは、断熱性の高いユニットバスへの交換をおすすめします。
現在、タイル貼りなどの在来工法の浴 室を使用しているご家庭では、浴槽はそのままで、壁や床に断熱材を施す方法も可能ですが、まずはユニットバスへの交換を検討してみませんか。
現在、ユニットバスのメーカーが、こぞって高性能のユニットバスを販売していますので、のちほど、各メーカーの主力品をご紹介します。
基本的に、ユニットバスは壁・浴槽・床などの継ぎ目に隙間がなく、高い気密性を持っています。
そのため、外からの冷気が進入せず、熱がにげにくい構造になっています。
その上、暖かさを維持するためのオプション(専用フタ・浴室暖房乾燥機・床暖房)もあり、既存の浴槽と比べると、明らかな違いを感じるでしょう。
壁や床も断熱仕様にする
暖かさをさらに高めるため、壁の中や床下の断熱材を、グレードアップさせてみませんか。
タイルや壁を撤去すると、断熱材の状態を確認できますが、不十分な場合や劣化が見られる場合、断熱材を追加したり、より高性能な素材に変更することで、断熱の力を高められます。
断熱材の種類には、グラスウールやロックウール、発泡ウレタンフォームなどがあり,、特徴もさまざまですので、予算に合うよう、リフォーム会社と打ち合わせましょう。
壁と床を同時に断熱することで、気密性が高まり、隙間風を防いだり、壁の中の結露を防いだりと、多くのメリットがあります。
窓の断熱性能もあげる
窓の断熱性を高めるため、窓のリフォームも検討しましょう。
方法としては
・二重窓にする
・ガラスやサッシを交換する
の2種類あります。
二重窓とは、既存の窓の内側に、もう一枚の窓を設置し、二重にする方法です。
既存の窓と新しく取り付けた内窓の間に空間の層ができ、その空間が断熱の役割を果たします。
二重窓にすると、浴室内の気密が高まるため、断熱に効果的であるほか
・防音や防犯効果がある
というメリットがありますが、反 面
・外に面した窓は結露する
・メンテナンスがしづらい
というデメリットもあります。
窓そのものを交換する方法もあり、2枚のガラスが1セットになっている「断熱Low-E複層ガラス」がおすすめで、複層ガラスにアタッチメントが付属していれば、サッシの交換をせず、簡単に複層ガラスに交換できます。
Low-Eとは、低放射の効果がある、特殊な金属膜のことを指し、金属膜をコーティングすることで、窓ガラスに断熱性を持たせます。
複層ガラスに交換する際は、熱に影響されやすいアルミサッシから、樹脂製のサッシへも同時交換すると、さらに効果は高まります。
浴室暖房乾燥機を取り付ける
浴室暖房乾燥機の設置は、素早くお風呂を暖めてくれる、とても便利なアイテムです。
入浴前に、浴室内の空気を暖めておくことで、ヒートショックを防止でき、換気扇の機能もあるため、入浴後の湿気を取り除き、カビの発生を抑えてくれます。
注意点としては、浴室暖房乾燥機だけで室内を暖められますが、他の部分の断熱対策をしていないと、寒さの根本的な解決にはつながらず、余分な光熱費もかかることになります。
浴室暖房乾燥機の導入とともに、浴室内や洗面所の断熱対策も同時に行いましょう。
施工事例
弊社アップリフォームにおいても、浴室リフォームを得意とするほか、浴室+洗面所との同時リフォームのご依頼をいただいております。
浴室・洗面所だけでなく、トイレやキッチンなどの水回りリフォームもお引き受けいたしますので、気軽にご相談ください。
施工事例の一部を、ご紹介します。
①(施工場所)千葉市若葉区桜木
(施工内容)ユニットバス交換、洗面台交換、洗面室内装貼り替え、洗面室用換気乾燥暖房機新設、給湯器交換、分電盤交換 ほか
(工期)10日
(費用目安)179万円
(設備)LIXIL リデア Cタイプ、LIXIL ピアラ、カナエル C12・Jベース、ブライツWシリーズ
before
after
②(施工場所)千葉県千葉市
(施工内容)UB取替
(工期)4日
(費用目安)122万円
(設備)TOTO マンションリモデルWYシリーズ Pタイプ
before
after
③(施工場所)千葉市中央区登戸
(施工内容)水廻り設備一式取替 ほか
(工期)2ヶ月
(費用目安)550万円
(設備)タカラスタンダード PREDENCIA、Treasia、ネオレスト手洗器付、FAMILE、
before
after
施工の詳細やその他の事例は、アップリフォーム 施工実績をご覧ください。
アップリフォームは、千葉市近郊を中心に、地元密着型の住宅リフォーム会社として、地域の皆さまの安心・安全な住まいづくりに貢献いたします。
断熱性の高いユニットバスをご紹介
↑リクシル リデアMタイプ
ここからは、各メーカーから販売されている断熱性が高く、高品質なユニットバスをご紹介します。
決定する前に、ショー ルームや店舗に足を運び、実際の商品に触れ、良さを感じることをおすすめするほか、「選び方が難しい」と感じるなら、気軽にスタッフに相談してみましょう。
メーカー別に概要をご紹介します。
LIXIL 「リデア」
リデアは、お風呂の暖かさを深く追求したユニットバスシリーズで、オプションも充実しています。
・湯温が長時間、下がりにくいサーモバスS
・ヒヤッとした冷たさがないキレイサーモフロア
・浴室をまるごと包む保温材
が多くのシリーズで採用され、浴室・洗面所に設置可能な換気乾燥暖房機は、オプションとして選択できます。
お風呂の悩みをスッキリと解消してくれる工夫がいっぱいのユニットバスです。
TOTO 「サザナ」
TOTO サザナは使い心地と断熱性の両方を、うまく組み合わせたユニットバスです。
・魔法びん浴槽で、4時間以上暖かい
・お湯の温かさを保ちつづけるラクかろふた
・ほっカラリ床でいつも清潔
など、暖かさと快適性を保つ工夫が豊富です。
タカラスタンダード「プレデンシア」
鋳型ホーロー浴槽が大きな魅力のプレジデンシア。タカラスタンダードの最高クラスのユニットバスです。
・抜群の保温性だけでなく入浴時の姿勢まで計算された浴槽フォルム
・暖かさだけでなく、清潔さを保てるキープクリンフロア
・浴室パネルもホーローで清潔&機能的
外壁に接する部分には、16mmの極厚の保温材が標準装備されますので、冬場の冷気をシャットアウトし、室内温度を快適に保ってくれます。
【浴室断熱】成功のポイント!
リフォームを成功させるために、抑えておきたいポイントをご紹介します。
暖かい浴室にリフォームして、入浴タイムを楽しみましょう。
寒さの原因をしっかり把握
寒さの原因はどこにあるのかを、しっかりと調べてから計画を立てましょう。
原因は複数の箇所にある場合も珍しくありません。
正確に把握するためにも、リフォーム会社に相談して、改善策を提案してもらうのも、おすすめで、専門道具を使って、浴室内の表面温度を計測し、低温の箇所を見つけられます。
専門家とともに原因を正確に把握して、万全の対策を採用しましょう。
洗面所と同時リフォームも
浴室と同時に洗面所も工事する、2点リフォームを実施しませんか。
浴室と脱衣 所の開口部を同時に複層ガラスにするなど、2つをセットでリフォームすることで、断熱効果が高まります。
浴室に劣化が見られる場合、洗面所も調査すると、同じように傷みが発生していることも多く、ユニットバスを交換する工事では、浴室の入り口まわりの工事も必要となるため、工事範囲も重なります。
同時に行うことで、価格が割安になるプランもあり、コストダウンが期待できますので、気になる方は、問い合わせてみましょう。
見積もりは複数の会社に依頼
リフォーム費用は、リフォーム会社によって異なりますので、複 数の会社から見積りを取る、相見積もりを実施して、最適な費用相場を把握しましょう。
その際、施工箇所や断熱材の種類、購入するユニットバスなど、条件を同じにして依頼することが大切です。
また、安さだけで判断するのではなく、サービス内容や保証・アフターサービスなど、総合的に比較して、決定するようにしてください。
多くの会社が無料で見積り対応していますので、気軽に請求してみましょう。
工事予定日を確認する
浴室リフォーム中は、当然ながらお風呂に入れませんので、対応を考える必要があり、工事時期や流れについて、事前に確認することが重要です。
工期が長めの場合は、寒い冬や暑い時期を避けるなど、リフォームの時期を選ぶことも忘れないようにしましょう。
リフォームの時期については、以下のコラムも参考にしてください。
※ いつ行うのがベスト?リフォームをしてはいけない時期やおすすめ時期を千葉市にあるリフォーム会社が徹底解説!
補助金の有無を確認する
2024年に好評だった「子育てエコホーム支援事業」「先進的窓リノベ事業2024」の後継にあたる事業として、2025年も
「子育てグリーン住宅支援事業」
「先進的窓リノベ事業2025」
が実施されます。
住宅リフォームをお得に実施でき、節電・省エネにもつながります。
申請 自体は、リフォーム会社が行いますので、気軽に相談してみましょう。
もちろん、高性能窓や断熱効果の高いユニットバスへの交換も対象となります。
全体的な浴室リフォームなら
断熱以外にも、浴室リフォームには、さまざまな種類があります。
アップリフォームのホーム ページでは、浴室をはじめ、リフォームについてのお役立ち情報を定期的に発信しておりますので、参考までにご覧ください。
※ 【浴室リフォーム】古い浴槽をリフォームする時期や事例・費用相場や交換のポイントなどを徹底解説!
※ 狭いお風呂を広くできる?リフォーム工事で解決するための方法や費用相場を千葉県千葉市のリフォーム会社が詳しくご紹介!
※ 【浴室】高齢者向けバリアフリーにリフォームするときのポイントから風呂工事の費用相場まで徹底解説!
まとめ
今回の記事では、寒い浴室を暖かく、快適なスペースに変えるための断熱リフォームをメインにお届けしましたが、参考になる情報や知識は得られたでしょうか。
「これまで、お風呂の寒さを我慢してきた」という方にとって、補助金でお得にリフォームできるチャンスでもあります。
高性能なユニットバスや窓にリフォームして、暖かい入浴タイムを満喫し、健康的な毎日を過ごしましょう。
浴室の寒さをどう解消?断熱性の高いユニットバスへ交換などお風呂の断熱について千葉市のリフォーム会社が徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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