2025.01.17ブログ
お風呂のお湯がすぐ冷めるのはなぜ?原因と解決方法を千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説!

寒い冬の季節、温かいお風呂にじっくり浸かりたいのに、すぐにお湯が冷めたり、お湯がぬるくなるのが早い、と感じたことはありませんか。
特に、家族が多いご家庭では、何度も追い焚きが必要で、「電気代が気になる」という方がいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、お湯がすぐに冷めてしまう原因を紹介するとともに、グッズを使って簡単にできる対策や浴槽の交換など、リフォームで根本的に解決する方法まで、ご紹介します。
身体の芯までしっかりと温まる、保温力の高い浴室へリフォームし、お風呂の悩みを解消しましょう。
お風呂のお湯がすぐ冷める原因は?

お風呂のお湯がすぐに冷めてしまう原因は、浴室の構造によりさまざまですが、一般的な事例をあげ、解説します。
原因は一つだけでなく、複数が重なっていることもありますので、ご自宅の浴室をチェックしてみましょう。
窓・ドアからの冷気の侵入
浴室の窓やドア、換気扇からの冷気が原因で、お風呂のお湯だけでなく、浴室全体が冷えているのかもしれません。
浴槽にお湯を貯めても、冷気が入ってきたのでは、湯温が低下してしまいます。
窓やドアといった開口部は、家の中でも、熱の出入りが最も激しいところ、といわれています。
手を当ててみて、冷気を感じるなら、早めに対策しましょう。
お湯が冷めやすい浴槽
築年数が経過した家では、浴槽の保温力が低さが、原因の一つかもしれません。
広く普及している浴槽は、FRP(繊維強化プラスチック)浴槽で、樹脂素材にガラス繊維を混ぜたもので作られています。
FRP浴槽よりも以前は、ステンレス製の浴槽でしたが、FRPと比べると、ステンレスの方が、保温性の面では優れていました。
現在では、FRPを上回る保温性を持つ浴槽も、数多く販売されています。
詳細については、後ほど紹介しますが、高性能な製品が続々と販売されていますので、浴槽または浴室全体をリフォームし、保温性をアップするという選択もあります。
給湯器の劣化や故障
長年、給湯器を使い続けているご家庭で、「設定温度より低いかも?」と感じた 経験はありませんか?
「温度調整がおかしい」と感じることが多いなら、給湯器の劣化や不具合が原因かもしれません。
「設定温度を上げても、熱いお湯が出ない」「お湯の温度が、途中で下がっているかも?」など、お湯の温度が安定しないなら、早めに専門業者へ連絡しましょう。
【お湯を冷めにくくする方法】保温に役立つグッズ

お湯を冷めにくくするアイテムは、ホームセンターやインターネット上で購入できますので、まずは簡単に手に入る便利なグッズを、使ってみませんか。
追い焚きの回数を減らせる、といった光熱費の節約にもつながるでしょう。
保温シート
お風呂のお湯が冷めないよう、ふたを閉めますが、お湯の上にアルミ製の保温シートを一枚かぶせておくと、温度が下がりにくくなります。
一般的なシートは、発泡ポリエチレンとアルミシートの2層構造になっており、保温効果が高いため、追い焚きの頻度を減らす効果があり、すき間なく、しっかりと覆うことが大切なポイントです。
シートの種類や価格、サイズなどはメーカーによりさまざまですので、店頭でしっかり確認しましょう。
風呂用湯たんぽ
湯船の中にいれる、湯たんぽ型の保温グッズがあり、電子レンジで加熱後、お湯に入れると、温かさをキープできます。
加熱時間は、商品により異なりますが、約10分から15分のタイプが多く、保温効果は、約5時間前後、となっています。
お湯を多めに入れる
グッズではありませんが、お風呂のお湯を多めに入れるのも、湯温低下に役立ちます。
お湯の量が少ないと、「お湯がため込む熱量も少なくなるため、冷めやすい」といわれています。
冷える日には、肩までつかれるよう、多めにお湯を張るのも、おすすめです。
【お湯を冷めにくくする方法】保温性の高い浴槽とは

↑LIXIL リノビオVシリーズ
ここからは、浴槽に注目し、保温性の高い高断熱浴槽の特徴やメリットを紹介します。
高断熱浴槽とは
保温性の高い浴槽を探すなら、JIS(日本工業規格)の基準をクリアした「高断熱浴槽」がおすすめです。
浴槽を見ただけでは分かりませんが、浴槽のまわりに断熱材が施され、熱を逃さない役目を果たしています。
JIS規格に認定されるには、性能試験を受ける必要があり、その試験とは「約4時間経過した後の湯温の低下が、2.5度以内」というものです。
ちなみに、断熱仕様でない浴槽では、4時間経過すると、約7度も温度が低下するといわれています。
現在、複数のメーカーが、試験をクリアした高断熱浴槽を販売しています。
高断熱浴槽のメリット
高断熱浴槽のメリットはなんといっても、省エネであり、断熱風呂フタとセットで使うことで、より効果が高まります。
「家族の入浴時間がばらばら」というご家庭では、入浴する度に沸かし直す、ということも多いのではないでしょうか。
給湯器には、湯温を一定に保つ自動設定という機能もありますが、長時間使い続けるのも、電気 代がもったいないと感じるかもしれません。
高断熱浴槽なら、電気代をかけずに、適温を保てるため、エコな暮らしが実現します。
LIXIL・TOTOの高断熱浴槽について

↑LIXIL リデアCタイプ
ユニットバス関連のメーカーでは、断熱性能に力を入れた製品を展開していますが、特に注目してほしい高断熱浴槽を2点、紹介します。
より詳細な情報については、各メーカーのホームページをチェックしてください。
LIXIL サーモバスS
サーモバスSは、JIS規格を満たした高断熱浴槽で、浴槽を完全に覆う断熱保温材と保温組フタをダブルで使用することで、保温効果を高め、お湯が冷めにくくします。
追い焚きの回数を減らせるため、光熱費の削減につながり、公式ホームページによると、年間の電気代が
都市ガス→4,100円
プロパンガス→7,800円
安くなる、ということです。
ご家庭によって、実際の試算額は異なりますが、もっと具体的に知りたいという方は、LIXILではオンライン相談も受け付けていますので、製品の選び方なども含め、気軽に相談してはいかがでしょうか。
TOTO 魔法びん浴槽
発泡スチロール製の断熱材が、従来の浴槽をすっぽりと覆い、二重構造になった魔法びん浴槽には、抜群の保温力があり、断熱風呂フタを併用すれば、追い焚きなしでも、入浴できるようになります。
ホームページで試験結果が公表されていますが、4時間後の温度低下が、約2.5度という結果が出ています。
魔法びん浴槽なら、お湯が冷めるのを気にせず、ゆったりとバスタイムを楽しめそうです。
【お湯を冷めにくくする方法】リフォームで解決!

お風呂の保温性をより高めたいなら
・浴槽だけを交換する
・ユニットバスを丸ごと交換する
など、浴室のリフォームがおすすめです。
詳しい施工方法について、解説します。
高断熱浴槽に交換
お湯が冷めてしまうのを防ぐには、高断熱浴槽がおすすめです。
ご自宅が在来工法の浴室なら、浴槽のみの交換が可能です。
一方、ユニットバスの場合、浴槽のみの交換が可・不可は、タイプにより異なりますので、詳細については、無料見積りや現地調査の際に問い合わせましょう。
工事にあたっては、【浴槽本体の価格+工事費】が必要ですが、リフォーム価格は、現場により大きく異なります。
適切な価格を知るためにも、無料見積もり制度を利用し、複数の会社から見積書を取り寄せ、比較検討してから、契約するようにしましょう。
ユニットバスごと交換
浴室が寒く、経年劣化も目立つなら、最新のユニットバスに交換し、お風呂全体をリニューアルしたほうが、経済的なケースもあります。
ユニットバスの価格も、グレードとサイズによりさまざまで、一般的な目安としては、以下の通りです。
【ロークラス】50万~70万円
【ミドルクラス】60万円~85万円
【ハイクラス】90万円~120万円
交換時の工事費用も、広さや劣化の度合い、現場の状況により大きな幅がありますが、一般的な工事内容では、本体価格と工事費を含め
【一戸建て住宅】60万円~
【マンション】55万円~
が目安です。
施工事例
アップリフォームでは、浴室のリフォームはもちろん、洗面所との同時リフォームやトイレ、キッチンといった水回りリフォームもお引き受けしています。
リフォーム価格は、現場の状態により、違いがあります。
無料でお見積もりを引き受けておりますので、気軽にご相談ください。
施工事例の一部を、ご紹介します。
①(施工場所)千葉市中央区青葉町
(施工内容)浴室 洗面室 天井・壁クロス、床CF
(工期)9日
(費用目安)190万円
(設備)TOTOシンラ HKシリーズ Dタイプ、TOTOオクターブ
before

after

②(施工場所)千葉市緑区おゆみ野南
(施工内容)浴室・1F洗面室・2F手洗い器交換・キッチン・1F2Fトイレ改修
(工期)11日
(費用目安)360万円
(設備)TOTOサザナ HTシリーズ Sタイプ、TOTOザ・クラッソ、TOTOネオレストAS1、ウォシュレット一体形GG1、オクターブ、ドレーナ
before

after

③(施工場所)千葉市中央区東千葉
(施工内容)浴室改修工事
(工期)5日間
(費用目安)100万円
(設備)LIXILリデア Bタイプ
before

after

施工の詳細やその他の事例は、アップリフォーム 施工実績をご覧ください。
アップリフォームは、千葉市近郊を中心に、地元密着型の住宅リフォーム会社として、地域の皆さまの安心・安全な住まいづくりに貢献いたします。
2025年 浴室リフォームの補助金について

2024年、好評のうちに終了した「先進的窓リノベ事業2024」や「子育てエコホーム支援事業」は、名称を新たに、2025年も
【先進的窓リノベ2025事業】
【子育てグリーン住宅支援事業】
として、実施されます。
事業の詳細については、下記の国土交通省の資料を参考にしてください。
子育てグリーン住宅支援事業の概要
補助金の活用にあたっては
①開口部の断熱改修
②躯体の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
のうち、2つ以上の工事を実施する必要があるなど、いくつかの条件がありますので、注意が必要です。
なお、補助金の申請は、事業者から行われます。
全体的なリフォームもおすすめ

↑タカラスタンダード プレジデンシア
お湯が冷めないよう、浴槽の性能をアップするだけでなく、窓からの冷気、床の冷たさなど、浴室内の寒さを、リフォームで根本的に解決する方法もあります。
浴室に大きな窓がありますか?
浴室に限らず、家の寒さ対策では、窓からの熱の出入りを抑えることが最も重要です。
一枚だけの窓ガラス(単板ガラス)を、複数枚のガラスが重なり一枚となっている複層ガラスに変えたり、既存のガラス窓の内側にもう一枚、窓を取り付ける内窓(二重窓)にリフォームすることで、浴室内の温度低下を避けられます。
ひんやりとした冷たい床が苦手、という方には「LIXIL キレイサーモフロア」「TOTO ほッカラリ床」といった人気の床材があり、どちらも
・ひんやり感がない
・滑りにくい
・カビが生えづらく、掃除がしやすい
と評判です。
窓や床の寒さ対策も施して、温かで快適なバスタイムを楽しみましょう。
アップリフォームでは、定期的にリフォームに関連したコラムを発信しています。
浴室の寒さ対策のコラムも、参考までにご覧ください。
※ 浴室の寒さをどう解消?断熱性の高いユニットバスへ交換などお風呂の断熱について千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
※ 【浴室リフォーム】お風呂場の窓の寒さ対策!すぐにできる冷気の解消方法から本格的な断熱リフォームまで窓の寒さ対策を千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
※ 床が冷たい!お風呂が寒い理由やおすすめの床材・リフォームでできる寒さ対策を千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説!
まとめ
今回の記事では、お風呂のお湯を冷えなくする方法から、浴室全体のリフォームまでご紹介しましたが、参考になる情報は得られたでしょうか。
浴室での冷えを解消するためには、浴室全体の断熱が、大きなポイントです。
暖かい浴室へとリフォームして、寒い冬を乗り切りましょう。
お風呂のお湯がすぐ冷めるのはなぜ?原因と解決方法を千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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