2025.03.14ブログ
水回りのおすすめ床材は?素材の選び方や費用相場を千葉市のリフォーム会社が施工事例を交え徹底解説!

浴室や洗面所、トイレ、キッチンなど、床の傷みが早いと感じていませんか?
水回りは、リビングや居室と異なり、水気・湿気・結露などが原因で劣化しやすいため、防水性や機能性、耐久性が高い床材が求められます。
今回の記事では、水回りに最適な床材を解説するほか、選ぶ際のポイント、リフォーム時の費用相場などをお伝えします。
水回りの床トラブルとは?

水回りの床が傷む原因とはどのようなものかを、まず具体的にお伝えします。
シミや黒カビ
床の表面に、シミが広がったり、黒いカビが発生していませんか。
水回りの床は、水がかかることが多く、特に脱衣を兼ねている洗面所は、床が水で濡れる頻度が高くなります。
長い間使用しているうちに、表面がはがれてきたり、色が抜け、白っぽくなってしまうかもしれません。
湿気による変形
木製のフローリングの場合、水滴や湿気によって、床板が変形することもあります。
見た目におしゃれなフローリングですが、木材が水を吸収して反り返る、変色するほか、カビが生えることもあります。
傷みが進行すると、床材が腐食し、シロアリが発生することもあり、注意が必要です。
掃除のしづらさ
水回りは毎日使うところだけに、水滴が飛び散ったり、キッチンでは調味料や油、食べ物の汚れがこびり付くこともあります。
こすり落とそうとして、かえって床材を傷めることもあるでしょう。
また凹凸が多かったり、溝が深いタイプは、汚れが入り込んでしまい、見た目も悪くなりがちです。
汚れやすい水回りには、掃除がラクにできる素材がおすすめです。
水回りの床材・選び方のポイント

リフォームの際、どのようなポイントを重視して、床材を選んだらいいのでしょうか。
チェックしておきたいポイントを3つご紹介します。
耐水性の高さを確認
水に濡れることが多い水回りになりますので、耐水性が何よりも重要です。
本物の木材であるフローリング(複合材・無垢材)も水気で劣化しないよう、表面加工はされていますが、耐水 性が弱い商品を選んでしまうと、表面の傷みや変色など、劣化の進行が早いほか、見た目も悪くなりがちです。
クッションフロアやフロアタイルなど、耐久性だけでなく、耐水性のある素材を選んで、きれいな状態が長く続くようにしましょう。
メンテナンスのしやすさをチェック
水に濡れやすいほか、汚れやすいのも、水回りの特徴であるため、防水性に加え、メンテナンスが簡単な床にすることも、大切です。
シミにならず、サッと拭くだけで汚れが落ちる素材や、ワックスが不要な素材を選びましょう。
目地や溝が少ない床にするのも、大きなポイントです。
場所別に適した床材を選択
場所によって汚れの原因や種類が異なるため、それぞれに適した床材を選ぶことも欠かせません。
キッチンでは、油にホコリが混じったりと、しつこい汚れが付きがちなため、手入れのしやすい素材が適しています。
トイレは、清潔な状態を長く保てるよう、手入れがラクなだけでなく、抗菌効果も重視しましょう。
洗面所は、お風呂上がりの水がこぼれることも多いため、滑りにくい床も候補にあげてみませんか。
特にクッションフロアやフロアタイルは、デザインも豊富です。
木目調や石目、大理石風など、インテリアや部屋の雰囲気にぴったりの床材を選ぶと、一層おしゃれな空間を演出できます。
場所ごとに、機能性の違う素材やデザインを選ぶことも、検討してみましょう。
家族構成にも配慮
家族構成にも配慮して、機能性のある床材を選びましょう。
ご家庭に小さなお子さんや高齢の方がいらっしゃる場合は、弾性のあるクッションフロアがおすすめで、転倒の衝撃を和らげてくれるほか、足元が冷えにくくなります。
ペットがいる場合、フローリングなど「表面がツルツルしていると歩きづらい」とされています。
ペットの足や関節への負担を軽減でき、傷のつきにくい素材、消臭機能のある素材を選ぶと、人にもペットにも、快適な空間になるでしょう。
【水回りのおすすめ床材】どんな製品がある?

水回りに適した床材は、実際にどのような製品があるのでしょうか。
一般的な製品と特徴を、ご紹介します。
また、製品を選ぶ際は、カタログだけでは、質感や色味が分かりづらいため、サンプルでしっかりと確認することをおすすめします。
クッションフロア
クッションフロアとは、柔らかなクッション性のある、塩化ビニールでできた床材で、耐水性に優れているほか、汚れても、サッと拭くだけで落とせます。
皆さまのご家庭でも、キッチンや洗面所、トイレなどにクッションフロアが利用されていないでしょうか。
クッションフロアは、アンモニアに対して特に強さがあるため、トイレで多く採用されています。
さらに、クッション材が加工されているため、足触りが優しいだけでなく、足腰が疲れにくく、遮音効果がある、というメリットだけでなく、定番の木目 調から石目、大理石など柄やカラー、厚み(約1.5mm~3.5mm)など、バリエーションが豊富に揃っているため、住まいの雰囲気にピッタリなものを選べます。
扱いやすい素材であるため、DIYでも人気です。
フロアタイル
フロアタイルは、塩化ビニルで作られたタイル状の床材で、木目や大理石風、畳模様など、まるで本物のように 見 えるほどのデザイン性に、魅力があります。
タイルのバリエーションが豊富な上、キズに強く丈夫、防水効果があるところも、人気の理由の一つです。
水回りはもちろん、玄関などにも適した素材ですが、デメリットとして、タイル特有の感触に冷たさを感じる人もあり、夏場はひんやりとして気持ちよい反面、冬場は冷たいと感じてしまうかもしれません。
またクッション性がない点も、デメリットといえるでしょう。
シートフローリング
木材は水回りに向きませんが、本物のフローリングのように見えるシートフローリングなら、水回りでも安心して施工可能です。
シートフローリングは、木製の複合フローリングの表面に、木目プリントのシートを貼り付けた素材です。
木のフローリングなら、水気が原因で傷むことがありますが、シートフローリングのメリットは、何といっても、床に水がこぼれても染みこまない、シミにならないという点で、水回りでも安心して使用できます。
「廊下のフローリングとのつながりがほしい」「全体をフローリングで統一したい」というご要望があれば、シートフローリングを検討してみましょう。
ただし、メーカーにより、質感や風合いに違いがあります。
施工後に「仕上がりが、イメージと違う」と 感 じないよう、素材を選ぶ際は、実際に手に取って確認することをおすすめします。
施工事例
アップリフォームでは、キッチンやトイレ、浴室、洗面所など、水回りリフォームを中心に実績を重ねて参りました。
施工の一部を、ご紹介します。
①(施工場所)千葉市稲毛区作草部
(施工内容)トイレ取替、床CF貼り(洗面室含む)
(工期)1日
(費用目安)25万円
(設備)リクシル アメージュ便器 リトイレ
before

after

②(施工場所)千葉市中央区松ヶ丘
(施工内容)洗面台・トイレ2ヶ所
(工期)2ヶ月
(費用目安)56万円
(設備)TOTOVシリーズ、床置床排水大便器ピュアレストEX,QR
before

after

③(施工場所)千葉市美浜区高洲
(施工内容)キッチン タイル キッチン・リビングクロスCF貼替
(工期)7日
(費用目安)117万円
(設備)TOTOシステムキッチン ザ・クラッソ、杉浦製陶所
before

after

施工の詳細や、他の事例は、アップリフォーム 施工実績 をご覧ください。
水回りから外壁、屋根、エクステリアまで、リフォームに幅広く対応しております。
アップリフォームは、千葉市近郊を中心に、地元密着型の住宅リフォーム会社として、地域の皆さまの安心・安全な暮らしに貢献いたします。
【床材別】メンテナンス方法

クッションフロアやフロアタイル、シートフローリングなど、メンテナンス次第で、長 時間、きれいに使えるようになります。
一般的なメンテナンス方法をご紹介します。
クッションフロア
普段のお手入れは、掃除機をかける、水拭きをする程度で十分ですが、汚れが目立つと感じたら、中性洗剤を水で薄めて、拭き取ってみましょう。
その際、洗剤の成分が残らないよう、しっかりと仕上げ拭きをすると、変色を防げます。
特にキッチンなど、油汚れ特有のべたつきが気になる時は、中性洗剤をお湯に溶かして拭き取ると落ちやすいほか、ビニル床用のクリーナーなども販売されています。
フロアタイル
フロアタイルも基本的には、クッションフロアと同じ手入れ方法ですが、目地の汚れが気になるかもしれません。
重曹を水で溶かしたものを使い、ブラシでこすり、お湯で流す方法や、紙やすり、目地用の研磨剤を使う方法もあります。
シートフローリング
基本的には、掃除機やフロアシートなどで、ホコリやゴミを取るだけで、十分にきれいになります。
水分や汚れを長く放置してしまうと、落としにくくなるほか、継ぎ目から内部に染みこみ、シミの原因になりますので、早めに拭き取りましょう。
ワックスがけは必要ありません。
水回りリフォームの業者選びについて

初めてのリフォームとなると、リフォーム業者選びが難しいと感じるかもしれません。
業者を選ぶ際のポイントについて、解説します。
実績豊富な業者を選ぶ
現在では、多くの業者がホームページを開設し、施工事例を掲載していますので、水回り工事に経験豊富なところを選ぶと安心です。
水回り工事は、修理・リフォームともに、将来、水漏れトラブルが起きないよう注意する必要がある、難易度の高い工事です。
また、マンションのリフォームとなると、管理規約の確認や、共用部分の養生など、戸建て住宅とは異なる配慮が求められます。
多くの現場での施工経験があり、知識も豊富な業者に依頼することで、長く安心して過ごせる住まいにリフォームできるでしょう。
相見積もりを実施する
リフォーム価格には、定価がなく、費用は現場によりさまざまであるため、複数の会社に見積もりを依頼し、提示された価格をしっかりと見極めましょう。
見積もり請求後、実際に担当者が現場を調査する現地調査が行われますが、業者によって、見積もり価格が異なることが一般的です。
相見積もりをすることで、適正な価格が分かるようになるほか、予算に近い金額で依頼する際にも役立ちます。
多くの会社では、見積もり依頼を無料で引き受けていますので、3社程度に依頼し、金額はもちろん、保証内容や接客対応なども、チェックしましょう。
見積書をしっかり確認する
リフォームでは、お金にまつわるトラブルも心配なため、見積りや契約時、施工内容について、不明な点が残らないようにしましょう。
見積書を手にしたとき、「一式」という表現が使われていませんか?
工事費一式となると、どのような費用を請求されているのかが不明なため、内訳書を請求しましょう。
確認不足のまま契約してしまうと、トラブルの原因となりますので、注意してください。
水回りのトータルリフォームなら

アップリフォームでは、定期的にリフォーム関連したコラムを発信しています。
水回りリフォームに役立つ情報を掲載しておりますので、計画を立てる際にお役立てください。
※【施工事例あり】水回りリフォームの費用相場や期間・失敗しないための注意点などを千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
※【リフォーム】何から始める?リフォーム前に押さえたいことや工事の流れを施工事例の紹介とともに千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
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まとめ
今回の記事では、水回りに最適な床材について解説しましたが、参考になる情報は見つかったでしょうか。
水回りに強い床材を選ぶことで、日々のメンテナンスが簡単になるほか、見た目にも美しく快適な空間へと様変わりします。
住まいの雰囲気や好みにぴったりの床材を選んで、納得のリフォームを実施しましょう。
水回りのおすすめ床材は?素材の選び方や費用相場を千葉市のリフォーム会社が施工事例を交え徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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