2025.05.09ブログ
回遊動線の良い間取りとは?家事を楽にするポイント等を千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底紹介!

リビングやダイニング、キッチンのリフォームを検討しているとき、「回遊動線」という言葉を目にしませんか?
最近の住宅リフォームでは、スムーズに移動でき、家事の効率が良くなる「回遊動線」を取り入れた間取りに人気があります。
今回の記事では、回遊動線の特徴やメリット・デメリット、後悔しないためのポイントなどとともに、弊社の施工事例の紹介も加え、解説します。
リフォームを実施する前に、さまざまな情報を収集し、暮らしやすく、快適な住まいを手に入れましょう。
回遊動線とは?

まず、回遊動線について、解説します。
回遊という言葉通り、部屋同士につながりがあることで、立ち止まることなく移動できる動線を回遊動線と言い、注文住宅でも人気のある設計方法です。
部屋に出入り口が2つ以上あり、それぞれの部屋を、行き止まることなくスムーズに移動できる状態を、「回遊動線が確保されている」と表現します。
回遊動線が確保されている具体的な例として
①玄関からリビング
↓
②リビングからキッチン
↓
③キッチンから洗面・脱衣所
といった間取りが考えられ、もし、「キッチンから洗面所へと抜けられない」「リビングの出入り口が1つしかない」といった場合は、回遊動線が確保されている、とは言えません。
回遊動線を新しく設けることで
・動きがスムーズ
・便利に行動できる
ようになり、家事や子育ての負担 軽減が期待できます。
現在の間取りで、「ここが行き止まりじゃなくて、通路だったらいいのに」「狭くて、通りにくい」と感じるところはありませんか。
回遊動線を取り入れることで、不便が解消され、流れるように動けるようになるでしょう。
回遊動線のメリット・デメリット

回遊動線を取り入れると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
リフォームを検討する前に、確認しておきましょう。
回遊動線のメリット
■移動距離が短くなる
回遊動線を確保した間取りなら、行き止まることがないため、移動距離が短くなり、目的の場所へスムーズに移動できるようになるでしょう。
家の中の移動距離が短くなることで、いくつかの家事を同時に行いやすくなります。
例えば、キッチンと洗面所・ランドリールームに回遊動線を設置すると、キッチンで食事の準備をしながら、空き時間に、洗濯の用意もできるといった時短家事ができ、ベランダや物干し場も含めた回遊動線にすると、洗濯物を干しやすい上、取り込む際も、キッチンから出入りしやすくなり、時短にもつながるでしょう。
家事の時間を短縮したいと願うご家庭ほど、回遊動線を意識することをおすすめします。
■行きたい場所に移動しやすくなる
行きたい場所へショートカットできるのも、回遊動線の魅力です。
例えば、玄関から洗面所やお風呂への回遊動線があると、雨に濡れた時や土や砂、花粉など、服の汚れが気になる時でも、リビングを通ることなく、直接洗面所へと向かえます。
回遊動線のパターンには、いくつかの候補がありますが、初めてのリフォームでは、分からないことが多くあるでしょう。
家 づくりに失敗しないためには、さまざまなプランを提案してくれるリフォーム会社に出会うことが重要です。
■朝の混雑が解消する
家族が多いご家庭では、同じ時間帯に洗面所やトイレ、廊下付近が混雑しがちですが、一つの場所に複数の出入り口を設けることで、混雑を避けられるようになります。
例えば、洗面所は身支度のタイミングが重なり、混雑しがちですが、出入り口を2カ所にすると、空いている方から移動できるため、ストレスなく使用できるでしょう。
回遊動線にすることで、忙しい朝でも、渋滞せず、ラクに移動できます。
■開放感のある空間になる
回遊動線を取り入れた間取りでは、壁が少なくなるため、開放感のある空間に仕上がるのも、大きなメリットです。
視線を妨げるものが少ないため、空間の広がりや開放感が生まれ、家族同士のコミュニケーションも一層取りやすくなるでしょう。
限りあるスペースを有効に活用するため、廊下をなくして部屋同士をつなげるのも、回遊動線の特徴です。
子育て中のご家庭では、家事をしていても、子どもから目が離せないときもありますが、見通しの良い部屋なら、安心して調理や掃除ができるでしょう。
回遊動線のデメリット
■収納スペースが確保できないことも
回遊動線では、壁が少ない間取りになるケースが多いため、大型の家具や収納アイテムを置きづらく、収納量が不足する可能性があります。
そのため、リフォームを計画する段階から、備え付けのクローゼットやパントリー、クロークなど、十分な収納スペースを確保するようにしましょう。
■生活スペースが狭くなることも
回遊動線を取り入れると、リビングなど、ゆったりと過ごせる部分が狭くなることもありますので、注意しましょう。
例えば、回遊動線では、オープンタイプのキッチンが採用されることが多くありますが、アイランドキッチンなど、大型で独立したタイプを選ぶと、LDK全体が狭くなってしまうかもしれません。
検討する際は、動線はもちろん、システムキッチンの大きさやダイニング・LDKの広さ、インテリアとのバランスなど、さまざまな点を考慮するようにしましょう。
■落ち着かないと感じる人も
部屋を行き来しやすいという点がデメリットになる場合もあり、人によっては、落ち着かない、プライバシーが保てないと感じることや、各部屋にアクセスしやすい分、来客時に部屋 全体が丸見えになり困る、と感じる人もいます。
家族といえども、ライフスタイルはそれぞれに違いがあり、互いを尊重することが大切です。
1人でゆっくりしたいときや、仕事や勉強に集中したいとき、どこで過ごすのかを前もって検討し、プライバシーを確保するための工夫も必要です。
■施工費用が高くなるケースも
回遊動線を取り入れたスタイルとなると、部屋の出入り口が多くなるため、材料費などが増え、施工費用が高くなる可能性があります。
資材費の値 上がりが続く中、コストダウンを重視するご家庭が増える傾向にあります。
見積もりの際は、同じ条件で複数の業者に見積書を請求し、リフォームプランや施工価格、アフターサービスなどを、じっくり比較し、トータルでコストパフォーマンスの良い会社を選びましょう。
回遊動線のあるおすすめの間取り

回遊動線のある間取りとは、どのようなものなのでしょうか。
具体的にご紹介します。
キッチン↔脱衣所↔トイレ
キッチン↔脱衣所↔トイレを、ぐるぐると自由に行き来できるようになると、効率的で、家事動線の良い間取りになります。
特に、お子さんが幼い頃は料理 中でも、トイレや手洗いに付きそうことが多くありますが、一直線で行き来できると、体力的にもラクでしょう。
家事の負担を減らしたいという希望するなら、水回りの家事動線を重視しましょう。
玄関↔洗面脱衣所
清潔さを重視したいなら、玄関から洗面脱衣所へ直行できる間取りもおすすめです。
最近では、ウイルス対策として、帰宅後、まず手洗いに向かうことも多いでしょう。
玄関・洗面スペースを近くに設置することで、身支度を済ませたあと、すぐに外出できるようになります。
子育て中のご家庭では、玄関周りに収納スペースを設置すると、買い物や荷物を置いたり、散らかりがちな子ども用品を、手早く片付けられます。
リビングが中心
リビングを起点とした動線は、家族とのコミュニケーションが取りやすくなる、という特徴があります。
キッチンや玄関、2階へのアクセスも、リビングを通り抜けるスタイルになるため、自然と日常会話も増えるでしょう。
特に、小さなお子さんがいるご家庭では、家事をしながら子どもの様子を見られる、という安心感にもつながるはずです。
施工事例
アップリフォームでは、水回りリフォームから、大規模な内装リフォームまで手がけております。
ご相談やお見積もりは、無料にてお伺いしますので、まずはメールやお電話にて、お問い合わせください。
施工の実例を、ご紹介します。
①(施工場所)千葉市稲毛区園生町
(施工内容)間取り変更、天井壁床張替、和室を洋室へ変更、玄関収納取替、建具取替・新設
(工期)1ヶ月半
(費用目安)330万円
before

after

②(施工場所)千葉市中央区登戸
(施工内容)水廻り設備一式取替、建具取替、床フローリング張り、和室を洋室へ変更、間取り変更、クロスCF貼替
(工期)2ヶ月
(費用目安)550万円
(設備)Treasia、ネオレスト手洗器付、FAMILE、PREDENCIA
before

after

③(施工場所)千葉市中央区登戸
(施工内容)浴室(給湯器交換含む)・洗面室・キッチン(正面の壁撤去)
(工期)15日
(費用目安)400万円
(設備)タカラスタンダード:トレーシア、TOTO:マンションリモデルWYシリーズ Xタイプ、オクターブ
before

after

施工の詳細や、他の事例は、アップリフォーム 施工実績 をご覧ください。
アップリフォームは、水回りから外壁、屋根、エクステリアまで、リフォームに幅広く対応しております。
千葉市近郊を中心に、地元密着型の住宅リフォーム会社として、地域の皆さまの安心・安全な暮らしに貢献いたします
回遊動線を選ぶときのポイント

回遊動線を取り入れる際、どのようなポイントを押さえると、快適で動きやすい暮らしができるのでしょうか。
6つのポイントをご紹介します。
理想の動線をシミュレーションする
まず、どのように動くと家事や子育てなどがスムーズなのか、を家族でシミュレーションしてみましょう。
満足度の高い動線を作るには、家族の生活や行動スタイルを前もって把握しておくことが、重要になります。
子育てをする中で気づいたことや、帰宅してからの行動様式など、意見を出し合う中で、ベストな回遊動線が見つかるでしょう。
狭い空間では適さないことがある
回遊動線を取り入れた間取りにするなら、住まいに、ある程度の広さが必要になりますので、物件によっては、回遊動線が効率的でないことがあります。
狭いスペースに回遊動線を取り入れてしまうと、収納が不足したり、くつろげる場 所が狭くなったり、かえって暮らしづらくなり、「失敗した」と後悔するかもしれません。
家事の効率を良くしたり、生活しやすさを高めるためのアイデアは、他にも方法があります。
それぞれのご家庭に最適なデザインについては、施工実績が豊富な専門業者に相談し、じっくりと打ち 合わせの上、作成することが重要です。
収納スペースを事前に確保する
回遊動線では、出入り口が複数必要になるため、ご家庭によっては、収納スペースが少なくなる可能性がありますので、必要な収納量については、事前に把握しておきましょう。
もし、しっかりとした収納スペースがないと、買い物をした後、収納できないものを床に置いてしまったり、見た目がよくなかったりなど、片付かない部屋になる可能性があります。
リフォームをきっかけに、物を整理する、減らすのも良いでしょう。
耐震基準について確認する
耐震基準といった建物の構造については、専門的な知識が必要になりますので、リフォーム会社から説明があると思いますが、回遊動線では、開口部が多く、壁が少なくなるため、耐震性が落ちる可能性があります。
新築住宅の場合は、最新の耐震基準に基づき建築されますが、リフォームの場合は、物件により、耐震性はケースバイケースです。
もちろん、耐震性に影響がない間取りが提案されると思いますが、耐震基準など、事前に知っておくことも大切です。
実績のある業者に依頼する
リフォームを依頼する際は、内装リフォームに実績のある業者を選ぶことが大切です。
初めてのリフォームとなると、間取りを決めることが難しく感じることがあるでしょう。
お客様の住まいによっては、回遊動線を取り入れると、間取りの設計が複雑になるケースもあります。
家族 全員の要望や理想のイメージをしっかりと聞き取ってくれ、その上で間取りを提案してくれる業者を選ぶと、完成度の高い住まいが完成します。
そのためにも、ホームページや口コミなどを参考に、施工実績が多く、信頼感を持てるリフォーム会社探しが重要です。
また、間取りの変更を伴うリフォームは、仮住まいが必要になるため、時期を慎重に選ぶことも大切です。
モデルハウスを見学しよう
モデルハウスの見学が可能なら、実際に体験することをおすすめします。
写真やカタログを利用し、しっかりとイメージしたつもりでも、無駄な通路や廊下ができてしまう可能性があります。
失敗を防ぐためにも、モデルハウス見学の機会があれば、実際の間取りを体験し、メリット・デメリットを実感してみましょう。
内装リフォームに関連した情報なら

アップリフォームでは、間取りの変更を含むリノベーション工事はもちろん、キッチンや浴 室、トイレなど水回りのリフォームもお引き受けします。
工事の概要や流れ、費用相場などについては、ホームページのコラム欄にて、定期的に発信していますので、ご活用ください。
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まとめ
今回の記事では、回遊動線の特徴やメリット、導入する際のポイントなど、リフォームする際に役立つ情報についてご紹介しましたが、参考になったでしょうか。
回遊動線を取り入れた間取りを 設ける際は、専門的な知識も必要になりますので、信頼できる業者とともに、家事動線や完成イメージを共有し合い、時間をかけて検討することをおすすめします。
快適な空間へとリフォームし、快適でストレスフリーな家づくりを実現しましょう。
回遊動線の良い間取りとは?家事を楽にするポイント等を千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底紹介しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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