2025.06.13ブログ
子育てグリーン住宅支援事業2025でリフォーム!対象工事や補助額などを千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説!

2024年度に大好評のうちに終了した「子育てエコホーム支援事業」に引き続き、2025年度は「子育てグリーン住宅支援事業」が新たにスタートしています。
今回の記事では、子育てグリーン住宅支援事業で補助金が受けられるリフォーム工事の内容や補助金額、申請方法などについて、解説します。
この補助金は、新築・リフォームにおいて、子育て世帯や若者夫婦世帯に限らず、すべての世帯が対象となるほか、対象となる工事には、住まいの省エネやエコにつながる内容が、豊富に盛り込まれています。
物価高騰が続く中、お得にリフォームができるチャンスです。
補助金制度を上手に活用して、エコな暮らしをお得に実現しましょう。
「子育てグリーン住宅支援事業」の対象世帯は?

「子育てグリーン住宅支援事業」の名称を見て、「子育て世帯しかもらえないの?」と感じる方がいらっしゃるでしょう。
この補助金事業は
①新築分譲住宅・注文住宅を建築する世帯向け
②リフォームを行う世帯向け
と、2タイプに分かれており、全世帯が補助金の対象に該当します。
ただし、①に限り、子育て世帯や若者夫婦世帯とそれ以外の世帯では、違いがあります。
まず、GX住宅をこれから新築・購入する場合は、すべての世帯が補助金の対象になります。
※ GX住宅とは
①断熱等性能等級6以上
②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
次に、長期優良住宅・ZEH水準住宅を新築・購入する場合は、子育て世帯や若者夫婦世帯に限り、補助金の対象になります。
・子育て世帯:18歳未満の子がいる
・若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下
リフォームに関しては、子どもの有無や年齢に関係なく、受給可能です。
「子育てグリーン住宅支援事業」とは

子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、各家庭の省エネ化を目的とした「住宅省エネ2025キャンペーン」の事業の一つです。
「子育てグリーン住宅支援事業」を利用できるのは
①新築(注文・分譲)住宅の購入時
②リフォーム
の、2パターンになり、今回は、住まいの省エネやエコ機能が向上するリフォームへの補助金について解説します。
詳細は後ほどご説明しますが、リフォーム面では
①3つの必須リフォーム
②5つの任意リフォーム
からなっています。
最初に注意しておきたいことは
【①の必須リフォームを2つ以上実施する必要がある】
【②の任意リフォームを行う際は、①と同時に行う必要がある】
という点です。
また、お客様が新たに購入するトイレや浴室、キッチンの製品・商品は、補助金事業に登録されたものの中から選ぶ必要があるほか、1申請当たりの補助額合計が、【5万円未満】の工事は補助対象にならないという条件もあります。
「制度が複雑で分かりづらい」と感じるかもしれません。
さらなる詳細については、経済産業省の公式ホームページにて、ご確認ください。
※ 住宅省エネ2025キャンペーン 住宅グリーン住宅支援事業
「子育てグリーン住宅支援事業」の対象期間

子育てグリーン住宅支援事業の補助金制度は、2024年11月22日から既に開始されており、遅くとも、2025年12月31日までに交付申請したものが対象です。
11月22日以降に着手したリフォーム工事があり、補助金の交付申請をしていないという方は、リフォーム会社が事業者として登録済みの場合、申請手続きが可能です。
「子育てグリーン住宅支援事業」の内容

ここからは、【必須リフォーム】【任意リフォーム】について、解説します。
補助金を受けるには、【必須リフォーム】を2点以上実施する必要があり、その上で【任意リフォーム】を選ぶこともできます。
【必須リフォーム】
①開口部の断熱改修
②躯体の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
①開口部の断熱改修とは、家の中で最も熱の出入りが激しいと言われる、窓やドアの断熱性を高める改修工事を指します。
断熱性を高めることで、夏の暑さ・冬の寒さなど、外気に影響されにくく、過ごしやすい室内環境になるだけでなく、電気代など、光熱費の削減も期待できます。
②外壁・屋根・天井・床(基礎断熱)に、一定レベル以上の断熱材(ZEHレベル)を採用する場合、リフォームの補助金の対象となります。
開口部だけでなく、外気に触れる部分を断熱することで、より一層快適な空間に変わるでしょう。
③省エネ効果の高い住宅設備を導入することも、補助金の対象となります。
補助対象となる設備は、以下の通りです。
・太陽熱利用システム(強制循環式)
・節水型トイレ(掃除しやすい機能を有するもの/掃除しやすい機能を有するもの以外)
・高断熱浴槽
・高効率給湯器
・蓄電池
なお、住宅グリーン住宅支援以外にも、リフォームで活用できる「給湯省エネ2025事業」があり
・ヒートポンプ給湯機(エコキュート)
・ハイブリッド給湯機
・家庭用燃料電池(エネファーム)
を導入する際に、利用できます。
基本的には、二つの補助金制度を併用することはできません。
「どちらの補助金がお得になるのか?」と迷うこともあるかと思いますが、リフォーム価格はご家庭によりさまざまです。
判断が難しい場合は、リフォーム会社に相談してみると良いでしょう。
【任意リフォーム】
①子育て対応改修
②防災性向上改修
③バリアフリー改修
④空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事
⑤リフォーム瑕疵保険等への加入
2点の必須リフォームを選ぶと、任意リフォームをお得に実施できます。
①子育て対応改修
料理や掃除など、毎日の家事を楽にしてくれる製品に補助金が支給されます。
補助金事業に登録しているメーカーの製品から購入する必要がありますが、ビルトイン食洗機や掃除しやすいデザインのレンジフード、浴室乾燥機など、多くのメーカー製品が対象になっているほか、システムキッチンの購入に伴い、対面キッチンに変更する改修工事や宅配ボックスも対象です。
②防災性向上改修
既存のガラスが単板ガラスなら、ガラスやサッシを変えると、より安全な住まいへとリフォームできるだけでなく、断熱性能も向上します。
最近では、大雨や強風の影響で、家屋に大きな被害をもたらすケースも増えてきました。
被害にあったとしても、割れにくく、ガラスの破片が飛び散りにくい製品へ交換し、災害に強い家にしましょう。
③バリアフリー改修
室内をより安全で過ごしやすいスペースに変えるため、手すりの設置や段差解消など、バリアフリーへ改修する工事も、補助金の対象です。
介護は突然始まる、と言われることもありますので、早めの対策をおすすめします。
④空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事
夏の暑さや冬の寒さが厳しい日が増えつつある中、補助金を利用して、空気清浄機能や換気機能がついたエアコンへ買い換えることができます。
必須リフォームのタイミングに合わせて、古いエアコンの買い換え・新規購入、両方に活用できますので、検討してみましょう。
⑤リフォーム瑕疵保険等への加入
国土交通大臣指定の住宅瑕疵担責任保険法人が取り扱いの「リフォーム瑕疵保険」や「大規模修繕工事瑕疵保険」への加入も、補助金の対象になります。
残念ながら、リフォーム工事後に不具合や欠陥が発生することがあります。
まさかの事態に備えて、保険に加入しておくのも安心感へとつながるでしょう。
リフォームの補助金額について

ここからは、リフォームを行う際の補助金額についてお伝えします。
補助限度額の設定は
①Sタイプ(必須工事を3つすべて実施)
②Aタイプ(必須リフォームのうち、2つを実施)
により異なり
①では 最大60万円/戸
②では 最大40万円/戸
が補助されます。
ただし、子育て世帯・若者夫婦世帯とその他の世帯では、補助金額に差があり、子育て・若者夫婦世帯に対しての補助金額が優遇されています。
例えば、長期優良住宅等ではなく、一般的なリフォームを行う場合、その他の世帯は、20万円/戸ですが、子育て世帯・若者夫婦世帯に対しては、30万円/戸が支給されます。
【任意リフォーム】でのリフォーム金額について、主なものを場所別に、ご紹介します。
■キッチン
掃除しやすいレンジフード 13,000円/戸
節湯水栓 5,000円/台
ビルトイン自動調理対応コンロ 14,000円/戸
ビルトイン食洗機 21,000円/戸
キッチンセットの交換を伴う対面化改修 90,000円/戸
■浴室
窓の断熱改修 3,000円~34,000円/ヶ所
高断熱浴槽 30,000円/戸
手すりの設置 5,000円/戸
節湯水栓 5,000円/台
段差の解消 7,000円/戸
浴室乾燥機 23,000円/戸
■宅配ボックス(戸建て) 11,000円/戸
■バリアフリー
手すりの設置 5,000円/戸
段差の解消 7,000円/戸
廊下幅等の拡張 28,000円/戸
■空気清浄機能・換気機能つきエアコンの設置 19,000~26000円/台
施工事例
アップリフォームにおきましては、補助金の支給対象となる工事に関しても、もちろん数多くの施工実績がございます。
「補助金でお得にリフォームしたいけれども、複雑で分かりづらい」と感じていませんか。
初めての方でも安心してお任せいただけるよう、経験豊富なスタッフが対応、ご提案もいたします。
施工事例の一部ではございますが、ご紹介します。
①(施工場所)千葉市中央区登戸
(施工内容)水廻り設備一式取替、建具取替、床フローリング張り、和室を洋室へ変更、間取り変更、クロスCF貼替
(工期)2ヶ月
(費用目安)550万円
(設備)Treasia、ネオレスト手洗器付、FAMILE、PREDENCIA
before

after

②(施工場所)千葉市稲毛区
(施工内容)浴室、1F2Fトイレ、給湯器交換、インプラス
(工期)8日
(費用目安)158万円
(設備)浴室:TOTOサザナ、トイレ:LIXILアメージュ、給湯器:ノーリツ、内窓:LIXILインプラス
before

after

③(施工場所)佐倉市ユーカリが丘
(施工内容)浴室改修
(工期)4日
(費用目安)110万円
(設備)浴室:LIXIL リノビオ
before

after

④(施工場所)千葉市緑区あすみが丘
(施工内容)浴室、洗面化粧台、洗面脱衣室内装、コンロ、玄関
(工期)7日
(費用目安)175万円
(設備)ホーロートップコンロ、システムバスルーム リデア Mタイプ、ファンシオ、リシェント玄関ドア
before

after

⑤(施工場所)千葉市稲毛区天台
(施工内容)キッチン・トイレ改修
(工期)6日
(費用目安)165万円
(設備)キッチン:LIXIL リシェル、トイレ:LIXIL アメージュシャワートイレ、クロス:リリカラ、サンゲツ
before


施工の詳細や、他の事例は、アップリフォーム 施工実績 をご覧ください。
アップリフォームは、トイレ・浴室・洗面所・キッチンなどの水回りから外壁、屋根、エクステリアまで、幅広いリフォームに対応しております。
千葉市近郊を中心に、地元密着型の住宅リフォーム会社として、地域の皆さまの安心・安全な暮らしに貢献いたします。
■アップリフォームの独自サービス■
アップリフォームでは、お客様にご負担いただく「補助金申請費」は、【無料】としておりますので、よりお得にリフォームできます。
この機会をお見逃しなく、ご活用ください。
初めての方必見!リフォームの流れ

これから初めてリフォームを検討するという方に、リフォームの大まかな流れについてご説明し、補助 金の申請から受け取りまでも、合わせてお伝えします
①施工実績豊富な業者を探す
まずは、近隣のリフォーム業者から探してみましょう。
初めてとなると、「どの会社に頼めばいいのか、分からない」と感じたり、「業者の選び方が分からない」と迷うこともあるはずです。
最近では自社のホームページを開設しているところが多くありますので、希望する工事内容に関して、施工事例の豊富な会社を候補に上げてみるほか、ネット上での口込みやレビュー、ご近所の方からの評判などもチェックしてみましょう。
また、補助金を活用したリフォームを行うには、「子育てグリーン住宅支援に事業者登録されているか」を確かめる必要があります。
経済産業省の公式ホームページでは、事業者の検索ができますので、活用しましょう。
※ 補助金利用を相談できる事業者(住宅省エネ支援事業者)の検索
②見積もり依頼をする
リフォーム価格は、定価というものがなく、ご家庭の状況により工事費用はさまざまなため、まずはリフォーム会社に対して、見積もりを依頼をします。
見積もり依頼の際に、希望する工事内容や悩み、改善したい点などを具体的に伝えると、打ち合わせがスムーズに進むでしょう。
また、複数の業者に見積もり請求をして、金額や内容の違いなどを比較するのも、最適な価格を知るために有効な方法です。
その後、業者がお客様宅を実際に訪問し、現地調査を行い、状況を把握し、見積書を完成させ、見積書の金額や内容に納得できれば、正式な契約を取り交わします。
補助金を利用する場合は、還元されるお金の受け取り方法などを約束する「共同事業実施規約」も同じタイミングで、締結します。
受取方法は、2つあり
・工事代金に充当
・現金で受け取り
から選べます。
③リフォーム工事開始
契約を無事取り交わしたら、いよいよ工事のスタートです。
補助金の申請は、工事終了後になりますが、終了後に予算上限に達していると、補助金の受取が不可になってしまいます。
そのような事態にならないよう、リフォーム会社からも説明があると思いますが、着工後、交付申請の予約をしておくと安心です。
④工事終了+交付申請
リフォーム工事が完成したら、リフォーム会社が補助金交付の申請を行います。
⑤補助金の支給
申請に不備がなければ、交付決定の通知が届きます。
交付方法は、契約時に選んだ方法(工事代金に充当または現金での支払い)にて行われます。
補助金利用時の注意点

初めての利用となると、分かりづらいところや見落としてしまうことがあるかと思いますので、気をつけておきたい点について、ご説明します。
申請手続きは業者から
国への申請手続きは、個人ではなく、事業者から行われますので、お客様が自分で申請手続きをすることはありません。
リフォーム契約時などに、補助金申請に必要な書類を書くために、本人確認書類などが必要になることがありますので、リフォーム会社からの説明を受けましょう。
締め切り日に注意
補助金事業は、予算上限に達すると、締め切りを待たずに、受付が終了してしまいます。
子育てグリーン支援事業では、2025年12月末が締め切りになっていますが、2024年度実施の「子育てエコホーム支援事業」では、申請期限は2024年12月末でしたが、予約受付は11月末で終了しました。
人気の制度は、期限前に受け付けが終了してしまうこともありますので、リフォームをお考えの方は、早めに検討することが大切です。
補助金併用が不可の場合も
「住宅グリーン支援事業」は国からの補助金になりますが、同じ工事に対して、国の他の補助金制度を併用することができません。
ただし、例外もあります。
例 えば「住宅グリーン支援事業」と「先進的窓リノベ2025事業」において、請負契約 工事が別の場合は、併用が可能で、その場合、ワンストップ申請を利用すると、手続きを簡素化できます。
併用に関しては、お客様自身の判断が難しい場合もあるかと思いますので、見積もりの際に問い合わせることをおすすめします。
水回りのリフォーム情報なら

アップリフォームでは、ホームページのブログ欄にて、リフォーム関連の情報を定期的に発信しております。
水回りリフォームに役立つ情報も、豊富に掲載しておりますので、参考としてご一読ください。
※ 古いトイレの交換時期は?工事日数や費用は?トイレリフォームを初めて検討するときに知っておきたいことを徹底解説!
※ 【浴室リフォーム】古い浴槽を交換する時期や事例・費用相場やポイントなどを千葉のリフォーム会社が徹底解説!
※ 洗面化粧台の使いやすいサイズ(寸法)はどう選ぶ?おすすめの製品や選び方のポイントなどを千葉市のリフォーム会社が施工事例を交えて徹底紹介!
※ システムキッチンのリフォーム費用相場は?工事期間やコストを抑える方法などを千葉市のリフォーム会社が施工事例を交えて徹底紹介!
まとめ
今回の記事では、お得なリフォームが実現できる「子育てグリーン住宅支援事業2025」についてご紹介しましたが、役立つ情報は得られたでしょうか。
特に、全体的に水回りの古さが気になるというご家庭では、リフォームのタイミングを合わせて、複数箇所を同時にリフォームすると、よりお得な価格で工事ができます。
補助金には締め切りがありますので、気になる項目があれば、リフォーム会社に問い合わせてみましょう。
子育てグリーン住宅支援事業2025でリフォーム!対象工事や補助額などを千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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