2023.09.29ブログ
【実例あり】古いトイレの交換時期は?工事日数や費用は?トイレリフォームを初めて検討するときに知っておきたいことを徹底解説!
毎日お世話になるトイレですが、長年使い続けていると、さまざまなところに気になることや不具合が出てくるものです。
トイレの水漏れや詰まりが多くなってきたといったご家庭では、トイレ設備一式の交換を希望されるかもしれません。
また長年使い続けてきた古いトイレをリフォームでリフレッシュしたい、掃除の手間が省ける最新型の便器にしたいといった希望もあるでしょう。
今回、この記事ではトイレリフォームを初めて検討される方に、リフォームの検討を判断すべき時期やトイレ工事の流れなど、トイレリフォームにまつわる全てのことを順を追ってご説明します。
トイレにまつわる不安や悩みを解消して、リフォームをスムーズに進めていきましょう。
トイレの交換時期はいつ?
「トイレをキレイにリフォームしたい」と思っても、費用や工事日数が気になり、なかなか踏み切れないという方がいらっしゃるかもしれません。
トイレの交換時期はいつが適切なのでしょうか。
具体的に解説します。
一般的には10年から15年が目安
まず便器ですが、表面が加工された陶器でできており、割れない限りは使用を続けることができます。ただし、長期間使い続けていると汚れや臭いがこびりつき、手入れをしてもキレイにならないようになってきます。
トイレ向けの洗剤を使って便器を掃除してもキレイにならない、と感じ始めたらリフォームのタイミングと考えられるかもしれません。
また便器まわりのパイプやトイレタンク内の部品は消耗品です。そのため、各メーカーはその部品の交換時期から勘案して、10年から15年での交換を推奨しています。
トイレの詰まりが増えたとき
トイレ設備の経年劣化によって、排水力が低下し、便器の詰まりが起きやすくなります。
特に築年数が20年以上の家では、流した紙や便が配水管に徐々に溜まり、配水管の中の水の通りが悪くなり、詰まりが発生しやすくなってきます。
このような場合、ご家庭で修理はできず対処が難しいため、トイレの詰まりが増えてきたと感じたら、専門業者に相談することをおすすめします。
便器やトイレ内の汚れが落ちない
長年トレイを使い続けていると、便器内はもちろん便器まわりに汚れが溜まってしまうほか、用を足す際の尿が飛び散り、壁紙にしつこい汚れが付着し、臭いの原因になっていることもあります。
また便器内を掃除でこすり続けていると、表面に細かなキズができ、その部分に尿石が溜まったり、カビなどが発生し黒ずむことがあります。
掃除をしてもすぐに汚れ、変色なども気になる場合は便器交換のいいタイミングかもしれません。
最新型トイレが気になる
ショールームやホームページなどで見たおしゃれでスタイリッシュなトイレに憧れを感じるという方もいらっしゃるでしょう。最新型トイレの情報が気になっているという方も多いかもしれません。
最新型トイレは以前に比べ、機能が格段にアップしています。
例えば、1回の洗浄に使う水の量はかつては約10L以上でしたが、現在では6L以下が主流となり、TOTOネオレストシリーズでは洗浄水量が3.8Lというタイプもあり、節水機能が進化しています。
その他、最新型トイレにリフォームするメリットについては、後ほど解説します。
トイレリフォームのメリットとは?
トイレリフォームを迷われている方のなかには、「リフォームすることでどんなメリットがあるの?」と感じている方もいらっしゃるでしょう。
最新型のトイレにリフォームすることでどんなメリットがあるのか、ご説明します。
節水効果がアップ!
2006年以前に発売された便器の洗浄水量は、大で8L〜13L必要とされていましたが、最近では、少ない洗浄水量ながら強力に洗い流す超節水便器が販売されています。
INAX独自の節水技術を活用したLIXIL製品を例にしますと、大8L便器と比べて
・超節水ECO5なら 年間約6,000円
・超節水ECO6なら 年間約4,300円
ほどの節水効果があると報告されています。
掃除がラクに!
便器に汚れが付きにくいコーティングが施されている、お掃除機能が搭載されているなど、掃除の負担を軽減するための工夫がある製品が各メーカーから続々と発売されています。
例えばLIXILのアクアセラミックは、キズが付きにくく抗菌効果もある陶器を使用しているため汚れの付着を防ぐことができます。また強い水流の力で便器鉢内の汚れをしっかりと洗い流す機能も備えています。
トイレを利用するたびに掃除もしてくれる。掃除の回数を減らしてくれる。そんな魅力的な製品が揃っています。
トイレリフォームはどこに頼む?
トイレをリフォームしたいと考えたとしても、「どこに頼めばいいか分からない」とお悩みかもしれません。
トイレリフォームはリフォーム会社のほか、工務店や家電量販店、ホームセンターなども対応しています。
それぞれのメリットをご紹介します。
■リフォーム会社
住宅のリフォームを専門としたリフォーム会社では、さまざまな要望に応えることができます。
サイト上などで気になる会社を見つけたら、ホームページで施工事例を確認してください。
その際、トイレ工事の実績が多い会社を選ぶことがポイントです。現場での実績が多い会社ですと、複雑な工事にも対処できる方法を熟知しています。
また、施工事例やパンフレットのページから、得意とするスタイルやデザインを知ることもできます。
地元で長く経営を続けてきたリフォーム会社ですと、地域からの信頼があり、安心して依頼できるでしょう。アフターサービスが充実しているところもあります。
■工務店
リフォーム会社同様、地元で長く経営を続けている工務店ですと、安心感があり初めてでも依頼しやすいでしょう。
家族的な雰囲気を持っていたり、こだわりのあるデザインを引き受けてくれたり、特徴のある工務店も多くあります。さまざまな要望に応えてくれる工務店に出会えると、完成度の高い工事が期待できるでしょう。
■家電量販店
家電量販店でもトイレリフォームを受け付けるところが増えてきましたが、実際に施工するのは、提携するリフォーム会社や工務店です。そのため、リフォームの担当者としっかりと相談しながら決めたいといった要望には応えられないかもしれません。
店で購入した便器をすぐに取り付けたい、といった場合におすすめです。
■ホームセンター
ホームセンターでリフォームを依頼できるケースも増えてきました。便器交換だけでなく、壁紙や床まで一貫したリフォームを受け付けているところもあります。ただしホームセンターによっては、施工実績が分からないということもありますので、事前によく確認しましょう。
リフォームの工期は工事内容により異なる
「新しいトイレにリフォームしたい!」と感じても、工事中はトイレが使用できなくなるため、「工事期間が長いと困る」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
トイレリフォームは便座だけを交換する工事から、便器だけでなく壁紙や床など内装も交換する工事までいくつかの種類があり、内容により工事期間に違いがあります。
トイレのリフォームの具体例と工事日数について解説します。
便座のみを交換
不具合のある便座だけを取り替える工事に必要な工期は、【約30分〜2時間】が目安です。割れた便座を交換する、ウォシュレット機能のある便座に交換するなどの簡単な工事は、短時間での作業が可能です。
トイレ本体(便座とタンク)を交換する
洋式の既存のトイレ本体を撤去し、配水管の移動なく新しい洋式トイレを設置する工事は、【4時間〜半日】の工期が目安です。位置を大きく変える、トイレカウンターを取り付けるなど、特別な工事が必要な場合はさらに数時間がかかる場合があります。
トイレの交換と内装工事も実施
トイレ本体の交換に加えて、壁紙の交換や床の張り替えなどの内装関連の工事を伴う場合は、【1日~3日】の工期が目安となります。
一般的なトイレの広さは、0.5坪(幅80㎝×奥行160㎝)となりますが、この広さの壁紙交換の時間は、約1時間~2時間となります。手洗いカウンターや腰高のトイレパネルを設置する場合は、さらに時間がかかります。
給水管や排水管も交換
給水管や排水管にサビや詰まりなどの不具合があれば、トイレ本体のリフォームと同時に交換工事を行います。工事日数は【1日~3日】程度が一般的ですが、床や壁の解体が必要となるほか、戸建て住宅かマンションかで工事期間が変わってきます。
トイレ工事の費用相場は?
トイレをリフォームしたいけれども、費用が心配という方も多いかもしれません。トイレの交換は、交換施工費だけでなく、古い便器などの処分費用なども必要になります
工事内容により金額に幅がありますが、交換施工費がどのくらいかかるのかをご説明します。
■便座の交換・温水便座への交換工事
工事費用が最も安く、作業時間も短時間で済む工事です。工事内容は古い便座の撤去と新しい便座の設置となり、工事費用は【2万円〜】が目安です。時間に余裕のある方ならば、ご自分で交換することができるかもしれません。
ただし、トイレ内にコンセントがない場合はコンセントの増設工事が必要になります。
また、便座のみの交換は、タンクが分離している組み合わせトイレの場合に限り可能です。一体型トイレやタンクレストイレでは便座のみの交換はできませんので、注意が必要です。
■既存のトイレ本体を最新式トイレに交換
内装工事などは行わずに、トイレ本体のみ交換する場合の工事費用は【3万円~】が目安です。
既存のトイレと同タイプのものを設置するなら、追加の工事は不要の場合がほとんどですが、タンクありのトイレからタンクレストイレに変更する際には注意が必要です。
タンクレストイレを設置するとトイレ内で手を洗うことができなくなります。そのため手洗い器の新設を希望される方もいらっしゃるでしょう。
手洗いを設置する場合、給排水管の工事が必要になります。
一般的な工事ですと
・手洗い器の本体価格 約4万〜10万円(自動水栓なら10万〜20万円)
・設置工事費用 約2万円〜7万円
が目安です。
■トイレ本体を交換と同時に内装工事もプラス
トイレ本体のリフォームと一緒に、床や壁紙の交換を希望される方もいらっしゃるでしょう。トイレは狭い空間なので、どちらの施工とも短時間の作業で終了します。
費用の目安は
・床の張り替え(クッションフロア) 約4万円~
・壁紙の交換 約3万円~
となります。
便器交換と内装工事のセットで【約14万円〜32万円】が目安です。
トイレ工事の流れは?
短時間で済むことの多いトイレ工事ですが、その手順はどうなっているのでしょうか。一般的なトイレの交換工事について解説します。
■養生
玄関からトイレまでの通り道を汚したり、傷をつけてしまわないように、丁寧に養生を行います。特にトイレ周辺は水漏れがないように入念に養生します。
■既存トイレを撤去
養生が終わると、さっそくトイレタンクの撤去を行います。この際、水道の元栓から閉める場合もあり、短時間ですが水が使えないことがあります。必ず担当者から説明がありますので、安心してください。
水道を止めてからタンクや便器内の水を抜き、その後撤去を行います。 ウォシュレットタイプのトイレの場合、給水管から外す作業も行います。
■給排水管の工事
必要に応じて、給排水管の工事を行います。
既存タイプの便器と新しく設置する便器の排水部分に違いがあると、給排水管の工事が必要となります。場合によっては大きな音がする可能性があります。
■設置
新しいトイレ本体を設置します。給水管に接続した後、止水栓を開けて動作確認を行います。問題なく水が流れたら、工事終了です。
工事中にトイレに行きたくなったら?
トイレのリフォームを検討中の多くの方が、「工事中にトイレに行きたいときはどうなるの?」と不安を感じるはずです。特に小さなお子様やご年配の方と同居されている方にとっては、悩みの種かもしれません。
トイレ工事のほとんどは1日で完了するものが多くなっています。
和式から洋式に交換する工事ですと、数日間の工事となってしまいますが、内装を一新する工事であったとしても、リフォーム会社は一日で工事を終了させることが多いものです。
工事中は公共施設や商業施設で使えるトイレを利用して、乗り切りましょう。
また、工事に数日かかる場合は、仮設トイレの設置することもできます。
施工事例
before
after
その他の写真はこちら
まとめ
今回の記事では、初めてトイレリフォームを検討される方にとって参考にしてほしい情報をご案内いたしました。
さまざまな悩みから解放され、トイレが気持ちのよい快適な場所になると、毎日の生活がより晴れやかなものになるでしょう。
リフォームを決断する前にしっかりと情報を整理して、納得のリフォームを実現してください。
【実例あり】古いトイレの交換時期は?工事日数や費用は?トイレリフォームを初めて検討するときに知っておきたいことを徹底解説しました。ご質問など、気軽にお問い合わせください。
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当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などのエリアから多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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