浴室リフォームを検討中の方にとって、リフォームのビフォーアフターを知ることは、理想の浴室を実現するために、とても大切なことです。

今回の記事では、在来工法からユニットバスへのリフォームや古くなったユニットバスを交換するリフォームなどの施工事例を紹介し、工事の費用相場や施工期間、リフォームを失敗しないためのポイントなどを解説します。

「こんなお風呂にしたい！」と理想のお風呂を具体的にイメージにして、リフォームを成功させましょう。

 

 

リフォーム前に確認したいこと！

この記事をご覧になっている方は初めてリフォームをしようと検討中の方が多いと思いますが、リフォームを始める前に大切なことは、今のお風呂の状態をよく把握し、お風呂場への悩みや希望をしっかり把握することです。

リフォームの前に確認したいことをご紹介します。

 

 

図面や写真などを用意する

まずは図面と写真を用意しておくと、今後のリフォームがスムーズに進みます。

　　

（図面）

図面を用意したら、浴室のサイズ（横幅・奥行き・高さ）などを確認しましょう。

浴室の内部だけをリフォームする場合は、確認申請を提出する必要はありませんが、大がかりなリフォームをする場合は、確認申請を提出することが必要になるケースもありますので、確認申請書や検査済証もあれば出しておくと役立ちます。

ご自宅の浴室サイズを覚えていますか？

交換する際は、浴室のサイズ（横幅・奥行き・高さ）が必ず必要になりますので、メモしておきましょう。

LIXIL（リクシル）のHPには、浴室採寸シートという便利なものがありますので、利用してみませんか。実際にユニットバスを選ぶ際に活用できます。

※LIXIL　浴室採寸シート

 

（写真）

浴室の困りごとなどを説明するために、写真を撮って保存しておくと便利です。

例えば、今後リフォーム会社に無料見積もりを依頼したり、ショールームや店舗に製品を実際に見に行くことになりますが、写真があれば、自宅を見に来てもらうまえに、見積もりを依頼することができたり、ショールームの担当者に具体的に相談ができたりと、打ち合わせがスムーズになります。

またインターネット上では、おしゃれな浴室の施工事例が数多く掲載されています。

お客様が思い描くイメージがリフォーム会社に伝わりにくいこともありますので、お気に入りの写真を提示してから、相談を始めるのもおすすめです。

 

 

要望は全て書き出しておく

今のお風呂に対しての不満や悩んでいること、新しい浴室に求めたいことを全て、紙に書き出すことをオススメします。

まず不満や悩みから書き出していきましょう。

例えば

　　・お風呂が寒い

　　・床が冷たい

　　・カビが生えやすく掃除が大変

　　・排水溝の掃除が面倒

など、具体的にあげます。

次に、書き出した不満や悩みに対して、どのように解決したいかを考えます。

例えば「お風呂が寒い」というお悩みをどう解決したいのかを書いてみましょう。

　　・浴槽を断熱性能の高いものに変える

　　・浴室の窓を高性能窓に変える

　　・ユニットバスそのものを高性能なものに変える

など、良い解決方法が思い浮かびましたか？

さまざまな方法を考えることで、「一番解決したい問題は何か」「本当に欲しい機能は何か」がハッキリとしてきます。

良い解決方法が見つからないという方は、リフォーム会社との打ち合わせにて相談をしてみましょう。

要望を具体的にするで、自分の思い描くリフォーム案が出来上がっていきますので、試してみて下さい。

 

 

浴室の種類とリフォームパターンについて

浴室には2つの種類があるほか、リフォームには3つのパターンがありますので、詳しくご説明します。

 

 

浴室は2種類

浴室には、在来工法とユニットバスの2種類あります。

 

（在来工法）

一戸建て住宅で採用されています。砂・セメント・水を練り混ぜたモルタルを使用し、壁や床にはタイルを使用してつくられた浴室で、好みに合わせて浴室内を自由にデザインできるという魅力があります。

お風呂が寒い、タイルが冷たいといったデメリットもあります。

 

（ユニットバス）

ユニットバスはシステムバスと呼ばれることもありますが、浴室の壁・床・天井・浴槽といったパーツを工場で製造し、施工現場で組み立てる浴室のことを指します。

ユニットバスのパーツはすべて規格品であるため、在来工法のように浴槽だけ交換する、といったことはできません。

 

 

リフォームのパターンについて

使用している浴室の種類により、3つのパターンに分けられます。

　　・在来工法→在来工法

　　・在来工法→ユニットバス

　　・ユニットバス→ユニットバス

どの方法を選ぶかについては、浴室のデザインや要望に合わせて最適なパターンをリフォーム会社と相談して決定しましょう。

 

 

施工事例

弊社ではこれまで

　・在来工法→ユニットバス

　・ユニットバス→ユニットバス

のリフォームパターンを中心に、一戸建て住宅・マンションの浴室リフォームを手がけてきました。

ここからは、施工事例と導入した設備について解説しますので、リフォームを検討中の方はぜひ参考にして下さい。

 

 

①ユニットバス→ユニットバス（戸建て住宅）

■千葉市中央区宮崎町

before



after



（設備）LIXIL　スパージュ　BXタイプ　1616

・壁パネル　組石グレー×ホワイト

・浴槽カラー　ツートーングレー

・床カラー　　キレイサーモフロア　グレー7

・エプロンカラー　ブラック

 

（特徴）

・肩湯などが楽しめるアクアフィール

・浴室全体に保温材

・お湯の温度が下がりにくいサーモバスS

・パッとくるりんポイ排水口で掃除が簡単

 

※詳しい施工内容はこちら

 

②ユニットバス→ユニットバス（マンション）

■千葉市中央区登戸

before



 

after



（設備）タカラスタンダード　PREDENCIA プレデンシア　1216

・鋳型ホーロー浴槽

・カラー　プレシャスホワイト

・浴室パネル　高品位ホーロー

・浴槽形状　ラウンド型

 

（特徴）

・強さと美しさを兼ね備えた高品位ホーロー

・さっと水拭きでお手入れ簡単

・カビが生えにくい

・マグネットの壁で浮かせる収納ができる

・こすっても傷が付きにくい

 

※詳しい施工内容はこちら

 

③ユニットバス→ユニットバス（マンション）

■千葉県千葉市

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after



(設備）TOTO　シンラHKシリーズ　Dタイプ　1616（一坪サイズ）

・ファーストクラス浴槽

・肩楽湯と腰楽湯

・魔法瓶浴槽

・床パワー洗浄（きれい除菌水）

 

（特徴）

・身体をやさしく包み込む浴槽デザイン

・4点支持設計で入浴姿勢が楽に

・断熱材パックで寒さ知らず

・2WAYタッチ水栓

 

※詳しい施工内容はこちら

 

④在来工法→ユニットバス（戸建て住宅）

■千葉市中央区東千葉

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after



（設備）LIXIL　リデア　1216　 Bタイプ

　・壁カラー　クオーレポプラ　

　・浴槽　　　ホワイト

　・床　　　　ホワイト

　・エプロンカラー　ホワイト

 

（特徴）

　・キレイサーモフロア

　・サーモバスS

　・ドアに汚れがつきにくい

　・パッとくるりんポイ排水口

※費用や施工期間など詳しい情報はこちら

→【浴室リフォーム】タイル貼りのお風呂のリフォーム方法は？ユニットバスのメリットや費用相場などを千葉市のリフォーム会社が施工事例も交え徹底解説！

 

 

リフォーム成功のためのポイント！

リフォーム中は、お風呂が使えなくなるなど、不便を感じることもあるからこそ、「リフォームしてよかった！」と高い満足 感を感じたいものです。

リフォーム成功のためのポイントをいくつかご紹介します。

 

 

最適な時期を選ぼう

工事期間は数日間のことが多いですが、入浴ができなくなります。

近くに住む家族や銭湯などの入浴施設を利用するとき、「寒いから、外に行きたくない」ということもあるでしょう。

リフォームするなら、冬場を避け、気候の安定した春や秋などがおすすめです。

こちらの記事でも浴室だけでなく、トイレなど水周りのリフォーム時期について解説していますので、ご覧下さい。

→いつ行うのがベスト？リフォームをしてはいけない時期やおすすめ時期を千葉市にあるリフォーム会社が徹底解説！

 

 

予算をしっかりと立てておこう

最新の浴室の進化はめざましいものがあり、あれもこれも追加をしていたら予算オーバーになってしまうことも珍しくありません。

本当に欲しい機能、もし予算が余れば追加したい機能など、順位を付けていくことで予算オーバーを避けることができます。

また断熱性能の高いユニットバスに交換する際は

　「子育てエコホーム支援事業」

という補助金制度を利用することもできます。

指定された高断熱浴槽・高効率給湯器・節湯水 栓などを利用するといった条件がありますが、お得に省エネ製品を設置できますので、まずはリフォーム会社に相談しましょう。

指定製品の案内を含めた詳細はホームページ上で検索できるほか、補助金の申請は、リフォーム会社を通じて行われます。

 

 

洗面所や脱衣所との同時工事もおすすめ

浴室リフォームをする際には、洗面所や脱衣所のリフォームも同時に行うと手間が省けるほか、工事費用を抑えることも可能です。

浴室のリフォームでは脱衣所まわりの補修工事を行うこともあるため、脱衣 所や洗面所のスペースに劣化などがあれば、内装などの補修工事をすることもできます。

別々に工事を行うよりも手間を省くことができますので、気軽に無料見積りを利用してみましょう。

 

 

バリアフリー化で安心の浴室へ

リフォームのタイミングに合わせて、バリアフリー対応するのもおすすめです。

高齢者や小さなお子さまがいるご家庭におすすめなのはもちろん、滑りにくく、段差のないデザインは、転倒の不安などがなく、使いやすい浴室に変わります。

 

 

まとめ

今回の記事では、これからリフォームを検討される方に、弊社が依頼をお受けした浴室リフォームを紹介しつつ、リフォームのポイントなどをご紹介しましたが、参考になる情報は見つかったでしょうか。

浴室の悩みや不満が解消され快適な浴室になると、入浴タイムがさらに楽しくなり、体も心もスッキリするはずです。

リフォームを成功させて、バスルームもお気に入りの空間にしましょう。

 

【浴室】こんなお風呂にしたい！浴室リフォームのビフォーアフターを施工事例も交えて千葉市のリフォーム会社が徹底紹介しました。

 

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