2024.07.05ブログ
家を長持ちさせるには?住宅メンテナンスの方法や必要な時期・費用の目安などを千葉市のリフォーム会社が施工事例も交えて徹底解説!

新築の住宅の美しさを長く保っておきたいと願っても、直射日光や雨、風、地震などの影響により、住まいは徐々に劣化していきます。
そうした劣化を防ぐためには、定期的な住宅のメンテナンスを行うことが大切となり、最適な時期に実施することで、安全性や見た目の美しさを長く保つことができます。
今回の記事では、住宅メンテナンスの重要性やタイミング、費用、見積もり請求の際のポイントなど、住宅メンテナンスに関する情報について、幅広くご紹介します。
リフォームの際には、資金計画も必要になります。
早めに準備を整えて、マイホームのメンテナンス・リフォームを成功させましょう。
住宅のメンテナンスの重要性とは?

住宅は、直射日光や雨風の影響で、経年劣化が進むため、長く安全に過ごすためには、メンテナンスが欠かせません。
メンテナンスの重要性について、改めて確認してみましょう。
適切な管理が家の寿命を伸ばす
建物が、木造・鉄筋・RC造(鉄筋コンクリート)のいずれかによって、住宅の寿命や耐用 年数は異なりますが、一般的には
・木造住宅 30年
・鉄筋住宅 30~50年
・RC造住宅 50~90年
と言われています。
ただし、家は長年、直射日光や雨、風にさらされ、劣化が避けられないほか、水回りの設備は、毎日使用を続けていれば、不具合も発生するでしょう。
定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、寿命はぐっと短くなってしまいます。
安全な住まいを維持するためにも、メンテナンスは欠かせません。
資産価値の低下を防ぐ
家は大切な資産ですが、その価値は、新築時をピークに下落を続けていきます。
ただし、しっかりとメンテナンスをすれば、資産価値が大幅に低下することを防げます。
もし将来、高齢などを理由に手放すことになっても、メンテナンスが適切に行われてきた家は、高値がつく可能性があります。
資産価値の低下を防ぐためにも、メンテナンスをしっかりと続けていきましょう。
高額な改修費用がかかることも
定期的なメンテナンスは、手間も費用もかかるため、つい先延ばしにすることがあるかもしれませんが、建物の劣化や不具合を見過ごしていると、将来、費用をかけて、大がかりな工事が必要となるかもしれません。
特に、傷みやすい外壁塗装を怠ってしまうと、徐々に塗装が剥げ、そこから建物内部へと水が染み込み、下地や断熱材の劣化することが予想されます。
内壁や断熱材の交換となると、通常の外壁塗装よりも施工に時間がかかるだけでなく、費用もアップします。
不具合を見過ごしていると、被害が大きくなり、費用と時間がより必要になるため、日ごろから計画的にメンテナンスし、安全な住まいを長持ちさせましょう。
住宅メンテナンスの適切な時期とは?

「新築の美しさを、長く保ちたい」と丁寧にメンテナンスを行う方も多いと思いますが、
目に見えない部分で劣化が進むこともあります。
家の安全を維持し、さらに美しい見た目も保つためには、どのようなタイミングでメンテナンスに取り組めばいいのでしょうか。
ここからは、10年単位で必要になってくるメンテナンスの内容について、ご紹介します。
適切なメンテナンスを実施し、トラブルを未然に防ぎましょう。
築10年目
家を建ててから10年が経過した時点で、家全体の総点検をしてみませんか。
雨風や直射日光にさらされ続けてきた【外壁や屋根】に、すでにダメージが発生しているかもしれません。
特に、日差しによる影響による色あせ、シーリング材の劣化やひび割れ、剥離などが考えられ、劣化が深刻にならないうちに、補修しておくのがベターです。
色あせが気になる外壁や屋根は、一度高圧洗浄をして、シーリング材を打ち直し等の補修工事をしたほうがいいでしょう。
再塗装の際は、ウレタンやアクリルなど、高性能な塗料を使うと、耐久性がより高まります。
内装では、【壁紙(クロス)】交換のタイミングかもしれません。
壁紙も直射日光の影響を受けて、黄色く色あせしたり、はがれや破れもおきます。
また、湿気の影響で、窓付近や脱衣所、トイレの壁紙に黒カビやシミがこびりついていることも考えられます。
最近では、防汚性や消臭効果など、さまざまな機能が備わった壁紙が販売されていますので、機能性の高い新しい壁紙に交換することで、掃除の負担軽減にもなります。
【水回り】の設備の点検もおすすめします。
「突然、お湯が出なくなった」
「トイレが流れない!」
といったトラブルは、長年使用を続けてきたことによる給湯器の故障や配管のつまりなどが原因で発生することがよくあります。
突然のトラブルを回避するためにも、定期的なメンテナンスを行ってはいかがでしょうか。
築20年目
築20年目を迎えると、屋根や外壁の塗装がさらに必要になるほか、もし10年を超えた時期にメンテナンスを行っていないなら、木造住宅の場合は特に劣化が目立つのではないでしょうか。
外壁の塗装が必要なのはもちろん、【給湯設備】や【水道管】【空調】などの総点検が必要になる時期でもあります。
特に、風呂・トイレ・キッチンといった水回りの設備は、湿気による傷みが心配されます。
給水管・下水管などは15年~20年に一度がメンテナンスの目安となるため、気になる症状や不具合が起きたら、早めに点検をお願いしましょう。
予算との兼ね合いになりますが、新築後、20年も経過すると、【システムバス】や【トイレ】などの設備は、大きく進化していますので、使い心地のよい製品へと取り替えるリフォームがおすすめなこともあります。
さらに、内装のリフォームも検討してはいかがでしょうか。
20年経過するうちにお子さんが独立し、ライフスタイルが変化しているご家庭もあるでしょう。
【間取りの変更】や【畳からフローリング】へのリフォーム、高齢になっても安心して暮らせる【バリアフリー住宅】へのリフォームなどもあります。
築30年目
築30年目を迎えると、これまでのお手入れ状況により、住宅の快適さや機能性に大きな違いが出てきます。
もし、メンテナンスが不足していると、以下のようなことが起きているかもしれません。
・給排水管がさび、漏水の可能性がある
・耐震性に問題がある
・断熱材が劣化している
・屋根や外壁に亀裂が入り、雨漏りが発生するかも
・間取りが古く、家族構成に合わない
30年目に入り、この先も長期にわたって住むといった場合、リフォーム会社によっては、部分的なリフォームよりも、【スケルトンリフォーム】の提案があるかもしれません。
スケルトンリフォームとは、床や壁、天井をすべて取り払い、躯体のみの状態にしたあと、一から室内を造り直す大掛かりなリフォームです。
一戸建て住宅では、排水管などの変更ができますので、【キッチンの移動】や【和室を洋室に】といった、これまでと違う間取りに変更可能です。
30年目はこの先の暮らし方を考える節目とも言えます。
長く安全に住むためにも、住まいの点検を実施し、大規模なリフォームや建て替え、バリアフリー化などを考える良いタイミングとなるでしょう。
【場所別】定期的なメンテナンスの施工内容とは?

ここからは、定期的なメンテナンスが必要な場所と、その施工内容について詳しく解説します。
工事のタイミングはご家庭によりさまざまですが、不具合を未然に防ぐためにも、早めにスケジュールを立てておくと安心です。
外壁
新築の際に使用された塗料の種類にもよりますが、耐用年数が7~15年の製品が使われていることが多くあるため、新築後は、10年前後で初めての塗替えを実施しましょう。
塗替えの際に行われる施工内容は、主に以下のとおりです。
・防水のためのコーキング材の取り替え
・サイディングの交換
・全体の再塗装
また、下記のような症状が見られたら、被害が拡大しないよう、リフォーム会社に連絡し、補修を行うことをおすすめします。
■ひび割れ
塗料や下地が乾燥することで外壁がひび割れてしまうと、見た目を損なうほか、割れたところから雨水が侵入し、下地まで劣化する可能性があります。
ひび割れは、塗料や下地の乾燥が原因ですが、コーキングで埋めた後、再塗装します。
■塗装のはがれ
塗装のはがれからも、雨水が浸入し、下地を傷める原因となるため、気づいたら早めに対処することが重要です。
はがれた部分をすべて取り除き、再塗装を行い、耐久性を高めます。
■外壁の破損
ひび割れやはがれ、金属のさびが原因となり、外壁が破損してしまうことがあり、被害が進行してしまわないうちに、早めの補修が必要になります。
塗装だけでは修復できないため、外壁のサイディング材等を張り替える必要があります。
なお、外壁工事を行う際は足場を組み立てる必要があるため、外壁と同時に屋根のメンテナンスも行うことがほとんどです。
屋根
屋根も外壁と同様に、定期的な塗装が必要なほか、葺き替え工事も必要になってきます。
直射日光や雨、風など厳しい環境にさらされる屋根ですが、メンテナンスが不足すると
・雨漏り
・すきま風や虫の侵入
・屋根のはがれや落下の恐れ
などが発生する可能性があり、放置してしまうと、梅雨や台風シーズンに被害が出る恐れがあります。
屋根は、ご家庭では、劣化などを確認できないため、定期的な点検をして、安全な住まいを維持しましょう。
水回り
浴室・トイレ・キッチン・洗面所などの水回りは、水分や湿気による影響が大きく、傷みやすい場所となりますので、定期的なメンテナンスのほか、修理や設備の交換を行い、突然の不具合を予防しましょう。
水回り設備は毎日のように使う場所であるため
「工事中の不便が気になる」
という方が多いかもしれません。
工期の目安としては
・トイレの交換工事 1~2日
・ユニットバスからユニットバスへの交換 1~3日
・システムキッチンの交換のみ 2~4日
・キッチンの交換+壁・床の張り替え 2~6日
となります。
また、「水回り3点セット」「水回り4点で100万円」といった、水回り工事をまとめて実施することでお得になるセットプランを用意している会社も多くありますので、リフォームを一度で済ませたいという方におすすめです。
10年、20年といった節目に定期的なメンテナンスを行い、突然のトラブルを回避しましょう。
内装
壁や床の定期的なメンテナンスは
・壁紙の張り直し
・畳やフローリングの交換
などが考えられます。
畳は、年月が経つにつれ、表面の色があせたり、すり減りなどが目立つようになりますので、気になり始めたら【裏返し】【表替え】を検討してみるほか、15年以上使い続けているなら、新調してはいかがでしょうか。
また、壁紙やフローリングの張り替え、畳の交換をする場合は、家具の移動が必要になりますので、ご家庭によってはトランクルームが必要になるかもしれません。
なお、壁紙や床の張り替えについては、こちらのコラムもご覧ください。
壁紙(クロス)の張り替えの費用相場は?素材の選び方や費用を抑える方法などを千葉市のリフォーム会社が施工事例も交えて徹底解説!
フローリング材の種類や選び方・貼り方のパターンなど床リフォームについて施工事例も交えて千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
【住宅メンテナンス】見積もりを取る際のポイント!

ここからは、見積もりを取る際のポイントやリフォーム価格について、前もって知っておきたいポイントをご紹介します。
住宅メンテナンスの必要性は理解できても、「費用が高額になるのでは?」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。
「どこのリフォーム会社を選んだらいいのか、分からない」といった不安を解消するためのポイントをお伝えします。
費用相場を知ろう!
初めてのリフォームとなると、「工事にいくらかかるのか、見当がつかない」という方も多いでしょう。
そのようなときは、公的な機関である一般社団法人 全国住宅産業 協議会 が公表する
住まいのメンテナンススケジュール
をご覧ください。
場所 ごとに、費用の目安を詳しく紹介していますので、事前に目を通しておくと、予算を立てる際に参考になります。
相見積もりを取ろう
具体的なリフォーム箇所が決まったら、見積書の請求を行ってみましょう。
多くの会社では無料で見積書を作成してくれますので、複数の会社に請求をして、比較検討してください。
いくつかの見積もりを比べることで、およその費用相場が分かるほか、対応の良さなどもチェックしておきましょう。
安さだけで決めないで
つい安さを優先してしまいがちですが、後から追加の費用が請求されないか、保証やアフターサービスが不十分ではないか、といった点に注意を払い、正確な説明を受けることも大切です。
特に、見積書の内訳が詳細でない場合は、トラブルの原因になりかねませんので、前 もって質問することも忘れないようにしましょう。
補助金の活用も
住宅のリフォームの中でも、省エネに関連するものを中心に、国による補助金が利用できますので、見積もりの際に相談してみましょう。
2024年7月現在、省エネ2024キャンペーン が実施されています。
利用にあたっては、キャンペーンに参加している企業の製品や設備の中から選ぶなど、さまざまな条件がありますので、概要はホームページにてご確認ください。
施工事例
アップリフォームにおきましても、お客様のご要望を丁寧に聞き取り、さまざまなリフォームを実施して参りました。
以下、一部ではございますが、リフォームの一例をご紹介します。
①キッチン・トイレ設備交換
(施工場所)千葉市花見川区畑町
(施工内容)キッチン・トイレ取替、トイレ内装床CF壁天井クロス張替え
(工期)7日
(費用目安)191万円
(設備)ネオレストRS1 レストルームドレッサーコンフォートシリーズ、STEDIA
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②玄関ドア交換
(施工場所)千葉県千葉市中央区
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③浴室リフォーム
(施工場所)千葉市中央区東千葉
(施工内容)浴室改修工事
(工期)5日間
(費用目安)100万円
(設備)LIXIL リデア Bタイプ
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④内装リフォーム
(施工場所)印旛郡栄町酒直台
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⑤外装リフォーム
(施工場所)千葉市若葉区加曽利町
(施工内容)戸建外装全改修
(工期)2ヶ月(内装リフォームも含む)
(費用目安)
総額662万円(外壁断熱サイディング上張り工事(附帯工事含む)356万円・雨樋取替工事33万円・破風板,鼻隠し板金巻き工事34万円・屋根断熱ガルバリウム鋼板重ね葺き工事152万円・バルコニー防水工事14万円・カーポート屋根張替え工事17万円・ブロック埋込ポスト取替工事6万円・門扉取替工事20万円
(設備)
外壁:窯業系サイディング/屋根:IG工業スーパーガルテクト/玄関:YKK /窓断熱:YKKマドリモ内窓
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その他のリフォームにつきましては、アップリフォーム 施工実績をご覧ください。
施工実績にないリフォームも、気軽にご相談ください。
まとめ
今回の記事では、住宅メンテナンスの必要性やタイミング、費用の目安などについてお届けしましたが、役立つ情報は見つかったでしょうか。
特に、傷みが出やすい外壁や屋根のメンテナンスは、早めに計画しておくことが大切です。
マイホームで長く安心して暮らすためにも、リフォーム会社とよく相談をし、適切な時期に住宅のメンテナンスを実施し、突然のトラブルを防ぎましょう。
家を長持ちさせるには?住宅メンテナンスの方法や時期・費用の目安などを千葉市のリフォーム会社が施工事例も交えて徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
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当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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