2025.01.03ブログ
部分リフォームの費用相場は?メリットや工事費を抑える方法を千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説!
一戸建ての住宅に長くお住まいの方で、建物の傷みや設備の老朽化が最近、気になっていませんか?
物価高が続くなか、「部分的なリフォームで乗り切りたい」と考える方も多くいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、浴室やトイレ、キッチンなどの部分リフォームのメリット・デメリットから、気になる費用相場、コストを抑えるためのポイントなどを、弊社 アップリフォームの施工事例も含め、場所別に紹介します。
コストをなるべく抑えながらも、満足度の高いリフォームを行い、快適に暮らせる空間を手に入れましょう。
部分リフォームとは
【部分リフォーム】とは、戸建て 住宅やマンションなど、家全体のフルリフォームとは異なり、場所を限定して行うリフォームのことを指します。
「ユニットバスを新しくする」「システムキッチンを入れ替える」といった、劣化しやすい水回りの設備を交換したり、使いやすくするリフォームや、室内の壁や床を取り替えるといった工事が一般的です。
その反面、【フルリフォーム】は、住まいの断熱性能や耐震性能を向上させるような大規模な工事や、室内の内装や壁を全て解体し、間取りを作り直すスケルトンリフォームなどを指します。
フルリフォームをすることで、家全体の機能性が改善されるほか、室内のデザインを統一でき、おしゃれな 見た目の住まいが実現しますが、高額な資金が必要になります。
部分リフォームのメリット・デメリット
住まいの全面リフォームには、先ほどご紹介したように、家全体の機能をアップさせるメリットがありますが、ここからは、部 分リフォームのメリット・デメリットについて、お伝えします。
メリット
部分リフォームのメリットは、以下の3つです。
・コストを抑えられる
・工期が短い
・リフォームしながら暮らせる
・機能性が高まる
【コストを抑えられる】
資金面での負担が軽い、というメリットは、大きな魅力です。
例えば、システムキッチンの交換の場合、工事費と本体価格を合わせると、製品の種類やグレードにもよりますが、約 50 万~150万円が相場となります。
できるだけ費用を安くするなら、古い設備の入れ替えや建材の張り替えといった、老朽化した箇所を優先して、リフォームを検討することをおすすめします。
【工期が短い】
施工範囲を絞ることで、工事期間が短くて済む、という特徴もあります。
リフォーム中は、リビングやダイニングなど、室内にホコリが舞ってしまったり、生活が不便になったりと、ストレスを感じることも多くあります。
部分的なリフォームなら、日常生活への影響も少なく、不便さも乗り越えられそうです。
【住みながらリフォームできる】
住みながらリフォームできる点も、大きなメリットになります。
フルリノベーションとなると、仮住まいが必要となるほどの日数を要しますが、キッチンやトイレ、浴室設備の入れ替え等の部分リフォームなら、1日から1週間程度で工事が終了するケースが多いでしょう。
【機能性が高まる】
「お風呂場やトイレの寒さを解消したい」「住宅の防犯性を高めたい」など、住まいの機能性を高める工事なら、部分リフォームで対応可能なケースが多くあります。
建物全体の断熱や防犯機能を高めるリフォームがありますが、2階建ての住宅ですと、もちろん足場の設置が必要となるため、工期は長くなります。
「まずは、お風呂の寒さを解消したい」なら、ユニットバスを一新する、窓を断熱するなど、浴室の断熱性を高めるリフォームを優先的に実施し、断熱の効果を実感することから始めてみましょう。
部分リフォームなら、ピンポイントで必要な機能を追加可能です。
デメリット
部分リフォームにおけるデメリットは、以下の3つです。
・家の構造によってはリフォームできない部分がある
・追加費用の可能性がある
・売却しづらいこともある
【家の構造によってはリフォームできない部分がある】
一戸建ての住宅やマンションの構造によっては、部分リフォーム不可の場合もあります。
特に、間取りを変更する工事では、構造上、撤去できない壁がありますので、希望する場合は早めにリフォーム会社に相談しましょう。
【追加費用の可能性がある】
現地調査をしてみると、想定外の傷みが発見されることもあります。
壁や床の内側が腐食していたり、シロアリの被害が発見されたり、ケースによっては、補強工事や駆除作業も必要になりますので、特に築年数が経過した住宅では、追加費用も想定した予算設定をおすすめします。
【売却しづらいこともある】
「せっかくリフォームするなら、デザインにこだわりたい」という方もいらっしゃると思います。
もし、将来、家の売却が予想されるなら、デザインにこだわり過ぎると、売り手が付きにくいといったマイナス面もありますので、奇抜なデザインはできるだけ避けたほうがいいかもしれません。
部分リフォームでできること
「部分リフォームでは、どんなことができる?」と迷う方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、部分リフォームの項目について解説します。
内装リフォーム
部分リフォームとして考えられる内装リフォームは
・壁紙の張り替え
・床材の張り替え
・間仕切りの設置
などです。
長年住み続けていると、壁紙が破れたり、色褪せたり、黄ばんだりすることがありますが、既存の壁紙から新しいものへと変えるだけで、家の中の雰囲気をガラッと変えられます。
床材についても、凹みやきしみ、色あせなどが目立つ床から、木目の美しい、ツヤやかな床にリフォームすることで、温かみのある空間を演出できます。
壁紙・床材ともに、お客様の好みに合うものを選ぶことが最も大切ですが
・汚れや傷が付きにくい
・消臭効果がある
・防カビ加工されている
など、最近では機能性の高い素材も多く販売されていますので、じっくりと比較検討して、商品を選ぶと、メンテナンスが楽になります。
間仕切りの設置は、部屋の使い方を変えたいときに、後から設置できる仕切りのことで、ライフスタイルや家族構成の変化によって、部屋を仕切れるため、大変便利です。
水回りリフォーム
浴室や洗面所、トイレ、キッチンといった水回りと呼ばれる部分も、家の中になりますので、部分リフォームに含みます。
主なリフォームは
・老朽化が原因による設備の修理や交換
・湿気やカビが原因で傷んだ壁紙や床材の張り替え
・収納場所の拡充
などがあげられ、状況に応じてリフォームプランを決めていきます。
水回り工事の特徴として、トイレやお風呂が使えなくなるというデメリットがあります。
「いつリフォームするのが、いいの?」と不安を感じる方は、下記のコラムをご覧ください。
※ いつ行うのがベスト?リフォームをしてはいけない時期やおすすめ時期を千葉市にあるリフォーム会社が徹底解説!
【部分リフォーム】場所別の費用相場
部分的なリフォームがフルリフォームと比較すると、費用を抑えられますが、それでも大きな出費となります。
ここからは、場所・施工内容別の価格帯について、ご紹介します。
内装・建具
①壁紙の交換(6畳) 【3万~5万円】
6畳サイズの部屋の壁紙を、壁・天井とまるごと交換する場合の費用は、上記の通りですが、費用は部屋の面積や壁紙のグレードにより変動します。
壁紙の単価は、量産品のビニールクロスなら、600円から800円ですが、デザイン・機能性の高いものとなると、1500円前後となる商品もあります。
壁紙交換の場合、家具の移動が必要になると、追加費用が必要になることが多いため、事前にチェックしましょう。
②フローリング交換(6帖) 【8万~25万円】
傷んだフローリングの上に、新しいフローリングを重ねる方法なら、一般的な価格の複合材を利用した場合、8万円からとリーズナブルな価格となります。
壁紙同様、無垢材などの高品質な床材を選ぶ場合は、20万円超となるでしょう。
③和室を洋室に変更(6帖) 【35~70万円】
和室を洋室に変更する場合
・床を畳からフローリング
・壁と天井のクロス張り替え
・襖をクローゼットやドアにリフォーム
といった複数の工事を行いますので、費用は大きくなりがちです。
④隣室とつなげて広いLDKへ 【150~200万円】
部分的なリフォームとしては、規模の大きい工事になりますが、リビングと隣りあう部屋の壁を撤去し、広いリビングを造ることができます。
最近では、壁面に造作の収納スペースを取付け、書籍を置いたり、おしゃれなインテリアとして見せるスタイルに人気があります。
施工内容により、工事費用は違いますので、スタッフとの打ち合わせを入念に行いましょう。
水回り
①ユニットバスの交換 【50~150万円】
これから新しいユニットバスに交換するなら、国による補助金も適用される、省エネや断熱効果の高い製品がおすすめです。
タイル貼りの在来工法からユニットバスへのリフォームは、下地の基礎 工事から始めることになりますので、見積もり価格が高額になりがちです。
リフォームにあたっては、理想のイメージをスタッフと正確に共有して、打ち合わせを進めましょう。
最近では、お風呂のバリアフリー工事も人気があります。
②システムキッチンの交換 【50~200万円】
システムキッチンの素材やサイズ、デザインにより、金額にかなりの開きがあり、手頃なI型は50万円台から購入できる一方、L型やアイランド型では、200万円を超えるラインナップもあります。
注意 点としては、食洗機や掃除が簡単なレンジフード、タッチレス水栓など、便利なオプションが豊富なため、つい予算オーバーしてしまうことです。
本当に必要なものを、じっくりと選ぶようにしましょう。
③トイレ設備の交換 【10~50万円】
便器 本体は7万円前後から手に入ります。
工事費は、洋式から洋式なら3万円台からですが、和式から洋式への交換となると、工事費用は高く、10万円以上かかることも珍しくありません。
施工事例
アップリフォームにおきましても、内装や水回りの部分リフォームから、家の内装から外壁や屋根の塗装、玄関も含めた外構に至るフルリフォームまで、多くのご依頼を頂戴して参りました。
施工事例の一部ではございますが、ご紹介します。
掲載については、リフォームにかかる料金を
【~100万円】【100万円~500万円】【500万円~1000万円】
と3段階に区別し、分かりやすくしています。
①(施工場所)千葉市中央区青葉町
(施工内容)浴室 洗面 室 天井・壁クロス、床CF
(工期)9日
(費用目安)190万円
(設備)TOTOオクターブ、TOTOシンラ HKシリーズ Dタイ
before
after
②(施工場所)大網白里市永田
(施工内容)キッチン 天井・壁クロス、床CF 1Fトイレ 天井・壁クロス、床CF 2Fトイレ 床CF
(工期)8日
(費用目安)158万円
(設備)TOTOピュアレストQR、クリナップSTEDIA
before
after
③(施工場所)千葉市緑区おゆみ野南
(施工内容)浴室・1F洗面室・2F手洗い器交換・キッチン・1F2Fトイレ改修
(工期)11日
(費用目安)360万円
(設備)TOTOザ・クラッソ、TOTOネオレストAS1、ウォシュレット一体形GG1、オクターブ、ドレーナ、サザナ HTシリーズ Sタイプ
before
after
施工の詳細やその他の事例は、アップリフォーム 施工実績をご覧ください。
アップリフォームは、千葉市近郊を中心に、地元密着型の住宅リフォーム会社として、地域の皆さまの安心・安全な住まいづくりに貢献いたします。
【部分リフォーム】コストダウンのポイント
費用を抑えるなら、部分リフォームがおすすめですが、予想外の改修が必要になったり、見積り金額が高かったりと、予算内に収まらないことも珍しくありません。
ここからは、できるだけコストを抑えるための方法について、お伝えします。
要望や目的をハッキリさせる
費用が高いと感じたときは、リフォームの目的や要望をもう一度見直してみませんか。
限られた予算内で満足感の高いリフォームをするなら
・どうしても叶えたいこと
・他の方法でも代用できること
・次の機会でも構わないこと
など、いろいろな視点からもう一度計画を見直し、要望に優先順位を付けてみましょう。
また、要望を見直す際には
・メンテナンスが簡単になる
・使い勝手が良くなる
・光熱費の削減や省エネにつながる
といった視点も合わせて、考えてみませんか。
特に、水回り製品を「修理?それとも交換?」と悩んでいるご家庭では、最新の製品に交換することで得られるメリットにも目を向けて検討することをおすすめします。
反面、壁紙や床の場合は、補修で対応する、ハウスクリーニングできれいにする、DIYに挑戦する、といった選択もあります。
優先順位や工事の流れなどをもう一度検討することで、コストダウンにつながる可能性があります。
工事内容に適した業者を選ぶ
リフォームに関連する会社は多くありますが、それぞれ得意分野がありますので、依頼する工事を得意とする業者を選ぶようにしましょう。
専門分野の工事なら、仕入れコストが低く、手際よく施工できるため、工事価格が下がる傾向にあり、おすすめ製品を割安な価格で購入できるチャンスもあります。
どのような工事が得意なのかは、ホームページの施工実績を参考にしてください。
自分の希望するリフォームに実績が多くあれば、初めての業者でも、安心して依頼することができるでしょう。
見積りは複数社に依頼
少なくとも3社程度のリフォーム業者から見 積もりを取ることも、コツの一つであり、少なくとも、3社から見積もりをとることで、適正な価格の業者が明確にわかるようになります。
見積りを依頼する際には、条件を同じにして請求することに、気をつけましょう。
見積り書が揃ったら、価格がいくらなのかに注目するだけでなく
・項目ごとに金額が記載されているか
・追加費用の可能性はあるか
・保証やアフターサービスは充実しているか
などについて、確認しましょう。
価格・サービス内容など、工事全体の概要を比較して、工事会社を決定するようにしましょう。
補助金・助成金を活用する
2025年に活用できるリフォーム関連の補助金は
「子育てグリーン住宅支援事業」
「先進的窓リノベ2025事業」
などがあり、制度の概要については、各省庁のホームページをご参考ください。
補助金を利用するためには、指定された製品を購入する、期限内に申請するなど、いくつかの条件がありますので、利用にあたっては、リフォーム会社としっかりと打ち合わせましょう。
申請は、リフォーム会社によって行われます。
自治体独自の助成金があることもありますので、都道府県のホームページで確認してみましょう。
また、一定の条件を満たすと減税につながる、「リフォーム減税」もあります。
制度をもれなく活用して、コストダウンにつなげましょう。
部分リフォームの詳細について
部分的なリフォームの費用は、現場の状況や条件によりさまざまで、決まった価格がない、というのが実情で、およそに費用を知るためには、リフォーム会社へ見積り依頼する必要があります。
現在、多くの業者が、無料の見積もり対応を実施していますので、気軽に請求してみましょう。
アップリフォームでは、事前に施工方法や費用相場を詳細に把握したい方へ、費用相場だけでなく、素材や製品の選び方や失敗しないためのポイントなどを、ブログにて公開しておりますので、参考にしてください。
※ ちょっとした家の修理はどこに頼む?修理業者の紹介やメリット・デメリットも徹底解説!
※ カーペットからフローリングにリフォームする際の費用相場は?メリット・デメリットや張替え方法・注意点まで徹底解説!
※ 【実例あり】古いトイレの交換時期は?工事日数や費用は?トイレリフォームを初めて検討するときに知っておきたいことを徹底解説!
※ 【浴室リフォーム】お風呂場の窓の寒さ対策!すぐにできる冷気の解消方法から本格的な断熱リフォームまで窓の寒さ対策を千葉市のリフォーム会社が徹底解説!
まとめ
今回の記事では、住まいの部分的なリフォームについて解説しましたが、役立つ情報や知識は得られたでしょうか。
フルリフォームと比較すると、低予算・短期間でリフォームが実施できます。
物価高の今、部分的なリフォームを実施して、快適な暮らしを手に入れましょう。
部分リフォームの費用相場は?メリットや工事費を抑える方法を千葉市のリフォーム会社が施工事例とともに徹底解説しました。
ご質問・お悩みなど、気軽にメールやお電話にてお問い合わせください。
リフォームのご相談なら千葉県のアップリフォームにおまかせください!
当社は千葉市中央区に所在するリフォーム会 社です。千葉市の他にも四街道市・佐倉市・市原市・習志野市・船橋市・八千代市などの地域から多数のご依頼を頂いております。お風呂・キッチンなどの水廻りのリフォームを中心にフルリフォーム ・リノベーションもお任せください!
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